2014年10月06日
第828回 レンガ積み職人 吉田健司さん
図形に関して知識がないとできない仕事。親父は電卓など使わず、三角関数で数字を正確に出す事が出来たと笑う。今日のゲストはこの道一筋35年、レンガ積み職人の吉田健司さんです。道内の歴史的建築物を修復する団体に所属し様々な建物を見て来たが、サッポロビール園の煙突はすごいと思う。職人が変わればどうしても外に反ったり内に向いたり「くせ」が出るもの。たとえ糸ほどの狂いでも、あれだけの高さに積めばゆがみが出てもおかしくない。美しさはイコール強さ。きれいに積まれたレンガは丈夫だという事。レンガ積み職人は、当然レンガを熟知している。どう積めば、どんな美しい建物が建つかもわかる。今後は設計も施行も出来る、技術士の資格を持つ技能士を育てたいと語ります。
1、親父も親父の叔父もレンガ職人
1、親父も親父の叔父もレンガ職人
Posted by 福津京子 at 14:42│Comments(0)
│専門職