札幌人図鑑
2023年03月27日
第1899回 株式会社日本エスコン 北海道支店 副支店長 大久保敬さん
今シーズンより開業するエスコンフィールドHOKKAIDO。スタジアムが目の前のマンションは、ファイターズの試合のある日は自由に入場できる10年パスポートを付けて即日完売。今は日本ハムファイターズや北広島市と連携して新しい街づくりをしている。よく「ボールパークを作る会社?」と聞かれるけれど違います、不動産開発事業が仕事ですと笑います。今日のゲストは株式会社日本エスコン北海道支店副支店長の大久保敬さんです。島根出身。バブルの頃に大学進学のため上京。お洒落で大きな街が次々誕生する様子を見て、デベロッパーの仕事に興味を持った。阪神淡路大震災後は神戸で、東日本大震災後は仙台で仕事をした経験をもつ。この度、世界にも類を見ないボールパークを建設するという事で、札幌勤務となり2年半。仕事ばかりの姿を見て地元の方から「オフを楽しんでこそ」と教えられハーレーを購入。今は北海道の自然を満喫、リフレッシュできるようになったと語ります。
株式会社日本エスコン
株式会社日本エスコン

2023年03月20日
第1898回 古希のマラソンランナー Shu Yamane さん
2022年もホノルルマラソンを完走。ゴールには一緒に写真を撮ろうと沢山の日本人が集まる。腹部に残る胃癌の手術跡がウエアと擦れて痛くならないよう、ローライズのパンツで傷を露出して走る。遠目からだとシックスパックに見えて、意外に違和感は無いと笑います。今日のゲストは古希のマラソンランナーShu Yamaneさんです。札幌出身。手術の後、傷が痛み体調もすぐれない様子を見かね、ホノルル在住の弟からハワイでの療養に誘われた。行ってみると気候が合うのか、すこぶる体調がいい。これは長く滞在したいと感じ、ビザ取得のためにハワイでマッサージの学校へ通った。資格が取れて仕事を始め、ホノルルマラソンに参加したランナーをマッサージした。「お疲れさまでした」と会話しながら身体を揉んでいると、「私も走ったんです」と言いたい気持ちが湧いてきた。それで翌年、練習もせずにホノルルマラソンに参加。以来マラソンにハマって、今では自分の人生そのものになったと振り返ります。
Shu YamaneさんFacebook
Shu YamaneさんFacebook

2023年03月13日
第1897回 ミス・プリティーン インターナショナル「アジア・オセアニア」日本代表 工藤大空さん
10代の子どもたちがグローバルに活躍する機会を作り、才能を伸ばしていく事を目的としたコンテスト。アメリカでは40年の歴史があり、社会貢献も大きな審査のポイントとなる。自分はアイドルグループのメンバーとしてゴミ拾いのボランティア活動をしており、SDGsを学んだ経験を英語でスピーチしたと胸を張ります。今日のゲストはミス・プリティーンインターナショナル「アジア・オセアニア」日本代表の工藤大空さん、幌西小学校5年生です。ウォーキングやスピーチの他、フィットネス審査やタレントショーなど厳しい審査項目は5つ。小さい頃から器械体操や日本舞踊などを習ってきた事を生かしてステージに臨んだ。将来は女優になるのが夢。いまも10の習い事を頑張りながら、夢に向かってまっしぐらだと笑います。
ミス・プリティーンインターナショナル

ミス・プリティーンインターナショナル

2023年03月06日
第1896回 Lemone 株式会社代表取締役 寺井裕美子さん
旅行サービス、イベント企画運営やPR、SNS支援などが主な事業。働きたい女性たちのコミュニティー「レモネードラボ」への登録者は300名に上る。入会時の面接には力を入れているが、高いスキルを持ちながら自覚のない方が多い。まずはそこに気付いてもらう事が大切だと力を込めます。今日のゲストはLemone 株式会社代表取締役の寺井裕美子さんです。はとバスでバスガイドをしていた。結婚・出産を経て会社へ戻ろうとしたが、コロナ禍で叶わず。同業他社で、企画も営業もガイドもしながら働いたが、離婚し生活が一変。当時2歳の子供を連れ家賃の安い札幌へ移住した。子どもの事を考え在宅で仕事がしたい。まずは貯えでその為の資格を取ろうと頑張ったが、ピンとくるものに出会えないまま1年が過ぎ100万の出費。そんな時、行政の起業相談窓口で「あなたは営業が向いているよ」とアドバイスをされ驚いたと振り返ります。
Lemone 株式会社
Lemone 株式会社

2023年02月27日
第1895回 スタジオリッチョ 塚原義弘さん
札幌地下街の大型ビジョンに映し出される「リアル北海道」他、テレビCMや「マリオパーティー8」「幻想水滸伝5」などのゲーム音楽を制作。大学ではコンピューターミュージックやサウンドデザインを教え、若手育成にも力を入れる。曲作りも好きだが、エンジニアも好きだと語ります。今日のゲストはスタジオリッチョの塚原義弘さんです。中高時代から音楽に親しみ、静岡の大学へ進学、地元釧路でピアノの調律師をしていた。音楽で食っていくのは大変だからと諦めていたけど、頼まれた仕事をやっているうちに曲が作れるようになった。その後、ゲーム制作をする札幌の企業へ就職。独立後はライブも出来るスタジオを立ち上げ、株式会社にして15年が経った。そういえば初めて買ったレコードは、あがたもりおの「赤色エレジー」で、ギターのコードもこの曲で覚えた事をあちこちで話すうち、縁あってCDを2枚作らせてもらったと笑います。
スタジオリッチョ Facebook
スタジオリッチョ Facebook

2023年02月20日
第1894回 Michiru Kitchen 店長 出崎実千瑠さん
お肉も乳製品も使っていないのに、ラザニアやブリトー、カレーやザンギなどがメニューに並ぶ。ビーガンの人もそうじゃない人も、一緒にメニューを選ぶことが出来ると人気。外国人のリピーターも多い。しかし食材の仕入れには苦労もいっぱい。だからこのジャンルはこれから益々需要がある事を伝えていきたいと力を込めます。今日のゲストはMichiru Kitchen店長の出崎実千瑠さんです。専門学校で調理を学び、市内の飲食店でキッチンを担当していた。3年勤務したが、ある頃からお肉を食べると気分がモヤモヤするようになった。試しにお肉をやめてみると体が軽い。ついでに乳製品もやめてみると体調はもっと良くなり、長年飲み続けたお薬がいらなくなった。ビーガンの人が外食できるお店は少ない。一緒に食事をする人にも気を遣わせてしまう。だから「ビーガンの人もそうじゃない人も一緒に」楽しめるお店を作りたかったと振り返ります。
Michiru Kitchen
Michiru Kitchen

2023年02月13日
第1893回 公務員ハードラー 高橋佑輔さん
昨年6月の全日本選手権で4位、10月の国体110mハードル競技では3位に入賞。13秒47は北海道記録。現在は公務員として仕事を続けながら自主練の日々。時間が少なく特に冬場は練習場所にも苦労しているが、時間が短いからこそ考えることが出来ると力を込めます。今日のゲストは公務員ハードラーの高橋佑輔さんです。札幌東高校陸上部出身。短距離志望だったが、顧問の薦めでハードルへ転向。どんどん成績を上げ、行けて当然と臨んだインターハイで、まさかの予選落ち。放心状態のまま北大受験に向き合おうとしたとき、顧問の先生から「それでいいのか!?」と問われ進路を変更。一般入試で筑波大学へ進学し、全日本の大会で入賞した。陸上は楽しい。自分は高校から始めたけれど、高校でも大学でもタイムが伸びたし「卒業後もまだできる!」と思い、卒業後も続けられる環境を選んだ。仕事との両立は大変だけれど、夢は日の丸を背負う事。大好きなスポーツを続けたいけど就職を期に諦める人は多い。だから働きながらでも、僕みたいに出来るよと伝えていきたいと語ります。
高橋佑輔さん Twitter
高橋佑輔さん Twitter
