札幌人図鑑 › 2020年04月
2020年04月28日
第1710回 総務代行 / Office Triangle代表 花澤亜弓さん
経理事務員の代行として領収書や請求書の発行をするばかりではなく、ちょっとしたニュースレターを作ったりお客様へのお礼状を書いたり、情報をデータ化したりと業務の内容は幅広い。少人数の会社ではこのあたりを社長自らやっているケースが多いが、実は苦手な人も多い。これからは小規模企業でもテレワークが進み、組織の形が変わってくると思う。1〜3人規模の会社では全員がプレイヤーな事が多く、経理を含め専門的にやる人が少ない。必要な書類をきちんと整理し担当者が変わっても引き継ぎがスムーズにできる事が重要だが、そういう余力の無い経営者に寄り添い「たのんで安心、話してすっきり」と喜ばれるパートナーになりたいと語ります。今日のゲストは総務代行、Office Triangle代表の花澤亜弓さんです。
Office Triangle Facebook
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2020年04月27日
第1709回 スピーチコーチング 竹本アイラさん
「自分自身が変わりたい」「会社を成長させたい」など経営者の悩みをヒヤリングして、どこを伸ばしたいかを客観的に見たり、東京の市場の話を紹介しながら応援する。また経営者や経営幹部の育成が最も重要という観点からスピーチの指導をしていると語ります。今日のゲストは株式会社MoonGate 代表取締役、スピーチコーチングの竹本アイラさんです。テレビやラジオで「話す」ことを生業としている中で、ビジネスマン向けの研修を頼まれることが多かった。しかしプレゼンやスピーチは一度の研修で身につくものではない。経営コンサルやビジネスコーチングのように、定期的に会社に通って教える事こそ重要だと気づき、自らも本格的に学び始めたと振り返る。YouTubeで真剣にビジネスをしたい方向けのオンラインサロンも開設するので是非チェックしてと力を込めます。
株式会社MoonGate
株式会社MoonGate
2020年04月21日
第1708回 アルタイル3 オーナー 今村琢也さん
昨年12月29日に出発し、1月8日までの10日間かけて「日本パラオ親善ヨットレース」に参加。見事1位でゴールすることが出来た。おっさん8人汗まみれの環境の中、スコールが来たりして何度も死ぬかと思ったけれど、ずっと見たかった「高さ10メートルの波のうねりの頂点からの景色」を見たときは感動で胸が震えた。もう一生見られない景色なので、しっかり目に焼き付けたと語ります。今日のゲストは「アルタイル3」オーナーの今村琢也さんです。20年前、歯科医として開業するにあたり大きな借金をした。返済のため他の医院との差別化を図ろうと、当時はまだ珍しかった日曜診療をして頑張った。その甲斐あって返済のめどが立ったので、普通に戻そうと日曜をやめたら急に時間ができた。趣味で何かやりたいと思ったものの、ずっと仕事漬けだったので何も浮かばない。友人にヨットに誘われたのはそんなタイミングだったと振り返ります。
今村琢也さんのFacebook
今村琢也さんのFacebook
2020年04月20日
第1707回 インディー焙煎士 / 札幌旭丘高校2年生 薮内颯人さん
両親の影響で小学生の頃から珈琲の虜に。高校生になり文科省の「トビタテ!留学JAPAN」でプレゼンし、東ティモールの珈琲生産国へ3ヶ月留学。歩きながらマンホールに落ち、通訳に使っていたスマホを初日から壊してしまうなど洗礼も浴びたが、珈琲豆の管理のしかた、収穫、買付など、農園を周って学ぶことができた。帰国後はコーヒーの販売や講演などもしている。今日のゲストはインディー焙煎士で札幌旭丘高校2年生の薮内颯人さんです。これからは自分で焙煎した珈琲豆を売ったり、店舗を持たない珈琲屋さんをやってみたい。世界中の友達が作った珈琲豆を紹介できたら最高!と語ります。
籔内さんの所属する学生団体UKARI
籔内さんの所属する学生団体UKARI
2020年04月14日
第1706回 NPOブリリアント代表 安達菜未さん
不登校の子を持つお母さん達のランチ会を開催している。じっくり話を聞いてみると、昼夜逆転とかご飯を食べないなど「不登校あるある」な話題が多い。最近はこのランチ会に、子ども達が加わることも。親子ではない立場で話すことで、お互いの想いを素直に聞く事ができると好評。今日のゲストはNPOブリリアント代表の安達菜未さんです。二人の子供が相次いで不登校に。家族でもがき苦しむ中、農業や就労を通じた自立支援学校「耕せにっぽん」と出会った。働きながら、毎日誰かのいいところを見つけて褒めあう習慣が身につくうちに、我が子はみるみる変わっていった。自分自身、誰にも言えず一人で悩む時期が長く辛かったので、どんな話でもまずは聞いてあげたいと語ります。
*参考: 第324回 耕せにっぽん / 東野昭彦さん
NPOブリリアント
*参考: 第324回 耕せにっぽん / 東野昭彦さん
NPOブリリアント
2020年04月13日
第1705回 CSLabo.オンラインサロンオーナー 伊藤真哉さん
障害のある方の好きなことや得意な事をきっかけに「自信」や「やりがい」を見つけるイベントを企画している。人を頼ったり相談したりできる文化が当たり前になるような居場所作りがしたい。今日のゲストは CSLabo.オンラインサロン オーナーの伊藤真哉さんです。小学校高学年の時、母がお坊さんと再婚。将来の跡取りとして中学進学時に強制的に出家した。毎日、朝のお勤めをしてから学校へ。葬儀や告別式があれば学校を中抜けし、終わったら学校へ戻るという生活。思春期に頭を剃られたり辛いことも多かったのに、いま振り返るといい思い出。人の優しさに触れる機会も多かったし、檀家さんにも可愛がってもらった。大学も仏教の大学へ進学。卒業後は本山に修行へ行くつもりだったが、4年生の時に母が離婚。思いがけず、自分の人生を自由に選べるようになったと振り返ります。
CSLabo.オンラインサロン
CSLabo.オンラインサロン
2020年04月07日
第1704回 粘菌の研究でイグノーベル賞 中垣俊之さん
シャーレの中に床となる寒天を敷き、そこへフィルムで迷路を作る。モジホコリという黄色い粘菌を乗せ寒天いっぱいに広がったところで、離れた二箇所に餌となるオートミールを置くと餌と餌を繋ぐように集まり始める。単細胞の粘菌が迷路の短い距離を見つけ出すことができることを発見した。今日のゲストは粘菌の研究でイグノーベル賞を2度受賞された、北海道大学教授の中垣俊之さんです。子供時代は田舎育ちで、毎日里山を徘徊して遊んでいた。図鑑でしか見たことがなかった植物や昆虫を見つけて瞬時にわかったり、逆にいつも見ているものを図鑑で見つけて驚いたり。面白いことは、誰もが目にする事のできる場所で展開される。自分に見る目さえあれば、面白い事がやっていける所に痺れていたと振り返る。実は爆笑問題のテレビ番組で「爆ノーベル賞」も受賞したと笑います。
*イグノーベル賞 : 1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる業績」に対して与えられるノーベル賞のパロディー。
北海道大学 電子科学研究所
*イグノーベル賞 : 1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる業績」に対して与えられるノーベル賞のパロディー。
北海道大学 電子科学研究所
2020年04月06日
第1703回 株式会社テンフードサービス 代表取締役 西田治さん
ごはんのおかずになるような、ちょっと濃いめの味付けが特徴。ぎょうざのみよしのは昭和42年創業で道内24店舗。そば処信州庵は市内6店舗。本州の方が「ぎょうざにカレー!?」と驚く名物の「カレー」に加え、麻婆豆腐や醤油ラーメンも人気があるので食べてみて!と力を込めます。今日のゲストは株式会社テンフードサービス代表取締役の西田治さんです。大学卒業後、たくぎんへ就職。結婚した妻の父が創業者だった為、家業を継ぐことに。まるで違う業種に飛び込むことへの不安はなかった。銀行勤めの中で「世の中の仕組みはわかった、何でもできる!」と思っていたと振り返ります。
株式会社テンフードサービス
株式会社テンフードサービス