さぽろぐ

日記・一般  |札幌市中央区

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インタビュアー
福津京子
コミュニティーFM放送局長を経て2012年4月に独立。札幌の魅力ある人材をインタビューして動画で配信。取材・撮影・編集・掲載まで一人で行い、1年365日毎日更新、3年がかりで公約だった1000人のインタビューを達成。その後、2015年11月2日よりJCOM札幌にてめでたく番組化。第1001回のゲストは、秋元札幌市長をお迎えしました。現在は毎週月曜10時半から放送中(1週間に何度も再放送があります)。初回放送日の翌週、このサイトにアーカイブしています。
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札幌人図鑑 › アート

2023年11月20日

第1932回 ビー玉と木のおもちゃ アトリエマーブル / おもちゃ作家 金子周平さん

手稲区の一軒家をまるごとアトリエに改装。一歩足を踏み入れると、そこは美しくユニークなマーブルマシンがいっぱい。奥の壁一面には「ハザイジン」と「ドングリジン」の壮大な街が広がり、大人も子どもも夢中になる。ビー玉が誘うファンタジーな世界に触れて、楽しんで欲しいと語ります。今日のゲストはビー玉と木のおもちゃ「アトリエマーブル」おもちゃ作家の金子周平さんです。保育士になりたての頃、5歳の男の子に「おもちゃを作って」と空き箱を渡された。木の迷路を作ってあげると大喜び。しかし人気ですぐに壊れてしまう。この事をきっかけに仕事をしながらおもちゃ作りを始め、26歳の時「ビー玉のおもちゃ作家になろう」と決めた。そこで木を扱う基本の技術を学ぶため、旭川の技術専門へ通ったと振り返ります。



ビー玉と木のおもちゃ「アトリエマーブル」

  

Posted by 福津京子 at 10:32Comments(0)ものづくりアート

2022年10月17日

第1876回 書家 / 最倖庵 池田守さん

札幌で活動している書家・現代アート作家として作品を発表するほか、高校で習字の指導をしたり、筆耕業務などをしている。大好きなデニムを板に貼り「LIFE」と書いた作品や、コロナ禍で増えたダンボールに「Live」と書いた作品等が話題に。今日のゲストは書家の最倖庵(池田守)さんです。もともと教職をしていたが「プロとして野球ができる」のが魅力で地元の信金に転職。しかし野球だけやっていられる訳ではなく退職。野球と同じぐらい好きな「書道をやる」と親に宣言し札幌へ。その後は食べていくために様々な仕事を転々。結婚し子供も授かったが、書道と真剣向き合う事なく時は過ぎる。そんな中、知人の誕生パーティーで著名な経営者の方から「なんだ、時計もしないで」と声を掛けられた。「時間はそんなに無いぞ」と言われたようでハッとしたと振り返ります。



書家 最倖庵 Web

  

Posted by 福津京子 at 10:58Comments(0)アート

2022年10月10日

第1875回 Sōla・Art-Retreat代表 / ダンサー 菊澤好紀さん と ブルゾー・シーヴさん

直径10m、天井高5、5mのジオデシック・ドームを、子供の頃から慣れ親しんだ市内南区の山中に建てた。床から天井まで真っ白に塗り、天井には5つのスピーカーとライト。独特の雰囲気が生み出され、五感はどんどん研ぎ澄まされていく。ここはアートと自然で人を癒す場所。海外を旅する中で出会い、自分もいつか作ってみたいと思っていた場所を、コロナ禍でコツコツ制作した。自分はダンサーだけど、大工でもあるからと笑います。今日のゲストはSōla・Art-Retreat代表でダンサーの菊澤好紀さんとブルゾー・シーヴさんです。



Sōla・Art-Retreat

  

Posted by 福津京子 at 15:25Comments(0)アートダンサー

2020年08月31日

第1735回 僧侶で美術家 風間天心さん

日本では、古来から疫病が蔓延した際に、祈願として大仏が造立されてきた。だから今、みんなのエネルギーを前向きにする為のシンボルとして「コロナ大仏」を造立したい。そこで住む場所も表現もバラバラなアーティスト仲間でクラウドファンディングにチャレンジ。全国を行脚してみんなの声を聴いて回ったと語ります。今日のゲストは僧侶で美術家の風間天心さんです。武蔵野美術大学油絵コース大学院を修了。住職になる兄がいるので、自分は僧侶と美術家を分けずに活動している。托鉢をしながらカトリックの巡礼道を踏破するプロジェクト「The Distance」、禅宗の食事作法を扱ったイベント「日常茶飯事」など、宗教と芸術の相互作用を求めながら国内外で多様な活動を展開。転機となったのは2010年、大本山永平寺で修行をしたこと。様々な表現活動は、お寺の中で培われてきた事に気付いたと振り返ります。



大仏造立(ぞうりゅう)プロジェクト

  

Posted by 福津京子 at 14:50Comments(0)アート

2019年11月05日

第1664回 硝子工房GLOW 水木一成さん

ホテルや企業のエントランスを装飾したり、贈答品や記念品など大切なシーンに関わる硝子工芸をメインに製作。雛人形や兜・鏡餅など、日本の風習に合わせた作品も好評。子ども向け体験教室は年々参加者が増えている。これからも、ものづくりの素晴らしさを伝えていきたいと語ります。今日のゲストは硝子工房GLOWの水木一成さんです。小さい頃、テレビで見た硝子職人に憧れ、高校卒業後は小樽や長野で修行した。その後独立し、念願の工房を地元札幌に作ろうとしたが、実はみんなに反対された。硝子といえば小樽だし、1年中24時間火を絶やせない溶解炉は初期投資も大きいから。しかし自分は、どうしても生まれ育った札幌にこだわりたかったと振り返ります。



硝子工房GLOW

180  

Posted by 福津京子 at 07:00Comments(0)アート

2018年11月27日

第1527回 イラストレーター 藤倉英幸さん

JR北海道の車内誌の表紙を担当して24年。道内の美しい風景を表現してきた。素材探しに現地を訪れ写真に収めるが、そのままを表現するわけではない。その土地らしく、嘘のない風景を紙を重ねて表現。北海道の風景をデザインしているようだと評される。今日のゲストはイラストレーターの藤倉英幸さんです。美術部だった高校時代、図書館で栗谷川健一さんのグラフィックデザインを見て衝撃を受けた。これを仕事にするにはどうするといいかわからなかったので、印刷会社に入り印刷を学んだり、広告代理店に入り新聞広告を学んだり。その後独立し、現在のスタイルで作品を制作してきた。ニセコの有島記念館にたくさんの作品を収蔵したので、訪れた際はぜひ立ち寄ってと語ります。



藤倉英幸さん Wikipedia

  

Posted by 福津京子 at 08:44Comments(0)アートイラストレーター

2018年11月26日

第1526回 刺繍作家/デザイナー オガワ・エドワーズ・ノアさん

高校卒業後、フランスへ留学しオートクチュールの刺繍を学んだ。海外へ行くと北海道人としてのアイデンティティーを感じるように。アイヌ刺繍にインスパイアされた作品は、自分が一番素直でいられると語ります。今日のゲストは刺繍作家でデザイナーのオガワ・エドワーズ・ノアさんです。小学校卒業前にディオールを見て衝撃。将来は服飾の道へ進むと決めた。ディオールのデザイナーがイギリス人と知り、英語を身につけようと中学からインターナショナルスクールへ。英語での授業に苦労しながら、週末毎に服飾の師匠のもとへ。デザイン・製図・カット・仮縫いなどすべて一人で出来るようになった。一方、高校時代にバイトでニセコへ。その時、たまたま開催されたアイヌ刺繍の講座に参加し、刺繍の世界に惹かれていったと振り返ります。



オガワ・エドワーズ・ノアさん Instagram


  

Posted by 福津京子 at 07:00Comments(0)アートファッション

2017年12月04日

第1388回 テキスタイルデザイナー 梶原加奈子さん

樹々の奥から聴こえる川のせせらぎ…清涼な空気…やさしい光。南区にオープンしたレストランを併設したそのゲストハウス「COQ」は、テキスタイルや食を通してクリエイションを呼吸する場所だと語ります。今日のゲストはテキスタイルデザイナーの梶原加奈子さんです。予備校時代の恩師から「色使いがいいから」とテキスタイルを勧められた。仮面浪人をしてまで入った美術大学。だから初めからモチベーションが高く猛勉強して憧れのイッセイミヤケに就職した。徐々に責任のある仕事もさせていただいたが、海外を見たくて退職。フランスへ留学したのちロンドンへ。英語でプレゼンをしたり、新規事業を立ち上げたり、デザインは社会にどう貢献できるのかをじっくり学んだと振り返ります。



「COQ」公式ホームページ

  

Posted by 福津京子 at 07:00Comments(0)アート

2017年08月02日

第1336回 俊カフェ 店主 古川奈央さん

ファンが高じて小さなギャラリーで開催した「とても個人的な谷川俊太郎展」は、17日間で1000人以上の来客があった。手応えを感じどうしても常設でやりたくて、カフェオープンの勉強をしながらコンセプトを固め、クラウドファンディングにチャレンジして見事達成。詩集や関連品を200点以上集め、 詩人・谷川俊太郎さん公認のカフェをオープンさせた。今日のゲストは「俊カフェ」店主の古川奈央さんです。以前は母校である札幌開成高校の校歌を作詞した著名な詩人、というイメージしかなかった。ところが大学を卒業した頃、テレビで「夜中に台所で僕はきみに話しかけたかった」というお醤油のCMを見て、すっかりハートを掴まれたと振り返ります。



俊カフェ Facebook

  

Posted by 福津京子 at 07:00Comments(0)アートカフェ

2017年07月12日

第1327回 現代美術家 Hidemi Nishidaさん

ヨーロッパを中心に制作活動をしている。昨年の札幌国際芸術祭では旧手宮線の跡地にて地面を直接スキャンしてコラージュした作品を出品した。今日のゲストは現代美術家の Hidemi Nishida さんです。釧路高専で建築を学んだ。就活には違和感を感じ、二十歳の時にワーホリでロンドンへ。バイトをしながら遊んでいると、アジア料理のチェーン店のオーナーから、モダンジャパニスクな店の設計を頼まれる。きっと日本人の若手に安くというオーダーだったのだけど、これが自分の最初のキャリアになった。その後、22歳で札幌市立大3年に編入しインスタレーションを、ベルギーへ留学し現代美術を学び、ノルウェーの大学院で芸術修士を取得。帰国後、東京の美大で助手をしながら作品作りをしてきたが、活動拠点はほとんどが海外。いつか故郷の小樽に芸術家たちの心地よい場所を作りたいと語ります。



Hidemi Nishida Web

  

Posted by 福津京子 at 08:38Comments(0)アート