札幌人図鑑 › 介護・福祉
2024年11月04日
第1982回 ワンダーストレージHD株式会社 代表取締役社長 佐藤肇祐さん
創業僅か13年で道内50拠点、従業員は700人。有料老人ホーム事業をベースに、介護・医療・障がい・給食サービスなど事業を多角化してきた。必要は発明の母。関わったすべての人が安心して自己実現に挑戦できる社会インフラを創造したいと力を込めます。今日のゲストはワンダーストレージHD株式会社代表取締役社長の佐藤肇祐さんです。20代はIT系上場企業でバリバリ働いていた。ところが27歳の時、家族が3人立て続けに大病をし「札幌に帰って来て」と頼まれる。一人息子なので会社と相談してUターン。しかし医療介護福祉について、まるで知識が無く困った末に猛勉強。自分が欲しいサービスを探しながら、社会課題をどう解決してマネタイズするかを考えてきたと振り返ります。
ワンダーストレージHD株式会社
ワンダーストレージHD株式会社
2024年10月07日
第1978回 音楽療法グループにじおとひろば 代表 永宮千里さん
0才からは天使のリズム、3才からは音楽と遊びのムーブメント。発達の凸凹があっても大丈夫。音楽療法を基本にしたプログラムを一緒に楽しむ事で、まずはお母さんを元気にしたいと力を込めます。今日のゲストは音楽療法グループにじおとひろば代表の永宮千里さんです。音楽とこどもが大好きで、音楽教室で講師をしていた。結婚し妊娠がわかると、子どもが生まれたら一緒に音楽教室に通おうと楽しみにしていた。待ちに待った出産直後、子どもがダウン症であることを告げられた。あの衝撃は忘れられない。不安で眠れない夜が続いた。周りからたくさん応援の言葉も頂いたけれど、一番励まされたのは音楽だった。そうか、言葉より音楽だ。その事に気付き、子どもと一緒に音楽を楽しむようになったと振り返ります。
音楽療法グループにじおとひろば
音楽療法グループにじおとひろば
2024年06月24日
第1963回 一般社団法人福祉システム北海道 代表理事 髙橋銀司さん
介護新聞からの依頼で、福祉の立場で記事を書いていた。その中で自分は人と関わるのが好き、話すことで知恵を与えられる事に気付き、様々な業種の方と対話をしていくYouTube番組「〇福連携プラス」を配信。一見、福祉と接点の無さそうな方との対話の中に、実はヒントがいっぱいだと語ります。今日のゲストは一般社団法人福祉システム北海道代表理事の髙橋銀司さんです。人と向き合う仕事がしたいと、栗山町の福祉専門学校へ。福祉イコール介護だと思って入学したが、社会福祉やソーシャルワークなど、様々な仕事がある事を知る。もっと勉強したい、研究したいと思い3年次編入で医療大学へ。卒業後も働きながら北星学院大学の大学院で学んだ。3Kといわれる分野ながら、長く勤める方たちが大勢いる。何故なんだろう…。それが知りたくて、介護福祉士を育てる学校でも学んできたと振り返ります。
〇福連携プラス
〇福連携プラス
2024年04月22日
第1954回 FUTURE FLIGHTグループ代表 釜澤剛璽さん
難病を抱えた障がい者、犯罪を犯してしまった出所者、親を介護するヤングケアラーなど弱い立場の方へ、教育や治療、就労、食料などを支援している。地域社会の繋がりや多様性の尊重し、人の可能性を信じて社会問題を解決したいと力を込めます。今日のゲストはFUTURE FLIGHTグループ代表の釜澤剛璽さんです。ITで仕事をしていた頃に夕張が破綻し、依頼を受けて夕張へ。HP作成などの為、地域の声を聞いてまわった。すると地域のたくさんの困りごとに直面。これは早急に支援の場を作らないとと思った矢先、社員が交通事故に遭い障がい者に。待ったなしで施設を作ったと振り返ります。
FUTURE FLIGHTグループ
FUTURE FLIGHTグループ
2023年05月22日
第1906回 すくらむ 久保匠さん
社会課題を解決する活動を継続するためにはお金が必要。その時、ただお金問題を解決するだけではなく、そもそもどんな社会課題なのかをクリアにすることが大切。だから自分の知識と経験を生かし、ソーシャル仕”組む”コーディネーターとして仕事をしていると語ります。今日のゲストは「すくらむ」の久保匠さんです。両親の影響で福祉を学ぶ大学へ進学。車いすでゲスト講師としてお話をされたNPOの方の話に衝撃を受け、直談判して在学中から有償ボランティアとして働き始めた。大学卒業後は、そのまま同じNPOに就職。様々な社会課題を目の当たりにしたが、いつもお金の問題で苦しんだ。支援制度でカバー出来ない問題も諦めたくない。そんな想いで一念発起。ファンドレイジング協会で学ぶためNPOを退職。2つの副業をしながらKIT虎ノ門大学院へ通いMBAを取得。大手企業に勤める仲間たちと一緒に社会のために何が出来るかを考えたと振り返ります。
すくらむ
すくらむ
2022年04月15日
第1849回 株式会社リビングプラットフォーム 創業者/代表取締役 金子洋文さん
介護、保育、障がい者支援の3つの事業で、2019年3月、東京証券取引所マザーズに上場。”warm heart cool head”の精神で、世界に誇れる持続可能な社会保障の姿を日本から世界に提示したいと力を込めます。今日のゲストは株式会社リビングプラットフォーム、創業者で代表取締役の金子洋文さんです。この市場は膨大で成長しているにもかかわらず、まだまだ改善の余地がある。大学の卒業論文執筆過程でその事に気付き、日本財政の危機を実感した。挑戦する以上はきちんと分析し一発必中を狙いたい。そう決めてからは必死で医療や介護の運営を学び、M&Aを17回繰り返しながら資金調達の技術も学び、32歳で起業したと振り返ります。
株式会社リビングプラットフォーム
株式会社リビングプラットフォーム
2021年04月26日
第1799回 元ナンバーワンホストの介護福祉士 谷口亮太さん
20歳から4年間、大阪ミナミのホストクラブに勤め50人中トップを死守。ところがその後体調を崩し地元札幌へ戻り、小さい頃から身近だった介護職へ。一念発起で専門学校へ通い介護福祉士の資格を取得したが、ホストのおもてなしの心はヘルパーにも通じると思う。夢は介護業界をもっと煌びやかにして、介護者不足を解消し、どこの会社よりいい給料を出せる経営者になる事と力を込めます。今日のゲストは元ナンバーワンホストの介護福祉士の谷口亮太さんです。友人の紹介で高校卒業してすぐ、ススキノでホストとして働いた。札幌時代は人気も自信もなかったが、オーナーから大阪にも店を出すと聞いたとき、自分を変えたい一心で手を挙げたと振り返ります。
谷口亮太さん TikTok
谷口亮太さん TikTok
2021年04月19日
第1798回 株式会社YUKI 代表取締役 中村勇輝さん
マンツーマンで利用者に寄り添うパーソナルジムを展開。この触れ合いが高齢者に合っているということで、介護保険の利用も可能になった。スポーツカフェのようなお洒落で明るい空間で、元気な高齢者の健康寿命を延ばしたいと語ります。今日のゲストは株式会社YUKI 代表取締役の中村勇輝さんです。ストイックな指導で早く結果の出る大手ジムで働いていた。「人生が変わった」と心から喜んでもらう事が多くやり甲斐もあったが、個人的にはもっとゆるく、何年も長く続けられる運動指導がしたいと考えるようになった。なので独立して立ち上げたジムは、食事指導も運動指導もゆるゆる。無理なく楽しく継続し、だけどきちんと効果が得られると力を込めます。
株式会社YUKI
株式会社YUKI
2021年04月06日
第1796回 さくらCSホールディングス株式会社 代表取締役 中元秀昭さん
コミュニケーション、食事、運動。この3つを整えるのが介護予防につながる。介護には科学的データが必要。感覚的な介護では成しえない所に、データを駆使したアプローチをしていきたいと語ります。今日のゲストはさくらCSホールディングス株式会社代表取締役の中元秀昭さんです。3年勤めたら介護福祉士の国家資格が取得できるシステムをつくり、介護職の定着率は格段に上がった。仕事柄、海外へ行く機会が多いが、高齢化は世界の課題だと思っている。日本はせっかく長寿大国なのに、健康寿命は著しく低い。そこを是正し、介護の必要のない社会を作りたい。そしてその取り組みを世界に広めたいと力を込めます。
さくらCSホールディングス株式会社
さくらCSホールディングス株式会社
2021年02月01日
第1777回 一般社団法人ユニバーサルeスポーツネットワーク 代表 田中栄一さん
障害を持っていて体育の授業はいつも見学だったような子も、Xbox Adaptive Controllerを使えば同級生と「勝った」「負けた」と対等な勝負ができる。ゲームに救われた子は、実はとても多い。だから健常者も障害者も一緒にできるスポーツとしてもっと広めていきたいと語ります。今日のゲストは一般社団法人ユニバーサルeスポーツネットワーク代表で作業療法士の田中栄一さんです。作業療法士という仕事は作業を助けるのではなく名誉を回復する仕事。健常者に追い付こうとする努力より、自分の使いやすい道具を見つけたり、やりやすいスタイルと出会う為の努力のほうがずっと楽しい。だから自分の持てる知識と技術を駆使し、時にはDIYをしてでも様々なサポートを試みてきたと振り返ります。
一般社団法人ユニバーサルeスポーツネットワーク
一般社団法人ユニバーサルeスポーツネットワーク