札幌人図鑑 › 2020年06月
2020年06月30日
第1720回 北海道日建設計 代表取締役社長 久保田克己さん
東京タワー、名古屋のテレビ塔、そして札幌テレビ塔を設計した会社。鉄骨で高い塔を作るというのが当時の技術の最先端だった。技術はどんどん進化する。自分たちのやった仕事が地図に載り、みんなの記憶にも残る所がやりがいに繋がると語ります。今日のゲストは北海道日建設計代表取締役社長の久保田克己さんです。子供の頃にテレビで見た、肩にセーターをかけオープンカーに乗るカッコイイ建築家になりたかった。ところが勉強を深めるうちに、自分にはどの分野が向いているのかがわからなくなった。大学院に進み、納得のいく勉強をしてから設計の仕事に進めた事は良かったと思う。夢は子供の頃から稽古をしている剣道で、8段を取得する事。2年後に受験条件は揃うが、合格率は0.5パーセント。母校北大剣道部の監督をしながら挑戦したいと力を込めます。
北海道日建設計
北海道日建設計
2020年06月29日
第1719回 おウチで大北海道展 / フリーアナウンサー 国井美佐さん
テレビ局のアナウンサーとして仕事をする中で、全道各地の美味しいものを沢山食べ歩いてきた。ところがコロナの影響で物産展で売る予定の在庫が浮いてしまうなど大変な状況に。これまでお世話になった生産者さんや飲食店さんの顔が浮かび、私に出来ることはないかと必死で考え4月8日に立ち上げたと語ります。今日のゲストは北海道の人と食を応援するための通販サイト「おウチで大北海道展」を運営している、フリーアナウンサーの国井美佐さんです。今年1月に10年以上勤務したテレビ局を退職、家業の広告制作会社で働き始めたばかりだった。仕事柄、webサイトは作ることはできる。これまでの経験を生かし、写真や文章の他に味や香りなど動画で紹介することだってできる!そう思い立ち応援サイトを立ち上げようと動き始めると、送料や運営費、カード決済手数料などなど、検討案件が山積していたと振り返ります。
おウチで大北海道展
おウチで大北海道展
2020年06月23日
第1718回 熱中小学校江丹別分校 伊勢昇平さん
「もういちど、7歳の目で世界を…」をコンセプトに、全国から集まる様々な教諭陣の授業を通じて大人が学ぶ。自分の故郷から発信し、この地域から人を育てたい。一歩踏み出すためのきっかけ作りをしたいと力を込めます。今日のゲストは熱中小学校江丹別分校用務員の伊勢昇平さんです。牧場をやりたくて江丹別へ移住した両親を手伝いながらも、自分の故郷にはコンプレックスしかなかった。高校を卒業したら大嫌いな故郷を離れて世界を相手に仕事がしたい。その為に英語の勉強を頑張っていた。個人レッスンで教えてくれた英語の先生は熱血漢。その先生に将来の夢を話した時「おまえの親父が絞っている牛乳でチーズを作って世界一にもなれるぞ」と教えられてハッとした。チーズ作りのために自然や菌などの勉強をするうちに意識が変わり、父を尊敬する気持ちが強くなったと振り返ります。
熱中小学校江丹別分校
伊勢ファーム BLUE CHEESE DREAMER
熱中小学校江丹別分校
伊勢ファーム BLUE CHEESE DREAMER
2020年06月22日
第1717回 声楽家 / 札幌大谷大学芸術学部音楽学科 准教授 針生美智子さん
新国立劇場『ドン・ジョバンニ』や、オペレッタ『こうもり』『地獄のオルフェ』など多数出演。二期会や松本オペラでの『魔笛』夜の女王も好評を博した。母校へ戻った大きな理由は、当時自分ができなかった事や大学時代に知りたかった事、回り道も多かった事などを学生達に伝えたかったから。教育という現場は欠かせないと力を込めます。今日のゲストは声楽家で札幌大谷大学芸術学部音楽学科准教授の針生美智子さんです。子供の頃は地元小樽の合唱団に所属、オペレッタが大好きだった。中学の時に札幌で日生劇場のオペラを観て、その夢のような世界にワクワクした。大人になり声楽の道へ。日生劇場「セビリアの理髪師」のオーディションを受け合格。通し稽古の時、嵐を表現する演出でブラインドがバタバタ動いた瞬間、「あの時に見た舞台だ!」と子供の頃の記憶が一気に蘇り、涙が止まらなかったと振り返ります。
札幌大谷大学
札幌大谷大学
2020年06月16日
第1716回 テイクアウト&デリバリー緊急応援サイト「がんばれ飲食店」代表 鶴島暁さん
2月末、緊急事態宣言が発令されると飲食店から一斉に悲鳴が上がった。翌日、タウン誌編集長の妻が何か応援をと、デリバリーを始めたお店の情報を個人で発信。するとあっという間にたくさんの情報が寄せられたので「まとめサイト」を作ることに。しかし奔走する店主以外に心配する常連客からの情報も多かった為、お店に掲載の承認やメニューの確認などをしなければいけない。自分は中小企業のフリーランスのコンサルタントが本業だが、大学の非常勤講師もしている。そこで学生たちに声をかけ手伝ってもらう事に。日頃から学生のうちに様々なチャレンジをと思っていた。サイト運営はいい教材になったと振り返ります。今日のゲストはテイクアウト&デリバリー緊急応援サイト「がんばれ飲食店」代表の鶴島暁さんです。
テイクアウト&デリバリー緊急応援サイト「がんばれ飲食店」
テイクアウト&デリバリー緊急応援サイト「がんばれ飲食店」
2020年06月15日
第1715回 札幌で農業を楽しむ 細貝陽子さん
南区の小金湯に農場を持ち100種類以上の野菜を育てている。今年はコロナで自粛だったが、チカホや神宮マルシェで販売すると、お客様に直接言葉が届けられるし喜んでもらえるのでやりがいに繋がる。将来は畑の隣に花畑ガーデンを作りたいと語ります。今日のゲストは札幌で農業を楽しむ細貝陽子さんです。もともと豊平区中の島で八百屋をしていたが、途中から原木シイタケも育て始め、軌道に乗ってからはシイタケ一筋32年。大変な時もあったけど農業を続けてこられたのは、子供に「おかえり」といえる仕事だったからと振り返ります。
細貝さんへのお問い合わせは「ぽすとかん」まで
細貝さんへのお問い合わせは「ぽすとかん」まで
2020年06月09日
第1714回 UKARI代表 / 電脳隊代表 / イレンカコタン共同創業者 / N高1年生 田畑快さん
「自分は高校生だから」を言い訳にせず、アクションの方法があることを伝えたい。そこでオンラインサロンと、オフラインのコミュニティースペース「ユーラボ」、大規模イベント「ステッピンアップ」の3つの柱で活動をしている。そこは好奇心が交差する社会実験場。つくりたかったのは、こんなコミュニティーだったと語ります。今日のゲストは学生団体UKARI代表、電脳隊代表、イレンカコタン共同創業者、N高1年生の田畑快さんです。小5でiOSのアプリを開発、アップルストアでトークイベントをした。実は当時、同じ興味を持つ仲間が欲しかったが同世代にはいなかった。中学時代は映像制作にハマり、わからないことは片っ端からググって独学、学びたい事を学び繋がりたい人と繋がっていくうち、最前線の人たちの話が理解できるように。そんな中、同年代の学生のユニークな活動と出会います。
学生団体 UKARI
学生団体 UKARI
2020年06月08日
第1713回 Ra-no 無添加石鹸 渡辺佳代子さん
恵庭の蜂蜜やニセコの温泉水、オリーブオイルなど、肌に良いものを色々配合しているが、いちばんの特徴は羊の脂から取れる成分「ラノリン」が配合されていること。保湿力抜群なので、赤ちゃんや敏感肌の方にも是非試してみて欲しいと力を込めます。今日のゲストは株式会社Ra-no取締役社長、Ra-no無添加石鹸の渡辺佳代子さんです。人一倍肌が弱く、会社を起こして化粧品を作っていた。そんな中、羊の飼育頭数では日本最大規模を誇る、びっくりドンキーの「えこりん村」村長と出会い、羊は肉も羊毛もいいけど脂もいい事を教えてもらった。羊の毛刈りをする人達の手がつるつるで驚いたと振り返ります。
Ra-no無添加石鹸
Ra-no無添加石鹸