第951回 瓦職人 林文浩さん
北海道で創業40年の実績を生かし、瓦の下地造りから考えた寒地乾式工法を立案。北海道でも瓦屋根が充分可能になった。北海道の古民家や文化財を守る為にも、誤解された認識は正していきたいと力を込める。今日のゲストは株式会社梵陶石代表取締役の林文浩さんです。学生時代から絵が好きで、将来は画家になりたいと考えたほど。専門学校で絵を学んだ後、画廊勤務を経て代理店に勤めた。若い頃は才能さえあれば自然に飯が食えると思っていたが、必ずしもそうではない現実に喪失感を覚える。瓦職人になったのは30歳の時。この年齢からでも一人前の職人になれるのか不安で眠れない夜もあったが、必死に勉強して現在に至る。屋根の上の仕事は人の目に触れない分、プライドを持たないと出来ない仕事。北海道に瓦は向かないと思っている一般の方にも魅力を伝えていきたいと語ります。
1、重要文化財からテーマパークまで
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