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日記・一般  |札幌市中央区

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インタビュアー
福津京子
コミュニティーFM放送局長を経て2012年4月に独立。札幌の魅力ある人材をインタビューして動画で配信。取材・撮影・編集・掲載まで一人で行い、1年365日毎日更新、3年がかりで公約だった1000人のインタビューを達成。その後、2015年11月2日よりJCOM札幌にてめでたく番組化。第1001回のゲストは、秋元札幌市長をお迎えしました。現在は毎週月曜10時半から放送中(1週間に何度も再放送があります)。初回放送日の翌週、このサイトにアーカイブしています。
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札幌人図鑑 › カメラマン

2019年12月30日

第1679回 世界遺産写真家 富井義夫さん

同じ場所を何度も訪れるのは、前に撮った魅力的な場所を、もっと良く撮りたいと思うから。ツアーで行けるような場所はほとんどないので、交通手段も宿もすべて自分で手配。行ける時に行かないと行けない場所もある。空港でカメラ一式を取り上げられ、かろうじて残された1本のサブカメラと1本のサブズームレンズだけで撮影をしたこともあったと笑います。今日のゲストは世界遺産写真家の富井義夫さんです。写真家なんてなれっこないと思っていた。だから初めは働きながら「趣味として」写真を楽しむつもりだった。それでももう少し、もう少しと勉強するうち、古美術の写真アシスタントに。転機となったのは偶然見つけた小さな新聞記事。アブシンベル遺跡がダムの底に埋もれる危機を、ユネスコが救った事を知り衝撃が走ったと振り返ります。



富井義夫さん Web

  

Posted by 福津京子 at 07:00Comments(0)カメラマン

2019年07月09日

第1617回 写真家 西川よしえさん

代表作の一つ、真っ赤な夕日に照らされた真っ赤なバラの写真がフェラーリ美術館で展示された。燃えるような真っ赤な赤は、自分にとって”フェラーリの赤”そのものだったと振り返ります。今日のゲストは札幌出身でイタリア在住の写真家、西川よしえさんです。バブルの頃は東京で、ファッションを中心とした商業写真を撮っていた。ヘアヌード写真が解禁となった90年代初め、カメラマンはこぞってヘアヌード写真を取り始めたが、そのほとんどが男性の為の被写体で耽美派の自分には耐えられない。そこで自分は女性が感じるエロスの最高峰として作品を発表したが残念ながら評価されず。しかしその後、イギリスの写真コンテスト「ジュリアマーガレットキャメロンアワード」のヌード部門で1位に。2009年、ミラノの「プロフェッショナルフォトグラフィーアワーズ」ではグランプリを受賞した。今後は日本の素晴らしさを海外に発信するような作品を撮影したいと語ります。



西川よしえさん Web

  

Posted by 福津京子 at 07:00Comments(0)カメラマン

2019年06月26日

第1612回 家畜写真家 AKAPPLEさん

ニュージーランドにファームステイした際に撮影した、青い牛の写真が注目を集めた。被写体は牛や羊、ニワトリや豚などの家畜。犬や猫などペットは撮らないのがこだわり。写真のソフトで若干色を強調しているが、家畜はもちろん青い空や緑の草原などに直接色をのせることはしていないと語ります。今日のゲストは家畜写真家のAKAPPLEさんです。大学は経済学部だったが、一次産業が大好きで、なんとか近い業界で働こうと様々な仕事にトライ。しかしニュージーランドの留学から帰った友人の話を聞き「いつか世界一周したい」という子供の頃からの夢を思い出した。海外にファームステイをすれば、英語の勉強をしながら一次産業も学べるんじゃないか。そう思い立ち趣味だったカメラを手に、ニュージーランドへ飛んだと振り返ります。



家畜写真家 AKAPPLEさん Web

  

Posted by 福津京子 at 07:00Comments(0)カメラマン

2016年12月20日

第1242回 フォトグラファー 酒井広司さん

「偶景」「そこに立つもの」「北海道の旅」北海道を3つに分けて撮り続け、北海道文化奨励賞を受賞。その時代でしか撮れないものが確実にある。日常性の中の非日常がテーマだと語ります。今日のゲストはフォトグラファーの酒井広司さんです。中2の時、おじさんに小さなカメラをもらって足元の小さな日常を撮り始めた。高校生になると毎日カメラをぶら下げて歩き、身の回りのものを安価なモノクロで撮っては自分でプリント。それでもお金がかかるので夕刊の配達を始めた。毎日同じ時間に、同じ場所をめぐると、何かが見えてくると語ります。



酒井さんのウエブギャラリー

  

Posted by 福津京子 at 07:00Comments(0)カメラマン

2016年06月29日

第1158回 札幌iPhoneカメラ部 御郷未奈さん

アイフォンで札幌の名所を撮った写真をウエブにアップしていたら、「これもアイフォンなの!?すごい!」「どうやって撮るのか教えて!」という要望が増え、撮影方法のほか、アプリを使った写真の加工・編集を教えるように。札幌iPhoneカメラ部を立ち上げると、メンバーはみるみる増えて現在は600名に。今日のゲストは札幌iPhoneカメラ部 部長の御郷未奈さんです。写真加工のアプリは相当たくさんあり、目に留まれば全て試している。そしてメンバーには、わかりやすくできるだけ簡単に操作できるアプリを紹介。最近はプロのカメラマンから「アプリ教えて」と言われることも。趣味のブログからビジネスまで、写真がきれいだと売り上げにも影響するので皆さん熱心。そしてハマると楽しくて、寝不足になっちゃうと笑います。



札幌iPhoneカメラ部 御郷未奈さんのWeb

  

Posted by 福津京子 at 07:00Comments(0)カメラマン

2016年06月16日

第1149回 フォトグラファー 外舘翔太さん

羊蹄山を6時間かけて登り幻想的な夜の風景を撮ったり、八剣山に登って切り立った崖の上に美しいモデルを座らせ撮影したり。山登りは大好き。いつ、何時頃、どこへ行けば、どんな風景が撮影できるかを知っている。北海道のフォトグラファーとして武器になるのは、ロケーションをどれだけ知っているかだと思う。今日のゲストはYEAGER CREATIVE 代表、フォトグラファーの外舘翔太さんです。美容師を目指して釧路から札幌へ。現在も美容師としての仕事の傍ら、写真や映像の仕事をしている。あるシンガーソングライターのMVを制作した時、渾身の編集が全く通用せず大打撃。ミュージシャンが際立つようにつくったのに「君らしく、好きなように」と言われ、編集を一からやり直し、OKをもらえた時は本当に嬉しかったと振り返ります。



YEAGER CREATIVE のFacebook

  

Posted by 福津京子 at 07:00Comments(0)カメラマン映像作家

2015年02月16日

第961回 航空写真家 八戸耀生さん

気球の魅力は地上の人に声を掛けながら、超低空をゆったり移動出来る所。気球を見つけて驚き、興奮した様子で手を振る笑顔をカメラに収める。一方、イギリスで行われたガスバルーンレースにも参加。18時間かけ839キロ移動したが、海上のフライトは危険を伴う大冒険と語ります。今日のゲストは航空写真家の八戸耀生さんです。子どもの頃「ニルスの不思議な旅」を読んで、ニルスが鳥の背に乗り見たであろう風景を想像してワクワクした。大きな風船を作って飛ばしてみようと、ビニール素材の会社へ通い「出世払いで!」直談判。バイトをしながらミシンを踏み、中高4年間かけ熱気球を自作した。当時はライセンスもいらず、手伝ってくれた同級生と二人で、飛んだはいいが降りるのが怖くて大変だったと笑います。

1、ニルスの不思議な旅
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Posted by 福津京子 at 15:22Comments(0)冒険家カメラマン

2014年10月15日

第837回 Photographer 藤原江理奈さん

今年度、札幌国際短編映画祭で審査員をした。2週間で86本の短編を審査。素晴らしい作品ばかりで胸がザワザワしたと振り返る。今日のゲストは札幌出身のカメラマン、藤原江理奈さんです。中高一貫の女子校に通った。中3になる春、受験勉強を頑張る同年代の子と比べ「自分は頑張っていない」「得意な事もない」と悩みご飯が食べられなくなった。実家が美容室で、新しい雑誌を真っ先に見るのが好きだった事から「写真を撮ろう」と思い立つ。好きな雑誌を作っているアートディレクターがいつも同じ人で「いつかこの人と仕事がしたい」と憧れるように。父から譲り受けた一眼レフを独学で学び、19歳でキャノン「写真新世紀」にて優秀賞を受賞。その作品を手に、憧れの彼に会いにいきます。

1、悩んでご飯が食べられなかった
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Posted by 福津京子 at 12:37Comments(0)カメラマン

2014年10月12日

第834回 カメラマン 野口隆史さん

朝日新聞入社3年目からカメラマンとして戦地へ。たくさんの戦場へ赴く中、熱帯熱マラリアにかかってしまう。今日のゲストは合同会社ホロト・プレス代表、カメラマンの野口隆史さんです。現地での治療の末、命からがら帰国すると北海道へ転勤になった。そこで出会った青い空、美味しい食べ物。一度死にかけ血液を入れ替えるような治療をしたせいか性格も変わり、終の住処はここと決め40歳で選択定年、フリーに。3.11の後、岩手県で撮影した一枚が第1回ネイチャーズベストフォトグラフィージャパンを受賞。雪が降りしきる中で遺体を見つけ、手を合わせる人の写真が海外でも高く評価された。今は子育てに夢中。何気ない日常を撮影する事が一番楽しいと語ります。

1、カメラマンなら新聞社かな
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Posted by 福津京子 at 12:51Comments(0)メディア人カメラマン

2014年09月25日

第817回 映像作家 ニール・ハートマンさん

まだ誰も見ていないような景色、誰も足を踏み入れていないような場所。そんな場所を追い求め車中泊で旅を続けたある日、駐車場に並んだ車を見て仲間が「車団地みたいだ」と言った。スノーボードDVD「CAR DANCHI」シリーズはそうやって誕生したと笑う。今日のゲストは One Films 映像作家のニール・ハートマンさんです。スノーボードとの出会いは中学の時。初めてルスツで滑った時の感激は今も忘れない。その後、縁あって札幌のラジオパーソナリティーとして活躍。自分は本当は映像志望だと口にした時、話し手の先輩から「まず写真を撮れ」とカメラをプレゼントされ夢中になった。このカメラが僕をどこにでも連れて行ってくれたと語ります。

1、雪山の静けさと美しさ
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