札幌人図鑑 › 2017年04月
2017年04月26日
第1294回 産後セルフケアインストラクター 永野間かおりさん
産後クライシスをご存知だろうか。産後の早期離婚の3割が子供が2歳までの離婚。夫婦で頑張っていかなくてはいけない時期なのに、夫婦関係のズレが生じる。産後うつとの違いを問題視してケアする事が大切だと語ります。今日のゲストは産後セルフケアインストラクター「マドレボニータ札幌」の永野間かおりさんです。自身も産後クライシスを経験。体調も母乳の出も悪く、精神が不安定に。それでも3人目の子供が欲しかったのに夫は「またあの時間が…」と躊躇した。その頃、産後ケアを知り将来仕事をしたいと考え勉強。インストラクターになって3年目に3人目を授かった時、夫から「今なら大丈夫だね」と言われた。自分がどうしていきたいか、伝える努力が大切だと振り返ります。
マドレボニータ札幌 Web
マドレボニータ札幌 Web
2017年04月25日
第1293回 ギタリスト 國田大輔さん
スティーブヴァイに憧れて、立命館慶祥高校からバークリー音楽大学へ。二十歳の時、大学のセレモニーで、憧れのギタリストと1000人の観客が見守る中、演奏したのが良い思い出。昨年は、母校の周年イベントでも演奏できて嬉しかったと笑う。今日のゲストはギタリストの國田大輔さんです。2枚目のアルバムに収録された「Hemenway St.」は、アメリカに住んでいた時のストリートの名前。英語学校で一緒に学んで以来仲良しの、ジャズピアニスト上原ひろみさんも参加してくれた。現在は3枚目のアルバムを製作中。インストのいいところは、言葉がない分どこの国でも共通に楽しめるところ。今後は海外での演奏を増やしていきたいと語ります。
國田大輔さん オフィシャルサイト
國田大輔さん オフィシャルサイト
2017年04月24日
第1292回 NPO法人ハタモク北海道 中田 隆太さん
ルール説明をして学生も社会人も一緒に4〜5人一組となり「働く上で大事にしていること(働く目的=ハタモク)」という大きな問いかけをして話し合う。何かを決めるための話し合いではなく、発散していくイメージだと語る。今日のゲストはNPO法人ハタモク北海道代表理事の中田隆太さんです。北海道武蔵女子短期大学で就職支援をしている。教育学部出身。卒業研究もキャリア教育だった。経営者の集まりである一般社団法人北海道中小企業家同友会に4年勤務する中、友人の紹介で東京開催の「ハタモク」に参加。参加者の熱量がすごくて「これは面白い!」と感じ、東京の学生の積極性に驚かされたと振り返ります。
NPO法人ハタモク北海道
NPO法人ハタモク北海道
2017年04月19日
第1291回 科学技術コミュニケーター 川本真奈美さん
研究者とアーティストの「お見合い前夜」というイベントを開催。意見交換をすると思ったより共通点があり、科学の表現もアーティストと一緒にやった方が親しみやすいと感じた。2017年は芸術祭と連携し、北大キャンパスに沢山の方をお迎えしたいと語ります。今日のゲストは北海道大学創成研究機構 科学技術コミュニケーターの川本真奈美さんです。苫小牧高専出身。中学卒業からずっとリケジョ。勉強して行き着く先は研究者しか知らなかった。ところが大学院で研究を進める中、一つのことに集中し続けられなかったり、失敗するとやる気がなくなったり。すると教授から「研究とは努力してやるものじゃない、楽しくてやるもの」と言われ行き詰まってしまう。博士課程の1年目に、研究じゃなくて「仕事」を探そうと思ったと振り返ります。
川本真奈美さん Facebook
川本真奈美さん Facebook
2017年04月18日
第1290回 北海道大学CoSTEP特任助教 朴炫貞 さん
時を刻む「コクコク」という日本語表現は、文字にして時計に並べると秒針が動くイメージにぴったりだった。実は韓国語でも同じような表現ができる。いろんな言語を使って遊ぶ作品として好評だった。今は札幌国際芸術祭との連携を考えるなど、作品をつくる「場づくり」にも力を入れている。今日のゲストは北海道大学CoSTEP特任助教の朴炫貞(パク ヒョンジョン)さんです。韓国の芸大では構造映像を学び、留学した武蔵美では造形で修士と博士を取得。アーティストを目指してきたが、アートやデザインでサイエンスコミュニケーションをという公募を見つけ北大へ。教えてもいるけれど学ぶことも多いCoSTEPは自分にとってもチャレンジだと語ります。
北海道大学CoSTEP
北海道大学CoSTEP
2017年04月17日
第1289回 株式会社芭里絵 岡本丈男さん
美容師は国家資格でありながら実は短命。結婚・出産などをきっかけに現場を離れた休眠美容師が多い。一方で高齢化が進み美容難民も増えている。それなら新しいマッチングシステムをと考えた。予約システム「スマッチビューティー」の紹介も。今日のゲストは株式会社芭里絵代表取締役の岡本丈男さんです。今年は創業40周年。自分は次男なので継ぐとは思っていなかった。大学を出て1年ニートで過ごし「自分って普通の人間だった」と気づく。そこで大手サロンに入り経営の勉強。苦楽の中で、サロンオーナーと話す機会を多く持てた。美容室は、泥臭く社員一人一人と向き合う地道なマネージメントが大切だったと振り返ります。
株式会社芭里絵
サロンのサイト
株式会社芭里絵
サロンのサイト
2017年04月13日
1300回達成記念 公開収録のお知らせ
札幌人図鑑.tvでは100回達成ごとに公開収録を行っております。おかげさまで間も無く1300回。ゲストはあの「水曜どうでしょう」の藤村Dです!手作り感満載の収録風景をご覧いただけますよ。遊びに来てね〜!
Posted by 福津京子 at
09:02
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2017年04月12日
第1288回 北海道ボランティアドッグの会 長谷川昌子さんとセラピー犬の花ちゃん
仕事が薬剤師で高齢者対象の調剤をしており、認知症の施設に行く機会が多かった。セラピー犬を家族のように連れて行き、入居者さんと触れ合いの時間を持つと大好評。セラピー犬の入れる施設は、介護保険適用でもいいのではと語る。今日のゲストは北海道ボランティアドッグの会の長谷川昌子さんと、セラピー犬の花ちゃんです。震災のごちゃごちゃの中で生まれ、福島から飛行機で来た花ちゃん。3年保護施設で過ごした後、縁あって家族に。セラピー犬になるための特別な訓練というものはなく、飼い犬が試験を受けて適性があると認められればセラピー犬になれる。まだまだ数が少なく待機状態なので、ぜひ適性検査を受けて、ボランティア活動に参加してほしい。楽しいし、癒されますよと語ります。
北海道ボランティアドッグの会
北海道ボランティアドッグの会
Posted by 福津京子 at
10:24
│Comments(0)
2017年04月11日
第1287回 札幌龍谷学園高等学校 ダンス部
フロリダで開催された世界パフォーマンスチア選手権に初出場し、ヒップホップ部門で見事優勝!海外の選手は体が大きく綺麗で大人っぽいが、本番前は「頑張って!」と声を掛け合うフレンドリーさがあった。日本は技術面が高く、細かい部分もピタッと揃える所が高評価だったと振り返ります。今日のゲストは札幌龍谷学園高等学校ダンス部の、星川さん、山出さん、佐藤さん、朝岡さん、齊藤さん、越智さんです。練習は毎日4時間。部活を離れてもいつも一緒でとにかく仲良し、今が青春!と笑う。ダンス部には、先輩に従う、校則を守る、勉強頑張るという3つの掟が。守れないと練習に支障が出るので必死に守る。テストの成績も部長が確認。赤点を取ると、普段以上のトレーニングが待っていると語ります。
札幌龍谷学園高等学校
札幌龍谷学園高等学校
2017年04月10日
第1286回 マジシャン 加藤寛さん
昨年11月に開催された「北海道クロースアップコンテスト」で見事優勝。審査員を設けず集まったお客さん一人一人が一票を投じるスタイルで、テーブルマジックの一番を決めるため腕を競った。今日のゲストはマジシャンでスパイスフード&マジックバー「ツイスター」オーナーの加藤寛さんです。子供の頃はSOGOの実演販売で、その後Mr.マリックの超魔術に驚き再び火がついたマジック熱。働きながらも勉強を続ける中、福岡で師匠と仰ぐほど腕のいいマジシャンと運命の出会い。意気投合してその後一緒に全国のマジックバーを見て回ったと振り返る。最近は結婚式の二次会で新郎新婦も巻き込んで楽しめるマジックなど、パーソナルな演出のマジックが好評だと語ります。
スパイスフード&マジックバー ツイスター
スパイスフード&マジックバー ツイスター
2017年04月05日
第1285回 脚本・演出・役者 白鳥雄介さん
若手大集合の演劇フェス「遊戯祭」に参加。2017は谷川俊太郎の詩をモチーフにした演劇を3つのチームが上演する。詩の巨匠の作品をどう遊ぶのかが腕の見せ所と語ります。今日のゲストは脚本・演出・役者の白鳥雄介さんです。中学の時、同級生とコンビを組んでお笑いでステージに立つと大爆笑。味をしめて腕を磨き高校時代は「M-1甲子園」に出場し、2年連続全国大会へ駒を進める。なんばグランド花月の舞台から見た風景は今も忘れられず、自分の歴史で一番輝いていた。あれですっかり「おだちまくり(調子に乗り)」、教育大へ進学して教員資格を得るも卒業後は芝居の世界へ。バイトをしながら舞台に立つ、勉強の日々が始まったと振り返ります。
遊戯祭17 HP
白鳥雄介さん Facebook
遊戯祭17 HP
白鳥雄介さん Facebook
2017年04月04日
第1284回 北海道共同募金会事務局長 天羽啓さん
共同募金は今年で70年。これまでお世話になったボランティアさんや長きにわたり活動をされてきた方に、賞状や記念品をと考えている。皆さん知りたいことの一番は「使い途」。北海道だけで1年間で3千数百件あり、伝えるのが難しいと語ります。今日のゲストは北海道共同募金会事務局長の天羽啓さんです。共同募金といえば福祉のためというイメージが強いが、福祉の活動団体・施設から申し込みを受けて分配する一方で、災害に備えて積み立てもしている。災害があると被災された方のニーズを聞き、マッチングやバックアップの為のボランティアセンターができるが、センターの立ち上げや運営の資金としても共同募金の積み立てが使われている。義援金、支援金、災害等準備金のお話も。
北海道共同募金会
北海道共同募金会