第1881回 札幌市立大学 デザイン学部教授 西川忠さん
専門は歴史のある建築物の診断や保存。その専門性を活かして昨年、還暦で新米教師となった。故郷の浦臼には石造りの古い建物がいくつもある。そんな建築物を町おこしに活用し、生まれ故郷を元気にしたい。そんな想いを幼なじみの町長に提案、学生と一緒に取り組みを始めたと語ります。今日のゲストは札幌市立大学デザイン学部教授の西川忠さんです。道立寒地研究所を経て民間企業へ。上司から「まずはドクターを」と言われ、会社勤めをしながら北大へ通い論文を書いた。その後、重要文化財の調査や保存に関する相談や仕事が増えてきた。群馬県の富岡製糸所、広島県の原爆ドームなど、どうやってボロボロのままボロボロにしないかを考えるのだが、木造と違ってルールが無いぶん面白かったと振り返ります。
札幌市立大学デザイン学部
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