札幌人図鑑 › 2020年10月
2020年10月27日
第1752回 株式会社北海道インテック 地質調査部 北村繁基さん
社会資本整備の調査・計画・設計・施工管理に係る建設コンサルタントの会社で、地質調査技士、応用理学部門技術士として仕事をしている。山に入って岩盤を調べたり、ボーリングをして地質を調べたり。想定外で炭鉱跡を見つけてしまった事もあると笑います。今日のゲストは株式会社北海道インテック地質調査部の北村繁基さんです。環境系の仕事がしたくて大学を選んだが、今では考えられないような、たった一人で山に籠って地質を調査するような仕事が性に合っていると感じ、専門をシフト。その後、先輩のご縁で北海道へ。環境調査は事前事後に行う大切な仕事。設計の方から、地質屋さんと話をすると三人三様の見解をすると言われるほど、知識はもちろん経験とセンスの必要な仕事と語ります。
株式会社北海道インテック

株式会社北海道インテック
2020年10月26日
第1751回 サフィルヴァ北海道 監督 上杉徹さん
今年7月から監督として札幌へ。選手は小学校の教師や福祉関係など、それぞれの仕事をしてから夜集まって練習をしている。仕事との両立は大変だろうに、みんなバレーが好きなんだなぁと思う。今シーズンから2部に昇格したので「是非応援をよろしく!」と力を込めます。今日のゲストは札幌のプロバレーチーム、サフィルヴァ北海道監督の上杉徹さんです。学生時代からずっとバレーをやってきたが、30を目前にとことんやるならこれが最後とデンマークのプロチームへ。その際お世話になった男性が北海道栗山出身。ノルウェーの高校生を指導していたが、その指導方法がとてもユニークで、一番影響を受けたと振り返ります。
今季ホームゲームは
11月28日29日、1月23日24日、2月20日21日
北ガスアリーナにて
サフィルヴァ北海道
今季ホームゲームは
11月28日29日、1月23日24日、2月20日21日
北ガスアリーナにて
サフィルヴァ北海道
2020年10月20日
第1750回 山登運輸株式会社 代表取締役社長 松橋謙一さん
3月末の繁忙期に引越しが集中すると引越し難民がでてしまうので、チカホでのイベントなどを通して分散引越しをお願いしている。引越しは家の中にも入るし、消費者を守るための約款も様々あり、素人では出来ない仕事。ぜひ「引越し安心マーク」の付いた業者に頼んで欲しいと語ります。今日のゲストは山登運輸株式会社代表取締役社長の松橋謙一さんです。ススキノ生まれのススキノ育ち。父は運送業だったが興味がなく、大学進学のため上京し、卒業後は建築会社で6年勤務。友人に誘われ三社祭でお神輿を担いでいた。その後、家業を継ぐため札幌へ戻った時、お神輿の楽しさが忘れられず、狸小路が母体の神輿の会「北海睦」に入会。そのまま40年、今は副会長を務め全国の神輿の会と交流があると笑います。
山登運輸株式会社

山登運輸株式会社
2020年10月19日
第1749回 #マイネーム イズ マイタイトル 山中緑さん
現在は札幌の姉妹都市ポートランドに在住。働き方や生き方、子育てや教育など、日本では得られなかった多様な価値観に触れ心地よく暮らしている。そんな毎日を「ポートランド通信」として配信、大きな反響をいただいていると語ります。今日のゲストは#マイネーム イズ マイタイトルの山中緑さんです。好きな場所で好きな人と好きな仕事をして生きていきたい。そんな目標を掲げLAに留学したのは21歳の頃。就職氷河期で、今の自分ではだめなんだと感じ、北海道への想いを募らせながら働いていた。その後、国際結婚をして娘が生まれた。その子が5歳の時、日本人としてのアイデンティティーを持たせてあげたくて帰国。ところが、楽しみにしていた日本の小学校は肌に合わず不登校に。ほとんど学校へ行かないまま4年生になった時、学習意欲の膨らんだ娘がアメリカの小学校で学びたいと言い出したと振り返ります。
山中緑のポートランド通信

山中緑のポートランド通信
2020年10月13日
第1748回 北海道大学大学院 工学研究院 准教授 岸邦宏さん
将来の交通がどうなるのか予測し、今後の交通をどう作っていくかを考える交通計画が専門。その地域に適した持続可能な交通を考えるとき、自分は工学部出身なので、感情論ではなく数字で見る。鉄道ネットワークワーキングチームでは座長を務め、北海道の鉄道の在り方を議論してきた。10年後、60歳になるとき、札幌に新幹線が開通する。自分の研究テーマでもあり北海道交通の完成形だと思うので、その一番列車に乗るのが夢と語ります。今日のゲストは北海道大学大学院 工学研究院 准教授の岸邦宏さんです。小学校6年の時、青函トンネルが貫通。担任の先生が授業を中断して、その瞬間をテレビで見せてくれた。思えばあの時から、この仕事に興味があったと振り返ります。
北海道大学大学院 工学研究院
北海道大学大学院 工学研究院
2020年10月12日
第1747回 北海道食材探検家 佐々木学さん
北海道各地の生産者を訪ね、どんな方がどんな物をどんな想いで作っているかを物語で紹介するメディア「北海道食べる通信」。ユニークなのは紙面で紹介した魚や野菜を、クール便で一緒に届けるシステム。例えば秋号では厚真町の地蒔きの純天然ホタテ。物語と一緒に味わえるのが最大の魅力と力を込めます。今日のゲストは北海道食材探検家の佐々木学さんです。東日本大震災で大きな被害を受けた農家さんや漁師さんを何とかしようと立ち上がった「東北食べる通信」。それに共感する人が全国各地で仲間として立ち上がるなか、誕生したのが「北海道食べる通信」で、自分は今年から編集長になった。今はファンクラブの皆さんと生産者さんを訪ね、お話を聞きながら自然の物をありのままに頂くツアーが大好評だと語ります。
北海道食べる通信
北海道食べる通信
2020年10月06日
第1746回 勤医協札幌病院 産婦人科副院長 長島香さん
産婦人科外来では性暴力を受けた人の診療もしている。コロナ禍で望まぬ妊娠での来院が増えた。同意がない性的接触は性暴力であるという認識をしっかり持ってほしい。医療ソーシャルワーカーがおり、必要なら生活保護の手続きをしたり、勤医協だけで使える無料、低額診療制度も利用できるので、お金の心配はせず、まずは受診して欲しいと語ります。今日のゲストは勤医協札幌病院産婦人科副院長の長島香さんです。小さい頃から男女差別ということに反感を感じていた。生涯働ける仕事、差別を受けない仕事と考え外科医になったが、結婚して子供ができると子育てとの両立に困難を感じ、手術のある産婦人科医になった。実は私にとって近寄りたくない科目だったが、いまでは天職かと思えるほど気に入って働いていると笑います。。
勤医協札幌病院産婦人科

勤医協札幌病院産婦人科
2020年10月05日
第1745回 真宗大谷派教願寺 副住職 遠島光顕さん
全国にあるITの苦手なお寺に声をかけ、寺院向けWebサービスを提供する「お寺の窓口」を開設。地域とお寺を繋ぐきっかけづくりのプロデュースもしている。運営する株式会社AVENILでは代表取締役を務め、7つの事業を立ち上げたと語ります。今日のゲストは真宗大谷派教願寺副住職の遠島光顕さんです。次男だったのでお寺を継ぐこともないだろうと大阪の大学へ。学生起業家に憧れ様々な事業にトライ、上手くいったりいかなかったりする中で「あなたにはお坊さんの道もある」という母の勧めで大谷大学へ。学びを深めると様々な課題が見えてきた。自分はお寺に生まれ、お寺で育った。お寺の気持ちが一番わかる経営者になれると思ったと振り返ります。
*来年のNHK 朝ドラの監修が決まりました!
お寺の窓口
*来年のNHK 朝ドラの監修が決まりました!
お寺の窓口