第440回 想像工房 吉住弘之さん

福津京子

2013年08月14日 09:49

そこにいるのは本人かと、思わず凝視してしまうほどのリアルフィギュア。サイズが大きくなるほど微妙な表情や筋肉のつき方が気になり、道行く人を観察したり解剖学の本を読むなど研究を重ねます。今日のゲストは想像工房 工房長の吉住弘之さん。30歳でフリーとなり、グラフィックや造形など立体を専門に仕事をしていた。ある日、札幌市内の某放送局より、パーソナリティーそっくりのフィギュアをオーダーされます。

1、きっかけは  そっくりさん人形
2、クリエイティブの前にイマジネーションが大切


3、人の体って究極のオブジェだと思う


想像工房



Profile
1962 北海道札幌市生まれ
1982 北海道造形デザイン専門学校卒業
1993 インスタレーション&ディスプレー・デザインワークス「想像工房」設立。
発泡スチロールや金属、フォルモ等様々な素材を用いて立体作品
(人形、立体イラストレーション、オブジェ、模型等)を製作し、
ヴィジュアルやディスプレーの世界で活動中。特にイベント及び
ウインドーディスプレーではプランニング、デザインから造型物
オブジェの製作まで一貫した作業で、こだわりの演出を目指している。
立体表現の無限の可能性を求め日々模索中。
2001 よりアートを追求すべく「吉住弘之芸術工房」設立。
アートの無限の可能性を求め日々模索中。
CAI(現代芸術研究所/札幌市中央区)講師。
Exhibition
グループ展
1993 「PASTIME展」-INAXギャラリー
進歩的創作家集団「札幌職人気質旗揚展」-JTインフォプラザ札幌
1994 進歩的創作家集団「第2回札幌職人気質展」-JTインフォプラザ札幌
1995 進歩的創作家集団「第3回札幌職人気質展」-JTインフォプラザ札幌
1996 進歩的創作家集団「第4回札幌職人気質展」-札幌市資料館
二人展/「対極の性質」-ギャラリーR-BOX
1997 「街の断片/街角キャンパスの仕掛人展」   プロデュース&出展-札幌芸術の森
進歩的創作家集団「第5回札幌職人気質展」-札幌市資料館
1998 進歩的創作家集団「第6回札幌職人気質展」-札幌市資料館
1999 進歩的創作家集団「第7回札幌職人気質展」-ギャラリーR-BOX
2001 二人展/「対極の性質vol.2」-Pivot特設会場
「多面的空間展」-ギャラリーTAPIO
「Cabaret Tapio」-ギャラリーTAPIO
二人展/「Art De Go!」-Pivot特設会場
2000 KCAAソウルインターナショナルアートフェスティバル招待(韓国・ソウル)
2002 さっぽろユニバーサルコミュニケ-ションアートフェスティバル<PEACE LIFE>
プロデュース&出展-札幌芸術の森

Asian Art Now 2002 -ラスベガス美術館・アメリカ

「閉息空間展」-ギャラリーTAPIO
個展
1996 「doorの向こう側」-ギャラリーバー・Siren
1997 「亜立体造形の世界」-札幌芸術の森
2000 〈D170凝縮された次元「doorの向こう側」〉-Pivot特設会場
「月光浴」-ギャラリーTAPIO
2001 「月光浴vol.2」-夢小樽美術館
2003 肉体の哲学- -CAI現代芸術研究所
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