札幌人図鑑 › 札幌でご活躍の外国人
2021年08月02日
第1813回 TEASIGN マネージャー 孫 若梅さん
新鮮なお茶やフルーツティーを取り揃えた、北海道初の台湾茶専門店を北大エリアにオープン。人気のタピオカミルクティーのミルクは濃厚な北海道の牛乳を使用する事で、台湾の方も驚く美味しさになったと語ります。今日のゲストはTEASIGN マネージャーの孫若梅さんです。台湾出身。高校時代、字幕なしでゲームがしたくて日本語を覚えるのが早かった。その後、メディア専攻で北大へ留学。学祭でタピオカミルクティーの屋台を出すと大盛況。そこで先輩に誘われ、一緒にお店を出すことになった。今後は糖度の高い台湾のフルーツを、札幌でも買えるようにしたい。ビジネスを通して、札幌と台湾の懸け橋になれたらと語ります。
TEASIGN Web
TEASIGN Web
2019年09月24日
第1650回 (株)デイリー・インフォメーション北海道 黄晴渝さん
今年2月に、台湾人向けの観光ガイド「北海道風格慢旅」を出版。台湾からの観光客はそのほとんどがリピーター。北海道に住む自分だからこそ、台湾人の欲しい情報・喜ぶ情報がわかる。観光地の魅力は移住者の目線で。雪虫が飛ぶと1週間後に雪が降るとか、この時期の挨拶は「もうストーブつけましたか?」であることなど、暮らしの一コマを添えるのも大切だと語ります。今日のゲストは(株)デイリー・インフォメーション北海道、インバウンド事業部課長の黄晴渝さんです。台湾の大学では観光を学んだが、なぜか英語の成績が悪かった。CAは諦めたが、日本語は好きだったので香川県の大学へ語学留学し、とにかく観光の仕事を熱望していた。台湾では学生のうちは就活をしないのが当たり前だが、大学4年で内定をもらい小樽の企業に就職。北海道に住むきっかけになったと振り返ります。
(株)デイリー・インフォメーション北海道
(株)デイリー・インフォメーション北海道
2019年04月24日
第1585回 GAGNON Cafe 'オーナー ギャニオン・マークさん
本物であること、体にいいものであること。母国カナダ産のメープルシロップを日本のお砂糖やみりんのように使い、素材の味を引き立てる料理を提供。日本で唯一の専門店として、ピーナツバターやメイプルシュガーなどの商品開発にも力を入れている。今日のゲストは GAGNON Cafe' オーナーのギャニオン・マークさんです。タイで知り合った日本人女性と結婚。結婚式には両親がメイプルシロップをお土産に持ってきて、各テーブルに置いてくれた。するとゲストの皆さんが「美味しい!なにこれ!?」と驚いた。その様子を見て、日本でメープルシロップの伝統を伝えたいと思った。四季のはっきりした北海道はケベックと似ている。いつか北海道にメープルの森をと力を込めます。
GAGNON Cafe'
GAGNON Cafe'
2017年03月15日
第1276回 観光コーディネーター プーワナット スパープクンさん
札幌国際大学に留学し、大学院で観光を学んだ。テーマは「北海道におけるタイ人の観光客の誘致と受け入れ」。当時まだタイでは北海道ブームというほどでもなかった。しかしちょうど直行便ができて急に北海道ブームが来た。だから研究もやりやすかったし、講師として話す機会もたくさんあったと語ります。今日のゲストは合同会社Staylink 観光コーディネーターのプーワナット スパープクンさんです。札幌のロータリークラブから奨学金をもらえることになり、留学できると喜んだのもつかの間、保証人が必要だとわかった。日本に知り合いもいないので諦めかけたとき、ロータリーの方が保証人になってくれて留学の夢が叶った。働き方として目指す方向が同じ仲間にも出会い、卒業後も札幌へ残ることができた。札幌への恩返しはこれからと語ります。
合同会社Staylink
合同会社Staylink
2017年03月13日
第1274回 銘酒の裕多加 取締役常務 熊田架凜さん
日本酒専門店の長女と結婚し、将来は店を継げるよう勉強の毎日。大好きな日本酒について英語での説明が必要なシーンは多く、国内のみならず海外のイベントにも呼ばれるように。日本酒の案内はちゃんとしないと売り上げに響く。海外向けのチラシなど、変な英語の文章を見つけるとがっかりすると語ります。今日のゲストは日本酒をこよなく愛するアメリカ人、銘酒の裕多加 取締役常務の熊田架凜(カリン)さんです。10年前、バックパッカーで日本一周。ヒッチハイクで道内を移動中、仲良くなった男性の家に居候をしながら地域を観光。後輩だと紹介された女性(妻)は「外国人に日本酒を飲ませる」ことをミッションとし自分で商売をしていた。そこで勧められた日本酒は、過去にアメリカの日本料理屋で飲んだ味とは全く違う美味しさで驚いたと振り返ります。
銘酒の裕多加
銘酒の裕多加
2016年12月06日
第1236回 翻訳者 鳥居マグロンヌさん
主にJICAの研修資料や、農業・教育・漁業などのプレゼン資料を翻訳している。専門性が高くなるほど難しく勉強勉強の毎日だけど、もともと勉強が好きだし何歳まででも勉強できるという点も、この仕事の素晴らしいところだと思う。今日のゲストは翻訳者の鳥居マグロンヌさんです。フランスのオヴェールニュ地方出身。大学院でアジアの文化社会経済を専攻し、日本へ留学した。日本に来て最初に驚いたのはトイレのスリッパ。家に帰ったら靴を脱ぎスリッパに履き替えるまでは知っていたけど、トイレのスリッパでうっかりリビングへ戻る失敗も。日本人と結婚して、転勤で札幌へ。テレビでは、とにかく食べる場面が多くびっくり。みんな「おいしい」っていうけど本当かな。フランスでは滅多に褒めないので、美味しいときにも「悪くない」と表現する。以前はピーコさんが映画でもグルメでも辛口コメントを言うので好きだったし参考になった。日本では正直に発言するって難しいのかな?と語ります。
*お問い合わせは札幌人図鑑まで
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2016年10月18日
第1215回 plan ➕ Sapporo 陰泳畯さん
札幌を訪れる観光客が自分で立てた旅のプランに、もう1つプラスしてもらうイメージ。定山渓の湯守さんや大倉山でのカウントダウンイベントなど、地元の人もあまり知らない魅力的な情報を集め取材して本にした。「文章も写真も編集もぜーんぶ自分でね」と笑います。今日のゲストは札幌の観光ガイドブック「plan ➕ Sapporo」を発行した、株式会社プランプラス代表取締役社長の陰泳畯(ウンヨンジュン)さんです。韓国ソウル出身。北大大学院へ留学をきっかけに日本へ。ところが授業を受ける中で、重症ではないものの「難読症」という障害が発覚。研究者への道は諦めた。しかし今後は色んなことにトライしたいと、観光ガイドブックを制作。日韓関係って良くなったり悪くなったり。でも、日本に良くない感情のある人は、日本に来たことがない場合が多いと思う。だから日本に来たくなるような魅力を韓国人である自分が伝えて一度でも来てもらうことができれば、将来的にもっと良い関係ができるのでは?と考えたのがきっかけ。でも本当にやりたいことは、まだまだあると語ります。
陰泳畯さんFacebook
陰泳畯さんFacebook
2014年11月17日
第870回 環境カウンセラー ビアンカ・フュルストさん
ドイツからの国際交流員として18年前に札幌へ。当時、環境先進国として意見を聞かれる事が多く「レジ袋は有料化」「エコバック持参で買い物を」と提案すると、「日本では無理」と一蹴され、環境大臣をもじって「環境外人」と呼ばれたと笑う。今日のゲストは環境カウンセラーのビアンカ・フュルストさんです。八剣山で果樹園を営む男性と結婚、3人の子供を授かった。今は豊かな自然に囲まれた果樹園に小屋を造り、自家発電やソーラークッキングなどで楽しく環境教育をしている。3.11以降は特に注目を集め、海外からエコツーリズムの団体を受け入れる事も。ドイツには自然エネルギーで自立し豊かに暮らす村が200以上ある。今後も自分の出来る事を試し、北海道でもこんな事が出来ると見せていきたいと語ります。
1、ニックネームは環境外人
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1、ニックネームは環境外人
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2014年09月25日
第817回 映像作家 ニール・ハートマンさん
まだ誰も見ていないような景色、誰も足を踏み入れていないような場所。そんな場所を追い求め車中泊で旅を続けたある日、駐車場に並んだ車を見て仲間が「車団地みたいだ」と言った。スノーボードDVD「CAR DANCHI」シリーズはそうやって誕生したと笑う。今日のゲストは One Films 映像作家のニール・ハートマンさんです。スノーボードとの出会いは中学の時。初めてルスツで滑った時の感激は今も忘れない。その後、縁あって札幌のラジオパーソナリティーとして活躍。自分は本当は映像志望だと口にした時、話し手の先輩から「まず写真を撮れ」とカメラをプレゼントされ夢中になった。このカメラが僕をどこにでも連れて行ってくれたと語ります。
1、雪山の静けさと美しさ
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1、雪山の静けさと美しさ
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2014年08月05日
第766回 Beer Inn 麦酒停オーナー Phred Kaufman さん
世界のビール300種を楽しめる店内には天井までびっしりの空き瓶、その数5000種。北海道生まれの地ビール・蝦夷麦酒を楽しむため、道外海外のビール好きも訪れる。今日のゲストは Beer Inn 麦酒停オーナーの Phred Kaufman さんです。日本文化を学ぶため早稲田大学へ。学生時代に旅した北海道が気に入り、店を構えて35年。今週末は澄川にあるインターナショナルスクールでチャリティービアフェスティバルを行う。売り上げの一部はアフリカやバングラデシュ等の外国人が留学する為の奨学金に。ミュージシャンを呼び、フードも充実しているので、ぜひ楽しんで参加して欲しいと呼びかけます。
1、札幌に店を構えて35年
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1、札幌に店を構えて35年
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