第947回 デュアスロン・トライアスロン  沢田愛里さん

福津京子

2015年02月02日 17:32

中学の頃、親が離婚して母と札幌へ。東大卒の頭の良い父に、頑張る姿を見せたかった。勉強ではかなわない分、スポーツで頑張ろうとトライアスロンを始める。子どもだったので「全国大会に行けば父に会える」と思って頑張った。実際、大会の度に会場へ駆けつけ応援してくれる父が一番の励みだった。そんな父が昨年病に倒れる。その時「あなたの努力に感謝します」というメッセージをもらい、それまで「父に認められたい」という負のチカラを借りて頑張ってきたけれど、これからは自分の為にもっと競技を楽しもうという穏やかな気持ちになれたと振り返る。今日のゲストはデュアスロン・トライアスロン選手の沢田愛里さんです。家庭教師のアルバイトをしながら練習に打ち込む生活を10年続けた。ある時、通っていたプールの受付に「北海道で頑張るあなたを応援したい」というメモが。その時初めてプールでいつも「頑張って」と声をかけてくれた人がJR北海道の坂本会長だった事を知る。スポンサーを得てからは、成績を残す事が仕事の一つに。現在はティーバイティーガレージの社員アスリートとして頑張っている。アイススケートなど、冬の競技の選手と高い意識で練習できる事もいい刺激で、北海道ならではの環境だと思う。今後は自分の経験を講演などで沢山の方に伝える仕事もしたいと語ります。

1、プールで声をかけられた
2、全国大会に行けば父に会える


3、10年経ってたどり着いた


ティーバイティーガレージ


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