さぽろぐ

日記・一般  |札幌市中央区

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インタビュアー
福津京子
コミュニティーFM放送局長を経て2012年4月に独立。札幌の魅力ある人材をインタビューして動画で配信。取材・撮影・編集・掲載まで一人で行い、1年365日毎日更新、3年がかりで公約だった1000人のインタビューを達成。その後、2015年11月2日よりJCOM札幌にてめでたく番組化。第1001回のゲストは、秋元札幌市長をお迎えしました。現在は毎週月曜10時半から放送中(1週間に何度も再放送があります)。初回放送日の翌週、このサイトにアーカイブしています。
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札幌人図鑑 › アート

2015年03月04日

第977回 絵描き 佐藤千穂さん

小学校3年の時、小樽の海猫屋で初めて見た舞踏。真っ暗闇の空間に天井からニワトリが降ってきて、その中で踊る白塗りの男を見て衝撃を受けた。高校時代は授業より海に潜る事が楽しくなり中退。世界を旅する人生が始まった。今日のゲストは絵描きの佐藤千穂さんです。想いを寄せた彼が好きだったという理由でアンダルシアへ。乾いた空気とポストカードのような風景に一目惚れ。村長に掛け合うと、石を投げて届いた範囲を自由に使う事を許され、インディアンのテントで暮らす。その後もポルトガルで難民キャンプに助けられたり、祈祷師の住んでいた家をアトリエにしたりして旅を続けてきた。昨年から生業を「絵描き」とし、拠点を札幌に。今後も描いて踊って全国を行脚し「感謝する心」を伝えたいと語ります。

1、天井からニワトリが
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Posted by 福津京子 at 17:45Comments(1)アート

2015年01月30日

第944回 ギャラリーミヤシタ 宮下明美さん

円山の閑静な住宅街の中に佇む一戸建てのギャラリー。沢山の素敵な作家の方と関わって、考え方に触れられるのが楽しいと語る。今日のゲストはギャラリーミヤシタの宮下明美さんです。1984年、札幌資料館近くにギャラリー「ラボラトリー」をオープン。コンクリート打ちっぱなしの独特の雰囲気に一目惚れして即決した。呼びたい作家にお手紙を書き現地へ会いに行って交渉していた。1990年に円山へ移転。日本中にいい仕事をする素敵な作家がまだまだ沢山いる。去年30周年を迎えたので、これからはより新たな気持ちで表現する気持ちを見つめていきたいと語ります。

1、お手紙書いて 会いにいって
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Posted by 福津京子 at 10:00Comments(0)アート店主

2015年01月29日

第943回 つくりものや 吉田ひでおさん

雪まつりを札幌らしく市民のチカラで。大通5丁目のステージで繰り広げられる沢則行さんの野外人形劇「雪の国のアリス」には大きなステージに映える高さ6メートルの人形も登場。生演奏のオペラスタイルで繰り広げる初めての試みなのでお楽しみにと語ります。今日のゲストはアーリオ工房”つくりものや”の吉田ひでおさん。あの「メロン熊」も手がけた特殊造形・特殊美術・特殊メイクの道内第一人者です。ウルトラマンで特撮ものに興味を持ったのが原体験。活動は舞台や映像、ゆるキャラまで幅広い。「こんなもの作れる?」と言われれば断らず、期待以上のものを作って「ばかじゃないの?」と笑われるのが快感。アナログなものって絶対消えない。これからはむしろ必要とされるのではないかと語ります。
*「雪の国のアリス」は5日〜11日の毎日上演
 18:15〜、19:00〜、19:45〜(上演時間8分)


1、真冬の野外人形劇
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Posted by 福津京子 at 13:05Comments(0)専門職アート

2015年01月27日

第941回 トントン工房 ゆり介さん

「空の奏で〜音が弾んで星になる」がテーマの個展を開催中。妻が描いたデザイン画をもとに、銅をトントン叩いて作ったアート作品が並んでいる。今日のゲストはトントン工房「ゆり介」こと銅作家の竹島俊介さんです。旭川に住む姉を頼って、高2の時に道内を列車で旅した。小樽の宿が気に入り、大学時代にはそこでバイトをしながら自転車の旅にもハマったと振り返る。大学で金属工芸を学んだ。卒業後は居酒屋で働きながらの作品づくりを試みたが、どうしてもバイトに追われてしまう。やはり仕事として金属に向き合いたいと考えていた頃、北海道の彫金工房で募集があり移住してきた。銅は親しみやすさがあり、優しい気持ちになれる金属だと思う。手の中で形の変化に触れながら作っていけるのがやっていて楽しいと語ります。
*取材協力:Cafe Esquisse カフェエスキス

1、空の奏で〜音が弾んで星になる
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Posted by 福津京子 at 22:37Comments(0)ものづくりアート

2015年01月10日

第924回 のえるアートクラブ 吉田恭子さん

小学生になり習い事が増えると、まっさきに辞めてしまうのは残念ながら絵画教室。小学1年生から6年間通ったのは自分1人だった。勉強も大切だけど子供の頃は、無から何かを創造する芸術的感性を育む時間は何にも代え難いと振り返る。今日のゲストは子供絵画造形教室「のえるアートクラブ」講師の吉田(旧姓:新保)恭子さんです。札幌教育大で金属工芸を選択する。聞くところによるとそこは代々、工具の使い方や造形のイロハを先輩から教わるのが習わし。しかし頼りの先輩は放浪の旅へ出てしまう。4年になる頃、ようやく先輩が帰国。金属工芸の魅力がわかった頃に卒業を迎えてしまう。もっと造りたい。そこで両親を説得、聴講生として卒業後も2年大学へ通ったと語ります。

1、幼稚園から美術漬け
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Posted by 福津京子 at 18:20Comments(0)アート習い事

2014年12月31日

第914回 花作家 森直子さん

今月13日に「くらしの花レシピ」を発表。椿の花を冷凍して雪に生けたり、一輪挿しの花留めを切り落とした茎で仕掛けたり。切り花と庭の花を四季折々身近な材料で楽しむ方法を紹介している。今日のゲストはHaruフラワーデザインスタジオ代表、花作家の森直子さんです。自宅のすぐ目の前が豊平川だった。自営業で両親とも忙しかった為、寂しいときはいつも河川敷へ遊びに行った。春夏秋冬はもちろん朝昼晩でも草花の様子や川の匂いが変わるのを感じ、いくら行っても飽きることなく癒された。思えば花に導かれた人生と振り返る。2003年から「花育」活動を始め、全国で普及や人材育成を行っていると語ります。

1、誰にでも一輪でも
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Posted by 福津京子 at 12:13Comments(0)アート

2014年12月09日

第892回 フェルト作家 丹治久美子さん

趣味で作っていたフェルト作品を、どこかでお披露目したくなった。その時目に留まったのが地下街のショーケース。しかしそこは「札幌スタイル認証商品」しか飾れないと聞き、応募したのがきっかけと振り返る。今日のゲストはフェルト作家の丹治久美子さんです。お土産の鳩サブレをヒントに北海道の羊毛でトリ型のバックを作った。裁断せず縫い目のない1枚フェルトで仕上げるのが特徴で、模様が美しいと評判になる。ファンの勧めでフランス版マリクレールに公募。テーマは「お花畑の中で、一生溶けないあめ玉(飽きないもの)を探している鳥が運ぶ物語」だった。入選しホームページに掲載された時「日出ずる国からパリを目指した2羽のトリ」と素敵な紹介をされ嬉しかったと語ります。

1、友達に鳩サブレを貰った


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Posted by 福津京子 at 10:00Comments(0)ものづくりアート札幌スタイル

2014年11月24日

第877回 MARZO-JEWELRY 白山郁美さん

「There is no diamond」。宮の森美術館に展示中のジュエリーアートは、本来ならダイヤモンドが配置される部分が凹面の鏡面になっており、身につける人を取り囲む景色を映し出す。何に価値を見出すのか。変容する現代の価値観がコンセプトと語ります。今日のゲストは MARZO-JEWELRY アーティストの白山郁美さんです。札幌教育大学で金属工芸を学び、卒業後は山梨や神奈川でジュエリー職人をしていた。大好きなジュエリー雑誌の編集長と話す機会があり「いまジュエリーは流行らない」と語られた言葉が胸に残る。ジュエリーが流行らないのではなく「高価な貴金属が買えないだけ」「接する機会が減っただけでは?」と感じ、コンセプチュアルジュエリーの制作を始めます。

1、ジュエリーって流行らないの?
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Posted by 福津京子 at 10:08Comments(0)アート

2014年11月12日

第865回 ちまちま人形作家 高山美香さん

身長10cm前後の偉人たち。衣装も持ち物も嗜好品も、驚愕の精度で再現する。膨大な資料から調べ上げた人となりを「ちまちま人形」で表現。そこに込めきれなかった人間臭いエピソードを手書きパネルで添えている。今日のゲストはイラストレーターでちまちま人形作家の高山美香さんです。小学校に上がる前から筋金入りの美術オタクだった。子供部屋の2段ベッドの上を美術研究室にして制作に没頭。高校生のとき、イラストコンクールで最優秀賞を受賞。卒業後は印刷会社に勤務。4プラ自由市場大賞・準大賞受賞をきっかけに独立。クライアントの意向を汲んで作品を作り続けたある日、ふと自分自身が作りたい作品を作れずにいた事に気付く。自分は何が好きなんだろう。それを見つけるのは簡単ではなかったと振り返ります。

1、一人美術オタクだった
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Posted by 福津京子 at 16:45Comments(0)アートイラストレーター

2014年11月04日

第857回 叶多プランニング 平塚智恵美さん

北海道で、住む、食べる、遊ぶ、学ぶ、働く、生きる喜びの提案をしたい。今日のゲストはアートスペースやアートイベントのプロデュースなどを手がける(有)叶多プランニング代表の平塚智恵美さんです。大学では建築を学んだが、広告に興味を持ち広告会社に勤務。しかし仕事となると自分の感想とは関係なく、商品が「売れる」コピーを考えなくてはいけない。その狭間で心がモヤモヤしていた頃、憧れの先輩が「夢もないのに夢を売り、本当でもないのに本当のような事を言う」と無念の言葉を残して亡くなった。これを機に広告業界から離れテキスタイルの世界へ。しかし今度は作家だけで暮らして行く大変さと向き合う事になったと振り返ります。

1、暮らす事を大事にしたい
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Posted by 福津京子 at 10:00Comments(0)アートプランナー