札幌人図鑑 › スポーツ人
2016年11月01日
第1221回 プロサッカー選手 山本真也さん
昨年11月まで、21年間教員をしていたが退職。トライアルを受けプレミアリーグのプロサッカー選手としてモンゴルへ向かう時、「プロ未経験でこの年齢(最高齢)で海外に行くのは日本初!」とスポーツ紙にデカデカと紹介されたと笑います。今日のゲストはプロサッカー選手の山本真也さんです。Jリーガーになることしか考えなかった学生時代。しかし希望は叶わず縁あって教員の道へ。仕事は性に合い長く続けていたが、あるとき大学時代の後輩に誘われ好奇心から CHALLENGEUS ASIA に参加。自分よりサッカーが上手くて人間的にも素晴らしいプレイヤーが、世界各国でトライアルを受けサッカーと向き合う姿に衝撃が走ったと振り返ります。
さっぽろAMスポーツクラブ
さっぽろAMスポーツクラブ Facebook
さっぽろAMスポーツクラブ
さっぽろAMスポーツクラブ Facebook
2016年08月30日
第1202回 元セパタクロー日本代表 萩原雄太さん
漫画「キャプテン翼」の影響で小3からサッカーを始めた。でもボールを蹴るのは好きだったけど人との駆け引きは苦手。だからボレーシュートをとにかく練習。オーバーヘッドキックが得意だった。中学の時、「キャプテン翼・第5巻」でセパタクロー3兄弟が登場。3対3で足でやるバレーボールを見てこれだ!と思った。誰よりも高くジャンプして誰よりも強く蹴る。そんなシンプルさに惹かれたと振り返ります。今日のゲストは元セパタクロー日本代表の萩原雄太さんです。マイナースポーツなので全てセルフコントロール。だからセパタクロー以外のスポーツも見て、そして漫画も見て自分の動作解説をする。棒人間を書いてイメージを作ることも。16コマ…20コマ…どんどん増えると動画解析になり、オリジナル練習法も考案できる。2007年日本代表になって世界選手権に!韓国遠征に行ったときは胸が震えたと語ります。
萩原雄太さんFacebook
萩原雄太さんFacebook
2016年07月20日
第1173回 顔マラソン/フェイサー 杉田勇一さん
北海道マラソンと同じ日に、違うルートの42キロを走っている。それはGPSを利用して作ったオリジナルコースで、札幌の地図をなぞるとメガネをかけたオジさんに見える。○条○丁目信号から右へ曲がる・とか、ガソリンスタンドまでしばらく直進・などの細かい「指示書」は、東京在住のマラソン仲間、浜ちゃんがストリートビューを駆使し、実際に走ることなく制作。5月5日には全国一斉顔マラソンで盛り上がったと笑います。今日のゲストはフェイサー(顔マラソンで走る人)の杉田勇一さんです。20代の頃は水泳が好きだった。その後、妻の好きなロードバイクも楽しむように。すると友人から「あと、マラソンができればトライアスロンにも出られるね」と言われたが、走るのだけは嫌だった。なのにひょんなことから、マラソン大会に参加するハメに。案の定、散々な成績で恥ずかしい悔しい想いをしたと振り返ります。
顔マラソンWeb
チームねねすけ Facebook
顔マラソンWeb
チームねねすけ Facebook
2016年06月08日
第1143回 NPO法人フリースタイルスキーHokkaidoサポーターズクラブ 伊藤孔一さん
メダルを期待される選手がメディアを賑わしている時は、国民も注目するしスポンサーも付きやすい。当然、逆もある。成績上位の道産子スキーヤーが、スポンサーを求めどんどん道外へ出てしまうのは誠に残念。そこで道内でもトレーニングの環境を作りメダリストを育てようとNPOを設立したと語ります。今日のゲストはNPO法人フリースタイルスキーHokkaidoサポーターズクラブ代表理事の伊藤孔一さんです。自らもモーグル選手だった。メダルを狙い練習に明け暮れたが、怪我が多く大学4年で選手を引退。市役所に就職した。その後、先輩に頼まれ働きながらコーチを続ける。日中頑張って働き、夜はスキー場へ通う毎日。有給休暇を全て使って選手の遠征にも可能な限り同行した。ところが5年前、選手時代の先輩が病気で亡くなってしまう。せっかく育てた選手をもっと本気で育てたいという想いが強くなり役所を退職、現在に至る。今後も支援を募り、夏場のトレーニング環境を強化したいと力を込めます。
NPO法人フリースタイルスキーHokkaidoサポーターズクラブ
NPO法人フリースタイルスキーHokkaidoサポーターズクラブ
2016年06月07日
第1142回 カーリングチーム LocoSolare 吉田夕梨花さん
この春、東海大学国際コミュニケーション学科を卒業。憧れの一人暮らしは学校とトレーニングと家事の両立で大変だったが苦ではなかった。学校の勉強も楽しく、特に英語は頑張った。いつか語学留学もしてみたいと瞳を輝かせる。今日のゲストは3月にカナダで行われた女子の世界選手権で見事準優勝を果たした常呂カーリングチーム「LocoSolare(ロコ・ソラーレ)」の吉田夕梨花さんです。カーリングを始めたのは5歳の時。母や姉(同チームの知那美さん)と自然に楽しんでいた。実は子供の頃から水泳・スケート・バスケ・吹奏楽・日舞などなど習い事はたくさん。でもずっと続けられたのがカーリングで、13歳で初めて日本選手権に出場している。高1の頃、スランプもあったがあるコーチの一言で奮起。あのとき辞めずに良かったと思う。カーリングは競技人生が長いのも魅力。ママになって戻ってくる事もできる夢のスポーツと語ります。
カーリングチーム LocoSolare
カーリングチーム LocoSolare
2016年06月03日
第1140回 NPO法人セカンドサポート 芳賀博信さん
北海道初のブラインドサッカーチーム「ナマーラ北海道」を運営している。選手5名のうち2名以上が視覚障害者というのがルールで、全員ブラインド(目幕し)状態でプレイ。やってみるとサッカー経験者でも難しく奥が深い。壁をうまく使うなどの戦術もさることながら、選手間で声を掛け合うコミュニケーション能力が問われるスポーツ。現在、月に一度ペースで体験会を開催しているので、ぜひご参加をと語ります。今日のゲストはNPO法人セカンドサポート理事長の芳賀博信さんです。2012年までコンサドーレ札幌の選手だった。しかし華やかな現役中とは対照的に、引退すると出来ることが見つけられず苦しんだ。そんな中、施設訪問でブラインドサッカーの戸谷選手と出会い北海道にはまだチームがないことを知る。「ないなら作ろう!」と盲学校の先生や行政の方に相談しながら、資金の準備のためにNPOを設立。声をかけると賛同者は多く、2年でスムーズに設立した。今はサッカーに限らず様々なアスリートのセカンドキャリアを支援していると語ります。
NPO法人セカンドサポート
NPO法人セカンドサポート
2016年05月25日
第1133回 北海道初 女子硬式野球部監督 石井宏さん
北海道の高校に初の女子硬式野球部が誕生する!硬式をやるにはクラブチームしかないと思っていた子も、軟式でやっている子も道内にはたくさんいい選手がいる。来年一期生を迎えるため、「これから全道にスカウトに行きます!」と力を込める。今日のゲストは札幌新陽高等学校教諭の石井宏さんです。プロ野球選手を引退後、2012年に京都両洋高校の女子硬式野球部を創設、監督を務めた。強くなりたいと思う気持ちは男子も女子も一緒。だから運動メニューも男子とほとんど変わりはない。一人ひとりが目標に近づけるように育てたい。同時に、教育の場でもあるのでみんなにチャンスをとも考えている。自分の親が歳をとり、地元北海道へ帰ることを決めたタイミングに、札幌新陽高校から監督のオファーが来た時はとても驚いたと語ります。
札幌新陽高等学校
石井宏さんプロフィール
札幌新陽高等学校
石井宏さんプロフィール
2016年04月15日
第1105回 全日本なぎなた連盟教士 北野典子さん
なぎなたは戦国時代に弁慶が戦の中で使った護身術。江戸時代には大奥の見張り番が使っていたほど、力も入らず小柄な人でもできるため女性に向いた武道だと語る。今日のゲストは全日本なぎなた連盟教士、北海道なぎなた連盟理事長の北野典子さんです。月寒小学校に通っていた頃、学校開放でやっていた剣道を習おうとしたら「女の子なら、なぎなたでしょう」と言われた。体が小さく体力的にも弱かったが、続けていくうちに体力がついたし、礼儀作法が身につき、精神も鍛えられた。なぎなたができないとストレスがたまるので、教士になってからも子供をおんぶして稽古を続けてきた。いま小中学生の生徒を大募集。人数が少ないので、いま始めたら日本武道館での全国大会へすぐ行けるように指導しますと力を込める。現在はフラダンスのほか、水泳を習いに行っている。習うと習う人の気持ちがわかるので、教える時の参考になると笑います。
全日本なぎなた連盟
全日本なぎなた連盟
2016年04月08日
第1100回 長野五輪金メダリスト 清水宏保さん 船木和喜さん
昨年11月からコミュニティーチャンネルJ:COMにて番組化された札幌人図鑑。1100回を記念してアリオ札幌で公開収録をしました。ゲストに長野五輪金メダリストの清水宏保さんと船木和喜さんをお迎えした43分30秒のスペシャルバージョン。ほぼノーカットでお届けします。臨場感たっぷりでお楽しみください。
弘前大学大学院で医療とスポーツの連携について研究している清水さんは、スケートを始めた意外なきっかけを告白。「今日もこれから大倉山で飛ぶんです」と会場を仰天させた船木さんは、地元・余市のリンゴを使ったお菓子を全国の物産展などで販売し、引退したスポーツ選手の雇用やジャンプ競技の支援に繋げていると語ります。
清水宏保さん オフィシャルブログ
船木和喜さん 株式会社F.I.T サイト
弘前大学大学院で医療とスポーツの連携について研究している清水さんは、スケートを始めた意外なきっかけを告白。「今日もこれから大倉山で飛ぶんです」と会場を仰天させた船木さんは、地元・余市のリンゴを使ったお菓子を全国の物産展などで販売し、引退したスポーツ選手の雇用やジャンプ競技の支援に繋げていると語ります。
清水宏保さん オフィシャルブログ
船木和喜さん 株式会社F.I.T サイト
2016年03月24日
第1089回 北海道少林寺拳法連盟事務局長 阿達美恵子さん
礼儀が身につき、精神は鍛えられ、体も丈夫になる。女の子は護身術になると親御さんにも人気。男性が多いと思われがちだがダイエットにもなるし女性にも向いていると語ります。今日のゲストは北海道少林寺拳法連盟事務局長で札幌少林寺拳法協会副理事長の阿達美恵子さんです。特に運動経験のない中、40歳を過ぎた頃同僚の勧めで始めた少林寺拳法は現在7段。事務職だったが、道場に来て汗を流すとストレスも吹き飛び気分爽快。定年退職してからは、連盟事務局の仕事を手伝うようになった。少林寺拳法をしている人は、心の綺麗な人ばかり。長く続けてきた理由の一つに、そんな人との繋がりがあると思う。現在も少林寺拳法札幌あかしやスポーツ少年団代表として、子供から一般まで指導に当たっていると語ります。83歳。
北海道少林寺拳法連盟
札幌少林寺拳法協会
北海道少林寺拳法連盟
札幌少林寺拳法協会