札幌人図鑑 › 士業
2018年12月26日
第1540回 司法書士 泉田陽介事務所 泉田陽介さん
身内が亡くなった時の故人の預貯金。ストップした口座を相続人が引き継ぐにはたくさんの書類を集めなくてはならない。自分で頑張ってやってしまう方が多いが、相続の手続きが大変だと故人と向き合う時間もなくなるので、専門家に依頼できることを知ってほしいと語ります。今日のゲストは司法書士泉田陽介事務所の泉田陽介さんです。自分にとって大切なものを考える研修会に参加。仕事優先で家族を顧みていない現状に気付き反省した。仕事では、財産があろうとなかろうと起こる争いを目の当たりにすることが多かった。家族のコミュニケーションも大切だが、自分は何を大切にしていたか具体的に伝えるために、遺言(エンディングノート)を若いうちから書いてみて欲しいと力を込めます。
司法書士泉田陽介事務所
司法書士泉田陽介事務所
2018年08月28日
第1491回 FP・社労士事務所 川部商店 代表 川部紀子さん
「まだ間に合う 老後資金4000万円をつくる!お金の貯め方・増やし方」を出版。お金は束縛すると逃げるし放置するといなくなる。不安だから溜め込むのではなく、余計な節約からは解放されてと語ります。今日のゲストはFP・社労士事務所 川部商店 代表の川部紀子さんです。保険会社で8年間、人の家計や人生を見てきた。そんな中、公務員だった父が定年直前の59歳で他界。足の不自由な52歳の母と自分が残され、官舎も出ることに。すると立て続けに大切な友人が3人も他界。自分も肝臓ガンの疑いで入院。結果は大丈夫だったのに、「死」に囚われて苦しかった。そこで自分探しにインドの旅へ。ガンジス川で悟りを開いたと振り返ります。
FP・社労士事務所 川部商店
FP・社労士事務所 川部商店
2018年06月13日
第1462回 あすか税理士法人税理士 伊東祐生さん
北海道は後継者がいない為に廃業する会社が多い。いい会社が多いのにもったいない。答えを持ち自走できる人にコンサルはいらない。経営のパートナーとなり、想いがあっても解決策が見えない会社の力になりたい。今日のゲストはあすか税理士法人税理士の伊東祐生さんです。高2の時、将来どんな仕事に進むかを悩み本屋へ。すべての職業が載っている分厚い本を隅々読んで税理士に決めた。大学時代は資格取得の為に猛勉強。大学院に進んで学びを深めた。就職して1年目は成績が振るわず苦労もしたが、もともと負けず嫌いで仕事を嫌と思ったことは一度もない。そんな中、結婚して子供ができて、地元札幌で子育てをしようと退職を申し出た時、上司から思いがけない言葉をかけられたと振り返ります。
あすか税理士法人
あすか税理士法人
2018年01月17日
第1399回 行政書士蛯原友浩法務事務所 蛯原友浩さん
外国人が日本で働く時、在留資格を持つためには様々な要件がある。コックになりたい人は10年以上の実務経験、コンビニで働きたい留学生は資格外活動許可が必要。相談に来た外国人の中には、もう少し早く来てくれればというケースも多いと語ります。今日のゲストは行政書士蛯原友浩 法務事務所 代表の蛯原友浩さんです。小さい頃から外国に憧れがあり、高校卒業後お金を貯めてアメリカへ語学留学。その後、会社勤めをしながら資格を取得し独立。外国人就労専門行政書士をしている。これからは本国で簡単な日本語と実務を学び、日本に来たらすぐ仕事ができるようなシステムができるといいと思う。日本で働きたいという人が増えるような縁を繋いでいきたいと語ります。
行政書士蛯原友浩 法務事務所
行政書士蛯原友浩 法務事務所
2017年10月24日
第1370回 中小企業診断士 三浦淳一さん
道内の金融機関からお金を集めベンチャー企業に投資をしている。投資先を探すところから始め、一緒に足りないところを考えながら上場を目指す。上場は今や雲の上の話ではない事を広めたい。「むしろ手の届くアイドルみたいに」と笑います。今日のゲストは北海道ベンチャーキャピタル代表取締役社長で中小企業診断士の三浦淳一さんです。中学の頃、経営コンサルタントのドキュメンタリー番組を見て起業支援に興味を持った。そこで資格を取り地元の会計事務所で働く中、2000年にビズカフェがオープンし「サッポロバレー誕生」の本が出版された。このことに衝撃を受け、これからはベンチャーの支援をしようと決め動き出します。
北海道ベンチャーキャピタル
北海道ベンチャーキャピタル
2017年07月17日
第1328回 弁護士・家族信託専門士 荒木俊和さん
生前贈与と言われても贈与すれば税金がかかるし、高齢な方だって今後の生活があるので全部をあげてしまうのは不安。贈与は「あげる」こと。信託は「預ける」こと。だから今、お元気なうちの「家族信託」をお薦めしたい。今日のゲストは弁護士で家族信託専門士の荒木俊和さんです。弁護士になって最初に勤めたのが東京の大手で、上場企業の合併など契約書を作る仕事が多かった。そのうち「自分でなければ出来ない仕事がしたい」「弁護士の資格を持ち何をするかだ」と考えるように。今は札幌で法律事務所を経営する一方、サムライ業の仲間と相続問題をワンストップで対応できる会社を経営している。揉め事をなくし、経済のプラスになるような仕事をと語ります。月に一度、趣味で滝行をしているお話も。
アンサーズ法律事務所
株式会社つなぐ相続アドバイザーズ
アンサーズ法律事務所
株式会社つなぐ相続アドバイザーズ
2017年02月20日
第1265回 滝本食品株式会社常務取締役 中居香織さん
札幌市役所の地下食堂を経営。安くてボリュームがあり体にもお財布にも優しいランチを提供している。道産食材を使ったメニューを考え、マルシェを開催するなどして近郊の農家を応援している。実は料理研究家になりたくて、学生時代からメニューを考えては料理コンテストに出しまくっていたと笑います。今日のゲストは滝本食品株式会社常務取締役で管理栄養士の中居香織さんです。会社は創業67年。市役所で食堂を始めたのは昭和27年から。製麺業だった祖父母は戦後、リヤカーを引いて蕎麦やうどんを売っていた。その麺を市役所に納めるようになった頃、市役所で食堂をやらないかと当時の市長から誘われて始めたのがきっかけと振り返ります。
滝本食品株式会社
札幌市役所地下食堂
滝本食品株式会社
札幌市役所地下食堂
2016年12月14日
第1240回 札響チェリストで行政書士 荒木均さん
中学から札響を聞くようになり、チェロを始めた。大学では経営学を学んだが、バーンスタインがいた頃のPMFで学び一回目の卒業生に。するとやっぱりプロになりたくて、東京芸大を受け直してプロになった。いろんなオーケストラに行ったけど、みんな仲が良く誇りを持って音楽に取り組める環境があるのが札響のいいところだと語ります。今日のゲストは札響チェリストで行政書士の荒木均さんです。音楽活動をする中で著作権が問題になることが多々あった。そのたび専門家に話を聞いたが、音楽を専門とした人は少なく苦労した。それなら自分が資格を取ってしまおうと勉強したのが行政書士の資格取得のきっかけ。札響の労働組合の委員長を長くやっていた事も大きいと思う。みんなが幸せで音楽に取り組んでいける環境を、自分たちで考えていきたいと語ります。
札幌交響楽団
札幌交響楽団
2016年03月22日
第1087回 きらめき国際特許事務所弁理士 金丸清隆さん
「食物繊維」という名前をつくった桐山先生の元で研究がしたくて北大農学部で農芸化学バイオテクノロジーを学んだ。しかし卒業後は「子供の頃から世界地図が好きだった」という理由から、化学と全く関係のないJTBへ入社。海外出張の時にビザが必要と聞き「VISAカードを持てば海外へ行けるんだ。すごーい」と驚いていたと笑います。今日のゲストはきらめき国際特許事務所弁理士の金丸清隆さんです。入社4年目にして社長賞。その営業力でいくつか仕事をする中、知的財産に関わる仕事をする叔父の誘いで北海道へUターン。弁理士の資格を2年で取得し、北大のバイオテクノロジーに関わる特許や商標・著作権などの仕事を行っていると語ります。
きらめき国際特許事務所
きらめき国際特許事務所
2015年01月25日
第939回 すがさわ法律事務所 菅澤紀生さん
もともと環境に興味があり、CO2を減らした持続可能なまちづくりを考えてきた。震災後は「泊原発の廃炉を目指す会」の事務局長としての活動も。今日のゲストは「すがさわ法律事務所」弁護士の菅澤紀生さんです。中学では憲法全文をすらすら答え、高校では日経新聞を隅々見ながら世界の情勢を読み解くのが好きだった。政治経済の模試で全国一になるほど法律の勉強が得意だったので、弁護士を目指し中央大学へ。若い頃は偉大な祖父・父への反発もあり故郷を離れて北海道へ来たが、薪を割って暖炉に焼べたり野菜を育てたりDIYを楽しんだり「里山資本主義」な理想の生活を手に入れる事ができて良かったと語ります。
1、弁護士は人生のどぶさらい?
続きを読む
1、弁護士は人生のどぶさらい?
続きを読む