2016年06月03日
第1140回 NPO法人セカンドサポート 芳賀博信さん
北海道初のブラインドサッカーチーム「ナマーラ北海道」を運営している。選手5名のうち2名以上が視覚障害者というのがルールで、全員ブラインド(目幕し)状態でプレイ。やってみるとサッカー経験者でも難しく奥が深い。壁をうまく使うなどの戦術もさることながら、選手間で声を掛け合うコミュニケーション能力が問われるスポーツ。現在、月に一度ペースで体験会を開催しているので、ぜひご参加をと語ります。今日のゲストはNPO法人セカンドサポート理事長の芳賀博信さんです。2012年までコンサドーレ札幌の選手だった。しかし華やかな現役中とは対照的に、引退すると出来ることが見つけられず苦しんだ。そんな中、施設訪問でブラインドサッカーの戸谷選手と出会い北海道にはまだチームがないことを知る。「ないなら作ろう!」と盲学校の先生や行政の方に相談しながら、資金の準備のためにNPOを設立。声をかけると賛同者は多く、2年でスムーズに設立した。今はサッカーに限らず様々なアスリートのセカンドキャリアを支援していると語ります。
NPO法人セカンドサポート

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