札幌人図鑑 › 子育て
2024年10月07日
第1978回 音楽療法グループにじおとひろば 代表 永宮千里さん
0才からは天使のリズム、3才からは音楽と遊びのムーブメント。発達の凸凹があっても大丈夫。音楽療法を基本にしたプログラムを一緒に楽しむ事で、まずはお母さんを元気にしたいと力を込めます。今日のゲストは音楽療法グループにじおとひろば代表の永宮千里さんです。音楽とこどもが大好きで、音楽教室で講師をしていた。結婚し妊娠がわかると、子どもが生まれたら一緒に音楽教室に通おうと楽しみにしていた。待ちに待った出産直後、子どもがダウン症であることを告げられた。あの衝撃は忘れられない。不安で眠れない夜が続いた。周りからたくさん応援の言葉も頂いたけれど、一番励まされたのは音楽だった。そうか、言葉より音楽だ。その事に気付き、子どもと一緒に音楽を楽しむようになったと振り返ります。
音楽療法グループにじおとひろば
音楽療法グループにじおとひろば
2023年11月20日
第1932回 ビー玉と木のおもちゃ アトリエマーブル / おもちゃ作家 金子周平さん
手稲区の一軒家をまるごとアトリエに改装。一歩足を踏み入れると、そこは美しくユニークなマーブルマシンがいっぱい。奥の壁一面には「ハザイジン」と「ドングリジン」の壮大な街が広がり、大人も子どもも夢中になる。ビー玉が誘うファンタジーな世界に触れて、楽しんで欲しいと語ります。今日のゲストはビー玉と木のおもちゃ「アトリエマーブル」おもちゃ作家の金子周平さんです。保育士になりたての頃、5歳の男の子に「おもちゃを作って」と空き箱を渡された。木の迷路を作ってあげると大喜び。しかし人気ですぐに壊れてしまう。この事をきっかけに仕事をしながらおもちゃ作りを始め、26歳の時「ビー玉のおもちゃ作家になろう」と決めた。そこで木を扱う基本の技術を学ぶため、旭川の技術専門へ通ったと振り返ります。
ビー玉と木のおもちゃ「アトリエマーブル」
ビー玉と木のおもちゃ「アトリエマーブル」
2023年07月03日
第1912回 特定非営利活動法人 ソルウェイズ 共同代表理事 運上昌洋さん
医療的ケアのある重症心身障害児を在宅で介護しているお母さんたちが集まり、子どもたちの居場所を作ろうと団体を立ち上げた。子どもの可愛い盛り、お母さんには「介護」ではなく「子育て」をして欲しい。お母さんだって幸せになって欲しいと力を込めます。今日のゲストは特定非営利活動法人ソルウェイズ共同代表理事の運上昌洋さんです。本業の建築士として石狩のまちづくりをしてきた。高齢者の看取り、子ども食堂、無料の学習塾など様々な取り組みに関わり、地域の方から相談も受けてきた。そんな中、2人の障害児を育てる女性と出会い結婚。子どもが2人増え、現在は4人の子育て中。高齢者の制度はだいぶ出来てきたけど、障がいのある子の制度は出来ていないと思う。2025年を目標に、どんな子も受けられる、夜間も泊まれる診療所を建設予定。まずは広く知ってもらう事が大切なので、建設予定地でチャリティーイベント等を開催すると語ります。
特定非営利活動法人ソルウェイズ
特定非営利活動法人ソルウェイズ
2023年04月10日
第1900回 カミニシヴィレッジ ディレクター 大谷壮史さん
「Live Together,Love Together」がコンセプト。小学校の廃校で閉ざされかけた教育の場が、認定こども園の移設というかたちで新たな一歩を踏み出した。美味しい珈琲や丁寧に手作りされた「おにぎり」を食べながらラウンジで寛ぐ。併設のランドリーを使って家事の手間を少しだけ減らし、そのぶん子どもと向き合う時間を増やす。廃校となった小学校が地域の優しい居場所として生まれ変わったこのような例は、全国的にも類を見ない。今日のゲストはカミニシヴィレッジ・ディレクターの大谷壮史さんです。家業であった幼児教育だが、高校時代まで関心は無かった。しかし大学時代にあるきっかけで興味を持つようになり、大学を入り直して資格を取得。卒業後は神奈川県の幼稚園に勤務。幼児教育の素晴らしさや大切さを感じる一方、園での時間だけでは足りない、家庭も地域もみんな一緒にと考えるようになった。実はここ、自分が小3の時に母校が分裂して出来た小学校。当時はマンモス校だったと振り返ります。
*札幌人図鑑はお陰様で1900回を迎えました。これからも素敵な札幌人をご紹介して参ります。ありがとうございました!MC福津*
カミニシヴィレッジ
*札幌人図鑑はお陰様で1900回を迎えました。これからも素敵な札幌人をご紹介して参ります。ありがとうございました!MC福津*
カミニシヴィレッジ
2022年11月14日
第1880回 BIRUMA株式会社 代表取締役 小向叶ノ音さん
お母さんが本当に必要な時、いつでも安心して子どもを預けられる24時間保育園「ペンタゴン」を経営。それはかつて自分自身が強く求めていた場所で、自ら経営方針を決め保母さんを面接して実現した。企業主導型保育施設「キッズプラス」は、昼間の保育時間の中で運動やアート・習字などの習い事が出来る。帰宅後はゆっくり家族の時間が持てると好評で、これもまた自分自身が欲しかった子育ての形だと力を込めます。今日のゲストはBIRUMA株式会社代表取締役の小向叶ノ音さんです。夫の仕事の関係で札幌へ引っ越し、誰も知り合いのいない中で出産・子育てを経験した。睡眠不足で毎日クタクタ。夫は仕事が忙しく子供と二人きりの生活にノイローゼになった。少しだけ眠りたくても預ける事も出来ない。ココロがボロボロで乳幼児健診にも行けなかったある日、保健センターから一本の電話が。「お母さんですか?」と声を掛けられ、涙が溢れたと振り返ります。
24時間保育園 ペンタゴン
企業主導型保育施設保育園 キッズプラス
24時間保育園 ペンタゴン
企業主導型保育施設保育園 キッズプラス
2021年12月20日
第1833回 マタニティサポート 島津裕太さん
来年、本業とは別に、子育て中のお母さんのサポート事業を立ち上げる。家事代行サービスをメインにオンラインサロンを開設し、これまでにない形でのサービスを実現したいと語ります。今日のゲストはマタニティサポートの島津裕太さんです。きっかけは7年前の、母の死。癌で余命が少ないと知り、当時勤めていた会社を辞め泊まり込みで看病をした。亡くなる2日前、看病疲れが溜まり全身に蕁麻疹が。たまに意識が戻る程度だった母に「蕁麻疹が出ちゃって痒い」と話したが、母は朦朧としていた。亡くなった後に看護師さんから、夜勤で見回りに来た時に少しだけ会話が出来たこと、最後の力を振り絞って話した言葉が「息子、息子…かゆい、かゆい」という言葉だったことを告げられる。母親とはなんて偉大なんだ。何か恩返しがしたい。母はもう亡くなってしまったから、子育て中のすべてのお母さんの為のサービスをと力を込めます。
マタニティサポート
マタニティサポート
2021年09月20日
第1820回 ベビーシッターサービス まかな代表 森清希里さん
有資格者8割のベビーシッターの会社を経営している。実務経験をされている方が多いので、シッター中も季節の制作物を子供と一緒に作ったり、音楽や英会話を教えることも。発熱時のお預かりもしているので、いざという時の為に普段から敷居を下げて利用して欲しいと語ります。今日のゲストはベビーシッターサービス まかな代表の森清希里さんです。学生時代から子供が大好きで、迷うことなく保育の道へ。ところが幼稚園勤務は激務で体調不良が続き、結婚後も続ける事はできなかった。それでも出産後に仕事をしたいと思った時、思い浮かんだのはやはり保育。しかしシッターとして勤めるのではなく経営者になろうと思ったのは、父の影響が強かったからと振り返ります。
ベビーシッターサービス まかな
ベビーシッターサービス まかな
2021年06月08日
第1805回 合同会社S cloud innovatioN代表 堤 汐莉さん
ワンオペ育児に追われる毎日。札幌の子育てに有益なフリーペーパーのような情報を、子供を抱きながらスマホでパパっと手に入れたい。しかしせっかく検索した情報を、どこで見たかわからなくなる事も。そこで本当に使いやすい情報だけが整理整頓されたアプリ”Mom's Map”を制作。子育ての隙間時間を使いながら、わずか一ヶ月半でリリースできたのが自慢だと笑います。今日のゲストは合同会社S cloud innovatioN代表の堤汐莉さんです。自分で会社を起こすときに、一番犠牲にしたくないのが子供との時間だったので、我ながらすごく便利なものが出来たと思う。自分のこの経験を活かし、アプリ開発・運営、アプリ広告業、アプリ代行の他、イベント主催・運営、保育所運営など事業をどんどん拡大している。子育て中のニーズが分かっているからこそ、出来る事はまだまだあると力を込めます。
合同会社S cloud innovatioN
合同会社S cloud innovatioN
2021年03月29日
第1793回 こどもカンパニー株式会社 代表取締役 渡辺和寛さん
札幌市内中心部で4つの保育園を運営。まちで遊ぶ、まちから学ぶがキーワード。毎日のプログラムは「本物体験」にこだわり、子供たちの行動範囲は大通公園、道庁、北大、円山動物園などすべてマチナカ。そこで出会う地域の「人」も資源だと力を込めます。今日のゲストはこどもカンパニー株式会社代表取締役の渡辺和寛さんです。東京の大学へ進学した際「北海道出身」であることに幾度となく助けられた。そこで北海道に恩返しができる仕事をと、北海道観光の雑誌社へ就職。マネジメントのノウハウを身に付けた。その後、岩見沢で介護事業を営む父の仕事を手伝うことになり退職。自分のスキルを介護にも生かせると張り切って仕事をしていた。そんな中、学生時代のサッカー部の先輩からの声掛けで少年サッカー部の指導を手伝うことに。すると子供たちの目覚ましい成長スピードに驚かされ、教育の分野に興味を持つようになったと振り返ります。
こどもカンパニー株式会社
こどもカンパニー株式会社
2020年07月27日
第1727回 元保育士 / 3児のママ あおきかなえさん
おっぱいやおしりなど大事な所は「プライベートゾーン」だから、見たり触ったりしていいのは自分だけである事を教える。たとえ親がお風呂で洗ってあげるときでも「失礼しまーす」というスタンスで接することがポイントだと語ります。今日のゲストは元保育士で3児のママのあおきかなえさんです。元保育士なんだから、子育てなんて楽なんでしょ?と言われることが多い。しかし子供は3人とも個性がバラバラで、ほめ方も叱り方も一様にはいかない。自分の子育て経験からお母さん達にお話しをする機会が多いが、性教育は子育てに通じると思う。中絶やレイプの話は学校では教えてくれないから、日々の暮らしの中で、あなたの事が大切で愛しているという気持ちを繰り返し伝えてと力を込めます。
あおきかなえさん facebook
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