札幌人図鑑
2024年03月18日
第1949回 映画「奇跡の子」監督 沼田博光さん
「舞鶴」という名を冠した小学校が廃校になってしまう。子供たちに、この地域の魅力を忘れないで欲しい。そこで、かつて沢山飛来していたタンチョウを呼び戻そうと、14人の農民たちが奮闘。長沼町の美しい田園風景と共に繰り広げられる奇跡の実話だと語ります。今日のゲストは映画「奇跡の子」監督の沼田博光さんです。長沼町の歴史は、水害との戦いの歴史。テレビの報道マンとして農民たちの取材をする中で、何十年も前の記憶が一気に蘇り愕然とした。この物語を伝えるのは映画だ!そう思いトータル7年に及ぶ撮影をしたが、テレビと映画の撮り方はまるで違った。独学で試行錯誤し、天気を見ながら追加撮影など大変だったと振り返ります。
映画「奇跡の子」
映画「奇跡の子」
2024年03月11日
第1948回 サイボウズ株式会社 地域クラウドプロデューサー 永岡恵美子さん
起業のネタはアイディアの宝庫。毎回5名の登壇者が5分のピッチで想いを語る。観客は応援したいと感じた人に1票を投じる。その数に応じて活動資金として登壇者に渡す仕組み。地域をチームにし、一歩を踏み出す人を応援する。戦う時代は終わり、応援し合う時代にと力を込めます。今日のゲストはサイボウズ株式会社地域クラウドプロデューサーの永岡恵美子さんです。短大卒で大手銀行へ就職。エリートに揉まれ厳しい環境で15年勤務したが「本当の自分で生きていきたい」と感じベンチャー企業へ。その後様々な経験を積みながら6回転職。7社目で今の会社に就職すると、社長から「仕事は自分で作れ」と言われたと振り返ります。
サイボウズ株式会社
札幌地域クラウド交流会 Facebook
*次回は3月25日 EZOHUB SAPPORO で開催されます
サイボウズ株式会社
札幌地域クラウド交流会 Facebook
*次回は3月25日 EZOHUB SAPPORO で開催されます
2024年03月04日
第1947回 北海道ダートトライアル ジュニアクラスシリーズチャンピオン 坂井理崇さん
サーキットレースと違い、公道を舞台としたモータースポーツ「ラリー」。普段は林道を使う事が多いが、北海道開催だった2008年のラリージャパンでは札幌ドーム内に特設コースを作り2台同時に出走、短いテクニカルなコースでコンマ1秒の戦いを間近で見られた。出るのも見るのも楽しい「ラリー」の魅力を伝える仕掛け作りがしたいと力を込めます。今日のゲストは会社員の傍ら週末は道内外の様々なラリーに参戦している、北海道ダートトライアルジュニアクラスシリーズチャンピオンの坂井理崇さんです。モータースポーツが好きなのは父の影響。高校時代のロードバイクレースから始まり、大学では自動車部へ。車の整備とバイトに明け暮れながら全国の様々な大会に出場。しかし先輩と参加した大会で大事故に遭う。体へのダメージも大きく手術を繰り返したが、幸い事故の記憶が全くないため恐怖心ゼロ。親にも内緒ですぐにレースに復帰したと笑います。
フォーラムエイト・ラリージャパン2024
フォーラムエイト・ラリージャパン2024
2024年02月26日
第1946回 株式会社 Brest 代表取締役 油矢紗也香さん
話し手を育てる事務所を立ち上げて15年になる。テレビレポーターやラジオパーソナリティー、イベントMCなど20人ほど所属するまでになった。しかしどの業界でもそうであるように、いま若手人材が不足している。需要はあるので大募集だと力を込めます。今日のゲストは株式会社Brest代表取締役の油矢紗也香さんです。通っていた中学は演劇部が強く、大会があれば上位入賞常連、公演を行えば沢山の観客が集まるほど人気があった。しかし進学した高校は演劇部が小さく、中学時代とのギャップを感じ物足りない。そこで地元の社会人劇団に入った。大人に混ざって芝居の稽古に熱中する中、テレビの再現ドラマなどの仕事も振られるように。高校時代から札幌の放送局に出入りして、忙しく楽しく、夢中だったと振り返ります。
株式会社Brest
株式会社Brest
2024年02月19日
第1945回 Out Woods代表 / フリーの木こり 足立成亮さん
山に入り間伐をしながら人間が関われるような道をつけるのが得意。木を切って終わりではない。次の木こりが来た時の為に、次に繋がる痕跡を残すことが大切。近年、森を街に届けるような仕事が増えた。奥山と里山の森の掟を守りつつ、人間社会と森の未来境界線を作ってあげたいと力を込めます。今日のゲストはOut Woods代表でフリーの木こりの足立成亮さんです。大学時代から写真が好きで、就活もせずにフラフラしていた。26歳になる頃、そろそろちゃんと仕事をしよう、自分は何が好きか、何をしようかと考えた。思えば写真は、子供の頃からずっとそこにあるような森や木ばかりを撮っていた。やっぱり自分は木が好きだ!森で仕事がしたい!しかし森の中にいる自分はイメージできたものの、具体的な職業を考えると、どれもピンとこなかったと振り返ります。
Out Woods Facebook
Out Woods Facebook
2024年02月12日
第1944回 俳優 リンノスケさん
第21回AAF戯曲賞受賞記念公演『鮭なら死んでるひよこたち』(2024年2月22-23日琴似コンカリーニョ)に出演する。色付けされたことに気づかず鳴くひよこや、産卵後に死ぬサケ等のイメージから人の性(さが)や巡る命の不思議さに人生観を織り交ぜた物語。スタンドアップコメディーのライブ感も楽しんで欲しいと力を込めます。今日のゲストは俳優のリンノスケさんです。中高時代はサッカーが好きだったが、進学した札幌市立大学の新入生歓迎会で演劇部のステージを見て「これだ!」と思った。それからは俳優をやりながら、コンテンポラリーや舞踏など、今まで言葉にならなかった表現に出会ってきた。言葉を操る演劇は左脳、直感で動くダンスは右脳。どちらもバランスを取りながら舞台に立っていると語ります。
【札幌演劇シーズン2024-冬】
鮭なら死んでるひよこたち
リンノスケさん インスタ
【札幌演劇シーズン2024-冬】
鮭なら死んでるひよこたち
リンノスケさん インスタ
2024年02月05日
第1943回 ギタリスト / 作曲家 曽山良一さん
箏・尺八・ギターで北海道音楽を目指すグループ「遠TONE音(とおね)」のギタリストとして9枚のCDアルバムを発表。国内・海外でも演奏活動をしており、NewアルバムはAIR Do、JAL国際線の機内プログラムでも紹介され、今年は結成31年になると語ります。今日のゲストはギタリストで作曲家の曽山良一さんです。もともとサッカー少年で実業団を目指していたが、友人と行ったライブがきっかけでギターに目覚める。ギターは独学だったが、高校時代は毎日のように中島公園のYAMAHAへ通った。音楽好きの大人たちと同じ空間に居たかった。その後、バンド活動をしていると東京の事務所から声がかかる。「ロッテ歌のアルバム」が最初の仕事だった。バラードシンガー倉橋ルイ子のバンドリーダーとして全国をまわっていた頃、宇崎竜童さんから和楽器を加える事を提案されたと振り返ります。
遠TONE音(とおね)
遠TONE音(とおね)