札幌人図鑑

カタクリなら稲穂ひだまり公園、水芭蕉は星置緑地、すずらんといえば富丘西公園。海も山も近く大きなプールもあるこの地域は持ち家率も高い。テレビ番組でブギウギ専務がずっと追いかけているキャラクターのゴールは、手稲区の「ていぬ」。ぜひ皆さんのスマホに「ていぬ」の写真を保存してと笑います。今日のゲストは手稲区長の田中俊成さんです。昔は市の端っこという事で不法投棄もあったと聞くが、そのせいか今は「みんなできれいに」という意識が高い。町内会活動でも朝の挨拶運動など地域を守る活動が盛ん。自然好きな住民が多いが、実は自分もキャンプが大好き。一人キャンプで焼肉・焚き火が楽しくて最高！と語ります。



札幌市手稲区役所




  

多くの商業施設や文化施設、官公庁などが立ち並び、人口が増え続けている一方で、実は町内会の加入者は減少傾向。そこで新しく移り住んだ若い世代にも、地域の魅力を知ってもらおうと「まちなかフォトウォーク」を開催。中央区の歴史や文化に触れ、愛着が持てたと大好評。2月のウインタースポーツフェスタin大倉山もお楽しみにと力を込めます。今日のゲストは中央区長の川原眞人さんです。東京オリンピックのマラソンと競歩の、スタートとフィニッシュが大通公園に決定。急な話で驚いたが一丸となって臨む所存。2024年には区民センターと保健センターが一緒になった中央区庁舎建て替えも。7月に予定していた仮庁舎移転はマラソンの対応で来年に伸びたが、24年完成予定は変わらないのでお楽しみにと語ります。



札幌市中央区役所


  

豊平区には札幌ドーム、道銀カーリングスタジアム他、スポーツ施設がたくさんある。今年は冬季アジア大会があり、道路の砂撒きや炊き出し、雪像や折鶴を作るなど「おもてなし特区」として沢山の方に応援いただいたと語る。今日のゲストは札幌市豊平区長の西田健一さんです。豊平区ネットワーク会議で「おもてなし憲章」を作成。これからはラグビーW杯や冬季オリンピック・パラリンピック招致へ向けて追い風となるよう、スポーツ応援プロジェクトを盛り上げたいと語ります。



札幌市豊平区

  

中学生の弁論大会や丁稚奉公など「ふるさと会」の皆さんが主催で行われている。特に夏祭りは女性部の皆さんを中心に「白石音頭」で盛り上がっている。今年から会場を川下公園に移すのでお間違えなくと呼びかける。今日のゲストは札幌市白石区長の蔀研治さんです。学生時代はミステリーが好きで本ばかり読んでいた。ところが40代で自転車にはまった。白石に来たのをきっかけに、白石サイクリングロードをはじめ、区内の「歴しるべ36カ所」を走るのが楽しみと語ります。



札幌市白石区

  

芸術祭のラッピングバスや南区をイメージしたオリジナルタオルのデザインをしてくれた市立大。地域の魅力を取材しフリーペーパー「SUN」で紹介してくれた東海大。緑豊かな南区の魅力発信を地域の力でと語ります。今日のゲストは札幌市南区長の佐藤達也さんです。公園計画課にいた頃、初めて手稲区の「銀河公園」設計を担当。地域の子供達と検討会を重ねて実現し、これからのまちづくりを実感したと振り返ります。



札幌市南区役所

  

北海道の開拓は屯田兵と思うけど、北区は開拓使の歴史。まちづくりは学生力でと語ります。今日のゲストは札幌市北区長の村山英彦さんです。高校時代から合唱を始め、北大でも混声合唱団に入部。現在も市役所声友会に所属し、市民合唱祭や北海道合唱コンクールなどに出場。職場部門で全国の金賞受賞経験があるほど、体育会系合唱団だと笑います。



札幌市北区役所


  

役所に入って最初に配属されたのが水道局で、清田配水池に向かう送水管を埋設する現場を担当。その後、街路事業に関わり、青葉平岡通や札幌新道などの整備事業を担当。清田の街の劇的な変化を目の当たりにしてきた。清田とは縁があると思う。今日のゲストは清田区長の高橋彰さんです。清田は音楽が盛んで、地元の小中高校が一堂に会して開催される演奏会「音楽の広場」は28回を数える。区長自身も北大合唱団から札幌放送合唱団へ、合唱活動は30年以上にわたる。「きよたマルシェ」では歌詞を一部オリジナルに変え歌声を披露したことも。清田はスイーツも有名で、平成25年からスタンプラリーをしているほど沢山あるから遊びに来てと語ります。



札幌市　清田区

  

江戸幕府の時代から幕臣として札幌村（今の東区）に入った大友亀太郎。2016年は着任150年の節目の年として記念行事も多く行われた。札幌村郷土記念館には今の創成川の元となった大友堀の歴史などもご覧いただけるので是非訪れてほしい。今日のゲストは東区長の木下淳嗣さんです。東区には４つの北海道遺産がある。また「さとらんど」や「つどーむ」の他、世界的にも有名な彫刻家イサムノグチが基本設計を行った大規模公園「モエレ沼」も。ここにはモエレ山という山があり、今年で7回目になる「爆走そり大会」が行われる。段ボールで作ったソリで山頂から滑り降りるレースだが、ゴールするのが難しいほどの張りぼてソリが多く大変盛り上がる。2月1日から雪まつりが始まるが、さとらんどは大通に先駆け1日から開場。雪遊びの広場があるので是非遊びに来てと語ります。



札幌市　東区役所


  

豊平といえば、りんごのイメージ。環状通りのりんご並木はお馴染みながら、今ではりんご農家も無いのに何故だろうと思っていた。しかし「美園りんご会」など、地域の歴史を大切にされている方に多く出会って納得。「アップルスマイルバッチ」はサッポロスマイルにりんごのデザインを加えて大好評。売り上げの一部は花ランド事業へ。おもてなしに一役買っている。今日のゲストは豊平区長の三井一敏さんです。アジア大会に向け「おもてなしの木」と名付けたボードを設置。区民の皆さんの応援メッセージを集めて掲示している。緑小学校の子供達が「ひんめり」や「折り鶴」を作り受付の飾りを準備してくれたり、地元商店街が月寒競技場を雪像やアイスキャンドルで飾ってくれている。アジア大会を応援しながら、おもてなしの楽しさも体験してほしいと語ります。



札幌市　豊平区役所


  

昨年移転し地下鉄直結になった白石区役所。移転が決まった頃から区民検討会が立ち上がり、区民アンケートやワークショップで検討を重ね、区民みなさんの意見を反映して設計された。保健センターや区民センターも同じ建物に入り移動が便利に。また区民共同スペースを増やそうという意見があり、地下２階には「まちづくりイベント広場」がつくられたのでぜひ活用をと語ります。今日のゲストは白石区長の可児敏章さんです。白石区の歴史を語る上で片倉小十郎の話は外せない。昨年の大河ドラマ「真田幸村」の物語に絡め、「ふるさと祭」で毎年披露される片岡鉄砲隊の紹介も。



札幌市　白石区役所