札幌人図鑑 › 音楽を楽しむ人
2024年12月09日
第1987回 北海道栗山町出身シンガーソングライター 川上雄大さん
制作した楽曲が短編映画の挿入歌に選ばれ、モナコ映画祭でレッドカーペットを歩いた。実は音楽活動を始めたのは50歳から。歌の力でみんなを元気づけたいと力を込めます。今日のゲストは北海道栗山町出身のシンガーソングライター、川上雄大さんです。中学時代にフォークに目覚めポプコンに出場。浪人時代にススキノのパブで演奏もしていたが、音楽で食べていく事は諦めて学業に専念、無事就職した。営業職は飲みに行ってなんぼの時代。気づけば借金が1000万に膨れ上がった。会社にも居られなくなり自己破産も考えたが、もと上司に止められ働いて返すことを決意。怒涛の1年が始まったと振り返ります。
シンガーソングライター 川上雄大さん Web
シンガーソングライター 川上雄大さん Web
2023年07月17日
第1914回 シンガー 横山弥生さん
「歌うこと」は子供の頃から好きだった。若年性アルツハイマーと診断され希望を失っていた時、「何をしているのが楽しい?」と夫から聞かれ「歌うこと」と答えた。それをきっかけに2年前からライブ活動をスタート。歌の合間に自分の体験を話すと、驚かれたり心配されたりもするけれど、隠さず話すことで理解を得られ、生きやすくなった。人に頼る事も必要だったと語ります。今日のゲストはシンガーの横山弥生さんです。物忘れがひどく、会社でも家庭でもトラブルが増えていた。ある時、息子にひどい言葉を使ってしまい、「さすがにあれは…」と夫にたしなめられたが、言った記憶すらまるでなかった。不安になり様々なカウンセリングを受ける中、信頼する先生から「脳の血流検査」を薦められたと振り返ります。
横山弥生さんのFacebook
横山弥生さんのFacebook
2022年02月28日
第1843回 琉球処ちゅらうたや店主 TONNYさん
店内奥の壁は有名ミュージシャンのサインでいっぱい。沖縄の料理やお酒と共に沖縄の音楽に浸ることが出来る。鍋を振って忙しい時間じゃなければ、お客さんの目の前で何曲も演奏しますよと笑います。今日のゲストは琉球処ちゅらうたや店主のTONNYさんです。沖縄出身。高校卒業後、当時注目を集めた万座ビーチへ就職。以後、ホテル業が長く様々な部署で経験を積んだ。ブライダル課に配属されると、持ち前の明るさとトークで結婚式の司会を頼まれることも。気付けば社内結婚の8割は司会をするほどだった。ある時、テレビドラマ「Dr.コトー診療所」の撮影が与那国島で行われる事になり、撮影クルー用のケータリングを頼まれた。しかし離島で長期にわたる仕事。片手間では出来ないと感じ、思い切って仕事を辞めて引き受けたと振り返ります。
琉球処ちゅらうたや
琉球処ちゅらうたや
2021年05月10日
第1801回 生態学シンガー アメリー・バンデストックさん
専門は野生のハナバチ。ミツバチは大家族と思われがちだが、野生のミツバチのほとんどは土や木の穴で一人暮らしをしている。そのため研究は難しいが、どうすれば都会でも住みやすい環境を作れるかが研究テーマ。北大近くの街路樹で、初めてマルハナバチを見つけた時の感激は忘れない。ハチにとってハッピーな街に感じたと振り返ります。今日のゲストは北海道大学大学院環境科学院博士課程、生態学シンガーのアメリー・バンデストックさんです。オーストラリアシドニー出身。生物が暮らしやすい世界を作ろう!というテーマで「いただきます」というタイトルのCDを制作。「ぶんぶんぶん」という曲では、4年分の研究を4分で歌っている。いつか自然と虫が好きになるような子供向きの番組を作るのが夢と力を込めます。
Amelie Ecology Facebook
Amelie Ecology Facebook
2020年07月13日
第1723回 北海学園大学 フリー フォームレス ジャズオーケストラ OB会長 小杉啓文さん
昭和47年に誕生し、OBOGは300人。プロも多く輩出した。自分が会長になった年に40周年を迎えるということで、大掛かりな2部構成のイベントを1年かけて準備した。参加者の盛り上がりを見て、セッションはイベントだと感じた。自分は発信したり企画を考えたりするのが大好き。現役とOBを橋渡しするような存在でありたいと語ります。今日のゲストは北海学園大学フリー フォームレス ジャズオーケストラOB会長の小杉啓文さんです。 釧路出身。小学校の時にお祭りで見た釧路湖陵高校ブラスバンドの演奏を見て感動。以来、追っかけのように演奏を楽しんだ。中学生になると迷わず吹奏楽部へ。以来40年近くトロンボーンを吹いていると笑います。
北海学園大学フリー フォームレス ジャズオーケストラ
北海学園大学フリー フォームレス ジャズオーケストラ
2019年04月29日
第1586回 マーキー24Live houseオーナー 太田学さん
自分の音楽好きを知っている知人に頼まれ、ライブハウスのオーナーとなって7年。北大が近いということもあり、外国人の常連客が多い。日本語ができなくて寂しい気持ちの留学生も、ここに来ればみんなでワイワイ。「せっかくなので何人か連れてきました」と笑います。今日のゲストはマーキー24Live houseオーナーの太田学さんです。二十歳の頃、イギリスへ遊学。帰国後、英語講師を経て学習塾を25年経営。その間、音楽活動も続けていたものの、酒もタバコもやらない自分が、まさかライブハウスをやるようになるとはと振り返ります。
マーキー24Live house
マーキー24Live house
2019年01月16日
第1543回 DJ Music Studio GURA GRANDMASTER SASAKIさん
クラブばかりがDJじゃない。オールジャンルの音楽を使い、心豊かに感性を育てる。7年前に夢だったスタジオを平岸にオープン。子供に教えるのが好きで教員免許も持っており「1歳からの子供DJ教室」を開設。長所を誉めて伸ばしてあげるような教育がしたいと語ります。今日のゲストはDJ Music Studio GURA GRANDMASTER のSASAKIさんです。札大でスキー部の監督だった父の影響で子供の頃からスキーをしてきたが、正直それほど好きではなかった。高3の時、初めて見たDJプレイがすごく格好よくて、家に帰って「DJになりたい!」と言うと、父がターンテーブル2台とオモチャのようなミキサーを買ってきてくれた。自分が24歳の時に他界した父は、実は自分がそれほどスキーが好きじゃないことに気づいていたかもと笑います。2015年、DMC北海道チャンピオン・ジャパンファイナリスト。
DJ Music Studio GURA
DJ Music Studio GURA
2017年09月06日
第1351回 テクニカルフィンガーズ てっちゃんとさくまん
親を説得して行った初めての海外旅行がケニア。最初に訪問した小学校で気に入られ、あちこちで演奏。スラム街で400人の子供たちを前に演奏し、その動画の反響も大きいと語ります。今日のゲストは、デュオユニット「テクニカルフィンガーズ」、盲目のギタリスト・柴田俊也さん(愛称:てっちゃん)と、目隠しロック三味線・佐久間信語さん(愛称:さくまん)です。三味線を習い始めて4年目だったさくまんが「琴似に盲目のマッサージ師のギタリストがいる」という評判を聞き会いに行く。すると音楽談義で盛り上がり初めてのセッションで意気投合した。小さい頃から音楽が好きでギターを始めて15年のてっちゃん。ずっと誰かと音楽をやりたかったけど、周りにそんな友達はいなかったと振り返ります。
問い合わせ:サンライト・アビリティーズ
問い合わせ:サンライト・アビリティーズ