札幌人図鑑 › ライター
2023年12月18日
第1936回 札幌グルメライター 高井なおさん
旅をしながら美味しいものをモグモグ食べて紹介するブログサイト「MOGTRIP(モグトリップ)北海道」を運営。まずは自分でお客として行ってみて、本当に美味しいと感じたお店、接客も好印象のお店しか掲載しないのが一番のこだわり。だから掲載許可は事前に告げず、お会計の時にと決めていると語ります。今日のゲストは札幌グルメライターの高井なおさんです。カフェ巡りにはまっていたOL時代、好きだったお店へ再訪すると閉店していた。素敵なお店でも宣伝が不得意で、その魅力が伝わらないのはとても残念。それなら自分の趣味を兼ねて、大好きなお店を応援しようと思ったのがブログを始めたきっかけ。道内179市町村4000軒以上食べ歩き、今では夫と二人、趣味を超え仕事として向き合うようになった。テレビ局から取材が来る事もあり、広がりにびっくりしてると笑います。
MOGTRIP北海道
MOGTRIP北海道

2019年10月22日
第1660回 「科学史ひらめき図鑑」著者 楢木佑佳さん
出版社から、科学史をイラストで紹介する本の企画が持ち込まれた。科学史って地味な分野だけど「文系サラリーマン向けの本にしたい」と言われ面白そうだと引き受けた。キーワードは「ひらめき」。科学者が課題解決に至るきっかけや考え方・方法論を、得意なイラストを交えてわかりやすく紹介。本を作る工程も「ひらめき」の連続だったと語ります。今日のゲストは「科学史ひらめき図鑑」著者の楢木佑佳さんです。北大博士課程まで生物学を専攻し「ミジンコ」の研究をしていた。研究は好きだったが一般の方向けの市民講座や出前授業で「ミジンコ」の話をするのが楽しくて、仕事にするなら研究者よりサイエンスコミュニケーションをと考えるようになったと振り返ります。
科学史ひらめき図鑑
株式会社スペースタイム
科学史ひらめき図鑑
株式会社スペースタイム

2019年09月24日
第1650回 (株)デイリー・インフォメーション北海道 黄晴渝さん
今年2月に、台湾人向けの観光ガイド「北海道風格慢旅」を出版。台湾からの観光客はそのほとんどがリピーター。北海道に住む自分だからこそ、台湾人の欲しい情報・喜ぶ情報がわかる。観光地の魅力は移住者の目線で。雪虫が飛ぶと1週間後に雪が降るとか、この時期の挨拶は「もうストーブつけましたか?」であることなど、暮らしの一コマを添えるのも大切だと語ります。今日のゲストは(株)デイリー・インフォメーション北海道、インバウンド事業部課長の黄晴渝さんです。台湾の大学では観光を学んだが、なぜか英語の成績が悪かった。CAは諦めたが、日本語は好きだったので香川県の大学へ語学留学し、とにかく観光の仕事を熱望していた。台湾では学生のうちは就活をしないのが当たり前だが、大学4年で内定をもらい小樽の企業に就職。北海道に住むきっかけになったと振り返ります。
(株)デイリー・インフォメーション北海道
(株)デイリー・インフォメーション北海道

2019年07月16日
第1620回 ノンフィクションライター 北室かず子さん
JR北海道の車内広報誌『THE JR Hokkaido』の特集を28年執筆している。北海道の歴史や科学を中心に取材をしているが、いつも感じていることは「専門3つが揃ったら新しいものが始まる」ということ。読者の知的驚きに繋がるような記事を書きたいと語ります。今日のゲストはノンフィクションライターの北室かず子さんです。大学新聞を経て婦人画報に入社。銀座の試写室で水野晴郎さんや小森のおばちゃまと並んで映画を見たのは良い思い出。しかし原体験は子供の頃に書いた壁新聞。弟の笑える失敗談などを書いて開業医だった父の病院の待合室に貼ると患者さんが褒めてくれた。「ウケる」というのは麻薬のようだと笑います。
北室かず子さん著書
北室かず子さん著書

2018年08月01日
第1480回 フリーライター 西村裕広さん
福祉や住宅、美術から宗教まで様々な分野で執筆。障害者自転車レースのサポートをしながらプライベートでは自転車旅などを経験。アラスカ、オレゴン、カリフォルニア、ネバダ各州を跨ぎ、走行距離は約3000kmだと語ります。今日のゲストはフリーライターの西村裕広さんです。19歳の時に宮崎勤事件が起きた。深刻な事件なのに、ホラー映画のような報道に違和感を覚えた。メディアに興味を持ったのはこの時だったと思う。20代半ばで縁あってフリーの雑誌記者に。障害当事者の国際会議(DPI)の取材へ行くと、組織委員会の代表からうちに来ないかと誘われた。そこで2年の期限つきで広報のつもりで入ったが、最初の仕事は障害当事者の男性と自転車で道内を一周する事だったと笑います。
西村裕広さん Facebook
西村裕広さん Facebook

2017年06月28日
第1321回 ライター・編集者 加藤浩子さん
自分の知りたいことを知ることができ、それを伝えられる事は楽しい。自分の記事も書けばといわれるけれど、自分は素敵な人の話を聞いて本にする、裏方の仕事が好きだと思う。いまは不動産投資の本が一番多いと語ります。今日のゲストはライターで編集者の加藤浩子さんです。学生時代のある経験から「出来る事より、やりたい事をやろう」と決めた。ずっとムツゴロウ王国で働きたかった。それほど北海道に憧れていたので、農業のライターになろうと思った。はじめは取材で北海道を訪れ東京で仕事をしていたが、北海道で働きながら東京の給料が貰えるようになりたいと考えるように。するとたまたま夫の転勤で札幌へ。4年後また転勤の辞令が出たが、ここで子育てがしたいという理由で夫が転職してしまったと笑います。
加藤浩子さん Facebook
加藤浩子さん Facebook

2016年04月04日
第1096回 プロフィール作成サポートサービス 遠藤美華さん
ずっと専業主婦だったが、子供の手も離れた頃そろそろ仕事をしたいと思った。自分には何ができるだろうと考えたとき、学生時代から文章を書くのが好きだった事を思い出す。たくさんある書く仕事の中から、人の話を聞いて書き起こすことがしたくてブックライティング講座へ通い始めたと振り返ります。今日のゲストはプロフィール作成サポートサービスの遠藤美華さんです。企業のホームページやブログでも、必ず目に止まる代表者のプロフィール。魅力的に表現したいところだが、自分では自分の魅力がよくわからないというケースも多い。そんな時、じっくり話を聞きアピールポイントを客観的に表現すると喜ばれることがわかった。40代からのスタートだが、今後もよりパーソナルなサービスをと語ります。
プロフィール作成サポートサービス 遠藤美華さんのWeb
プロフィール作成サポートサービス 遠藤美華さんのWeb

2014年12月24日
第907回 ペニーレーン24 大槻正志さん
経営していたススキノの飲食店はお客さんにミュージシャンが多く、ここだけのレアな話が聞けたので音楽ライターの仕事もしていた。ある時札幌のタウン誌に書いた「アマチュアバンドの相関図」は全国的な話題になったと振り返る。今日のゲストはペニーレーン24の大槻正志さんです。派手なパフォーマンスで腰を痛めたミュージシャンを見てマッサージの資格を取った。北海道ツアーは移動が大変。なので今もミュージシャンにマッサージをサービスして喜ばれている。また飲食店も長かったので、お弁当の時は温かい鍋を用意。北海道らしく鮭を入れた鍋は「シャケなベイベー」と呼ばれ、ミュージシャンがブログに「ロックな鍋だ」と書いてくれたりして嬉しいと笑います。
1、アマチュアバンドの相関図を書いた
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1、アマチュアバンドの相関図を書いた
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2014年09月07日
第799回 ライター 工藤春奈さん
友人のカメラマンやギタリストとの企画展「On the way to...」が開催中。今日のゲストはこの企画展に参加しているライターの工藤春奈さんです。大学時代、まだSNSのない頃に、ネットで就活は出来るのかがテーマのメーリングリストに参加。「商社に就職したい」「ホテル業界に行きたい」など様々な分科会がある中で女の子だけの分科会が立ち上がり、何百人も集まったので世話人として手を挙げた。そこで出会ったのが今回の企画展に呼んでくれたカメラマン。実際、就活中は何度も家に泊めてもらったと笑う。卒業後は出版社へ就職。そのスキルを生かし現在は、質問家マツダミヒロ氏の著書の執筆サポートや校正を担当している。
1、最後のマスに○を書くのが得意
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1、最後のマスに○を書くのが得意
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2014年05月28日
第727回 パンコーディネーター 森まゆみさん
美味しいパン屋の激戦区となった札幌。人気のパン屋さんを一度に楽しめる「パンフェス」には沢山のパンマニアが列を作る。今日のゲストはパンコーディネーターの森まゆみさんです。二人目の子供を出産したとき、母が買ってきた塩味のパンが衝撃的に美味しく感じた。以来、美味しいパンの情報を集めては東へ西へ買いに走り、味やデータをノートに記した。ある時ホテルのテレアポのアルバイトに行くと、真面目な勤務態度とパンの知識を買われ商品開発を頼まれるように。そこからテレビ出演やライター稼業に繫がったと振り返ります。
*パルコ パン フェス は6月7、8日 PARCO7階にて
1、塩味のパンが美味しかった
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*パルコ パン フェス は6月7、8日 PARCO7階にて
1、塩味のパンが美味しかった
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