第1834回 北海道大学総合博物館 副館長 大原昌宏さん
2016年にリニューアルし、翌年の来館者は22万人を超えた。北大の歴史や北大全12学部を紹介する展示、約300万点の標本や資料の一部を公開する展示などの常設展ほか、期間限定の企画展にも力を入れている。その土地が文化的かどうかは博物館を見ればわかる。自然の勉強ができるので、ここに来て関心を持つ人が増えれば環境保全にも繋がると力を込めます。今日のゲストは北海道大学総合博物館副館長の大原昌宏さんです。子供の頃から虫が大好き。高校時代は生物部で「糞虫」の研究に明け暮れた。そこで大学でも「糞虫を研究したい」と教授に申し出ると、すでに研究者が多い事を理由に、糞虫に似た「エンマムシ」の研究を薦められた。調べてみると、とても生態がユニークだったと振り返ります。
北海道大学総合博物館
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