札幌人図鑑 › 札幌スタイル
2020年03月02日
第1693回 Herb&Glass K's Factory 主宰 堅木和枝さん
大通公園をイメージした爽やかな香りや、深呼吸したくなるような森の香り。天然のアロマオイルを楽しめる錫(すず)のネックレスが札幌スタイルの認証を受けた。ラベンダー発祥の地は富良野じゃなく、実は札幌であることを広めたいと語ります。今日のゲストはHerb&Glass K's Factory主宰の堅木和枝さんです。花がいっぱいの一軒家育ちだったが、結婚を機にマンション住まい。花のない暮らしを寂しく思った。そこで当時はまだ珍しかったハーブの苗を取り寄せ育て始める。よく風邪をひき抗生剤を飲んでいた二人の子供の免疫が上がればと、毎日ハーブティーを飲ませると元気な体に。友達にも頼まれるようになり、配っているうちに評判がどんどん広まったと振り返ります。
Herb&Glass K's Factory
Herb&Glass K's Factory
2016年07月01日
第1160回 株式会社 SAVON de SIESTA 代表取締役 附柴彩子さん
毎日の暮らしにココロがホッとするひとときを。ショップの隣に工房があり、石鹸を手作りしている。小豆や白樺の樹液など道産の材料を使い、肌に優しく髪まで洗えると好評。今年は石鹸で落とせる日焼け止めローションの販売を始める。肌の弱い自身が欲しかった商品。小さなお子さんにも安心して使ってと語ります。今日のゲストは株式会社 SAVON de SIESTA 代表取締役の附柴彩子さんです。北大理学部で大学院に進んだ。ところが研究は好きだけど自分の人生このままでいいのかと迷いだす。そこで大学院を休学してカフェでバイトした。ギャラリー併設のカフェだった。たくさんのアーティストと交流するうち、好きなことを仕事にしてもいいんだと気づく。自分の好きなことって何だろう。お菓子作りか…考古学か…。そこでふと、材料を計って混ぜるお菓子づくりの工程と、ビーカーを振って研究していた工程が、日頃やっている石鹸づくりと似ている事に気付いた。自分の好きなこと、石鹸づくりを仕事にしようと決め動き出します。
株式会社 SAVON de SIESTA
株式会社 SAVON de SIESTA
2016年05月24日
第1132回 株式会社24K 高瀬季里子さん
祖父も父もハンターで、小さい頃から鹿肉を食べて育った。札幌生まれの札幌育ちなので友人にも驚かれるが、肉といえば鹿肉。もともと鹿と共生しながら生きてきた歴史を知り、駆除だけではなく今の時代にできることを提案していきたいと語ります。今日のゲストは株式会社24K代表取締役の高瀬季里子さんです。月寒高校から武蔵野美術大学へ。卒業後は下北沢のクラフトショップに勤め、金属と皮の技術を学んだ。転機は24歳の時。父が倒れ地元へ戻ったが、24はもともと自分のラッキーナンバーだし北海道での仕事は初めてだったし、24を屋号に加え思い切って起業した。子供の頃から馴染み深かった鹿革を使ってバッグを作ると、札幌スタイルの認証を受けたと振り返ります。
株式会社24K
株式会社24K
2016年05月19日
第1129回 SAVON de SIESTA 附柴裕之さん
動物や自然が大好きで、地元千葉を離れて北大工学部へ進学。しかしインドを放浪したりバーの経営をしたり、大いに遊び3年で中退。もう一度受験勉強をし理学部生物科学科へ。大学院に進み研究に没頭し、開発した高機能ジェルで起業。大学発ベンチャーの時流に乗ったと振り返る。今日のゲストは株式会社SAVON de SIESTA 取締役会長の附柴裕之さんです。機能性ジェルを紹介するため名刺代わりに作ったのは、フルーツやサラダを冷たいまま食べられる弁当箱。札幌スタイルの認証を受け、シロクマがデザインされたジェルクーマも販売されると、売り上げの一部が円山動物園のシロクマの餌代になるなど、イベントを絡めて楽しく広まった。あたらしいものをつくることが好き。北海道の魅力をかたちにして、人と物ではなく人と人を繋ぐような仕事をしていきたいと語ります。
*石鹸のお話は、後日奥様にご紹介いただきます。
株式会社SAVON de SIESTA
*石鹸のお話は、後日奥様にご紹介いただきます。
株式会社SAVON de SIESTA
2014年12月09日
第892回 フェルト作家 丹治久美子さん
趣味で作っていたフェルト作品を、どこかでお披露目したくなった。その時目に留まったのが地下街のショーケース。しかしそこは「札幌スタイル認証商品」しか飾れないと聞き、応募したのがきっかけと振り返る。今日のゲストはフェルト作家の丹治久美子さんです。お土産の鳩サブレをヒントに北海道の羊毛でトリ型のバックを作った。裁断せず縫い目のない1枚フェルトで仕上げるのが特徴で、模様が美しいと評判になる。ファンの勧めでフランス版マリクレールに公募。テーマは「お花畑の中で、一生溶けないあめ玉(飽きないもの)を探している鳥が運ぶ物語」だった。入選しホームページに掲載された時「日出ずる国からパリを目指した2羽のトリ」と素敵な紹介をされ嬉しかったと語ります。
1、友達に鳩サブレを貰った
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1、友達に鳩サブレを貰った
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2013年07月10日
第405回 北の紙工房「紙びより」 東野早奈絵さん
パリッとからふわふわまで様々な質感。香る。透ける。作りながらも日々、その表情の豊かさに驚かされる。今日のゲストは和紙作家・和紙職人、北の紙工房「紙びより」の東野早奈絵さんです。道内で美術教師をしていたが、雑貨好きが高じて退職。上京して雑貨屋さんで店長をしながら、売るんじゃなくて物作りがしたいと気付く。様々な工芸の中から「紙」を選んで福井県で修行、和紙の魅力に引き込まれて行きます。
1、色んな表情が楽しめる
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1、色んな表情が楽しめる
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