第737回 国際山岳医 大城和恵さん

福津京子

2014年07月07日 10:03

2002年に札幌へ移住し心臓血管センター北海道大野病院に勤務。2010年日本人初の国際山岳医療資格を取得。登山者外来をスタートさせるなど山岳医療の普及に努める。その後、北海道警察山岳遭難救助アドバイザーに就任。救助隊員から連絡を受け状況に応じ医療面の指事をしている。今日のゲストは医学博士・国際山岳医の大城和恵さんです。北海道では低体温症で亡くなる方が冬より夏の方が多い。北海道警察と連携し遭難の事例を生かして考えたファーストエイドの講習も行っている。実践的な内容なので登山技術の一つとして是非身につけて欲しいと語ります。

1、ネパールの山で高山病の登山者と出会う
2、北海道警察との連携が叶って


3、ファーストエイドは 登山技術の一つです




大城 和恵さん

長野県出身。都内医学部卒、大学病院勤務を経て
2002年 札幌へ移転。心臓血管センター北海道大野病院に勤務。
2010年9月 国際山岳医 UK Diploma in Mountain Medicine(UIAA(国際山岳連盟)/ICAR(国際山岳救助協会)/ISMM(国際登山医学会)認定)日本人初の資格取得。
同年 5月 日本登山医学会認定山岳医研修会実行委員兼講師に就任。
同年12月 心臓血管センター北海道大野病院・附属駅前クリニックにて登山者外来開始。
2010年〜 Wilderness Medical Society (US) Fellow candidate in the Academy にて活動中。
2011年5月 北海道警察山岳救助アドバイザー医師に就任。

山岳医療情報


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