札幌人図鑑
2023年01月23日
第1890回 株式会社感動いちば 代表取締役社長 坂崎雄一郎さん
北海道の蟹・いくら・帆立などを豪華に詰め合わせた「年越し海鮮福袋」が大ヒット。ネット通販花盛りの時代に、あえて新聞の折り込みチラシで勝負し、功を奏した。きっかけは北海道物産展で買い物をしているお客様の多くが高齢者だと気付いた事。チラシを見て商品を選び、電話で注文というニーズはまだまだあると語ります。今日のゲストは株式会社感動いちば代表取締役社長の坂崎雄一郎さんです。東京出身。地元の進学校に入学し、高校受験は心配無いないと趣味と遊びに没頭。気づけば同級生が目指すような大学進学は難しく「人とは違う生き方を」と北海道大学へ。大学生活は楽しかったものの、想像していた開拓者精神は感じられない。愛着のある北海道が、自らを安売りしているように見える。だから自分は北海道の応援をするような仕事をしようと決めた。就活の時期、やはり「サラリーマンではない生き方を」と考えたが、サラリーマンを否定する為に、まずは一度やってみようと大手企業に就職。ところが父に報告すると心中を見抜かれ「何年で辞めるんだ?」と聞かれた。思わず「3年だ!」と言い返したと笑います。
株式会社感動いちば
株式会社感動いちば

2023年01月16日
第1889回 山岳ガイド / 山岳スキーヤー 佐々木大輔さん
国際山岳ガイドとして、国内や海外のツアーを企画している。2023年のGWにはグリーンランドへ。海の凍ったイヌイットの村から犬橇で対岸へ渡り、山を登りスキーで降りてくる。シロクマ対策にライフルを持って行くような場所。世界中どこを見ても、そんな体験が出来るのはそこだけ。ツアーは自分が行ってみて楽しかったところに連れて行く感じだと笑います。今日のゲストは山岳ガイドで山岳スキーヤーの佐々木大輔さんです。札幌の中央区でありながらも、ヒグマが歩き回る自然色濃い盤渓の地で育った。小さい頃から自然が大好き。小学生の頃、植村直己の本を読み世界の冒険に憧れた。中学の頃、秀岳荘(アウトドアショップ)でネイチャーガイドのパンフレットを見つけ、沢登りに参加。それをきっかけに、大人に混じってアウトドア体験を重ねた。体にロープを付け、緊張のなか垂直に近い山を登った時の、喜びや達成感は忘れられないと振り返ります。
佐々木大輔さん Web
佐々木大輔さん Web

2023年01月09日
第1888回 北海道応援団会議 スマイルアンバサダー Reiko Tokushige Rogersさん
2017年に友好提携宣言をした北海道とハワイ州。5周年となる今年度は双方向での交流イベントに加え、2023年3月には他では経験できないスペシャルなツアーも計画しているので是非ご参加をと力を込めます。今日のゲストは北海道応援団会議 スマイルアンバサダーのReiko T Rogersさんです。ワイキキのホテル内にある「studio RIM」を経営。FMノースウェーブの人気番組「ISLAND BREEZE FROM HAWAII」を制作している。ラジオは人や情報が集まる場所。なので現在はイベント企画の仕事や、ハワイの高校生に北海道の魅力を伝える仕事、日本からの旅行者や留学生の為のサポートなども行っている。ハワイで仕事をするようになって22年。色んなことがあったけど、番組を休んだことは一度もないと振り返ります。
スタジオリム ハワイ
スタジオリム ハワイ

2023年01月02日
第1887回 元アイスホッケー女子日本代表キャプテン 大澤ちほさん
ソチ、平昌、北京と3大会連続「スマイルジャパン」のキャプテンとして代表チームを牽引。個性豊かな選手たちをまとめたり、コミュニケーションをとっていくのは得意だと思う。他人を知ることで自分を知ることが出来る。他人との違いを知って、自分にしかできない事、自分だからできる事に「変換」する事が大切。キャプテンマークの付いた3枚のユニフォームを持つのは、世界でも自分だけと胸を張ります。今日のゲストは元アイスホッケー女子日本代表キャプテンの大澤ちほさんです。2018年からスウェーデンリーグに参戦。そこは休みの日には家族そろってアイスホッケーの応援に行くのが当たり前のような、街中でホッケーを楽しむ文化があった。羨ましいと同時に懐かしい気持ち。自分が子供の頃、地元の苫小牧もそんな雰囲気だったから。昨年、現役を引退。今はアイスホッケーの普及活動「スマイルプロジェクト」に力を入れている。小学校のスケート授業などで見せると、目をキラキラさせて喜んでくれる。ホッケーが私に教えてくれたことを、みんなに伝えて行きたいと力を込めます。
株式会社MONSTARdesign
株式会社MONSTARdesign

2022年12月26日
第1886回 ラジオパーソナリティー 松尾亜希子さん
リスナーから寄せられた喜怒哀楽に「どすこい!」と叫ぶ人気のコーナー「松尾部屋」。番組で紹介されれば恋が実ると評判になった事も。アーティストインタビューには特に力を入れている。素晴らしい選曲と合わせて是非楽しんでと語ります。今日のゲストはラジオパーソナリティーの松尾亜希子さんです。福岡出身。ラジオリポーターを皮切りにテレビへとフィールドを広げていった。海外ロケに行ったり昆虫を食べたり、体当たりの仕事も沢山あったが、福岡ホークスが優勝した際のビールかけ会場で(当時の)王監督にインタビューをするなど得難い経験も。札幌へ来たきっかけは夫の転勤。AIR-G'で番組を担当して19年になるけれど、やっぱりラジオが大好きだと笑います。
AIR-G'
AIR-G'

2022年12月19日
第1885回 フィットネストレーナー 林不二夫さん
市内のスポーツクラブでエアロビクスやボクササイズを教えるかたわら、テレビ体操の監修もしてきた。ラジオ番組では、自ら発信しているブログタイトルと同名の「尻ミッターフジオ」として活躍。体を動かすのが大好きで、趣味はハマチャチャ(横浜チャチャ)だと笑います。今日のゲストはフィットネストレーナーの林不二夫さんです。横浜出身。サラリーマンをしていた頃、満員電車に毎日揺られる日常に疲れ果て鬱になった。しかし、もともと通っていたフィットネスクラブに行って体を動かすと気分が変わる。「運動は薬になる」と実感したし、「僕はここに居たい」と思った。熱心にフィットネスクラブへ通ううち、会社を辞めてインストラクターの道へ。ブートキャンプが大流行しフィットネスブームだったさなか、ブログを見たメディアの方から問い合わせが来たと振り返ります。
尻ミッターフジオ 公式サイト
TEDxSapporo 2022
尻ミッターフジオ 公式サイト
TEDxSapporo 2022

2022年12月12日
第1884回 札幌新陽高校 校長 赤司展子さん
2021年4月より現職。それ以前は商社やインテリア業界、証券会社、コンサルファームと、業種も職種もバラバラの「越境キャリア」。現在もSTEAMプログラムの企画開発や学校向け経営アドバイザリーなども行う「複業する校長」だ。教育って、誰にでも合う一つの正解は無いけれど、自分の得意なスタイルで学べる場所がどこにもないと思っている子に、新陽ならあるよ!と伝えたい。“人物多様性”を実践するために、生徒や先生たちとの「対話」を日々大切にしていると力を込めます。今日のゲストは札幌新陽高校校長の赤司展子さんです。教育というフィールドに関わるきっかけは、東日本大震災の時、勤めていた会社が被災地支援で社員を現地に派遣した、新しい学びを作る現地プロジェクトマネージャーとして2年務めた事。しかしそこへ手を挙げたきっかけは他にもある。311の後、会社が計画停電で1週間休みになり、手持無沙汰で受診した人間ドックで乳がんが見つかる。若年性で進行が早く、即手術。その後、辛い治療が続いたが仕事に復帰出来るまでになった。あの時、もう少し受診が遅れていたら…。命と向き合う時間を経て「これからは恩返しの人生」と考えるようになり、社内公募で手を挙げたと振り返ります。
札幌新陽高校校長
ウィーシュタインズ株式会社
札幌新陽高校校長
ウィーシュタインズ株式会社
