第1057回 作家 澤井美穂さん

福津京子

2016年02月09日 07:00

憧れの詩人・長田弘さんが審査員と聞き「自分の作品を読んでもらうことで自分を知ってほしい」という一心で一気に書き上げた。だから本が出たことも嬉しいけれど、そこに挟まれた「選者のことば」は宝物だと語る。今日のゲストは「赤いペン」で2015年第16回ちゅうでん児童文学賞で大賞を受賞した、高校教員で作家の澤井美穂さんです。主人公の女子中学生は周りの人に助けられ応援されながら「旅する赤いペン」の噂を物怖じしながらも追いかけていく成長物語。「物怖じちゃんの気持ちはよくわかる。だって、私もそうだったから…」と笑います。



澤井美穂著 赤いペン


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