札幌人図鑑 › まちづくり
2024年11月25日
第1985回 The360株式会社 代表取締役 / 一般社団法人さーもんず 理事 平田瑞穂さん
JA夕張市メロンをメタバースで売ろう!3Dの世界でアバターを使ってコミュニケーション。結果、ファンが増えて全国のJAで夕張市のXのフォロワーが1番になった。世の中をもっとワクワクさせたいと力を込めます。今日のゲストはThe360株式会社代表取締役で一般社団法人さーもんず理事の平田瑞穂さんです。子供の頃からスポーツが大好き。北海道に来るきっかけもアイスホッケーだった。寒い所も好きだし、いつか北海道でペンション経営でもと夢見ていたところ、友人から「北海道移住ドラフト会議 」のチラシを受け取る。運命を感じてエントリーし、思い切って移住。現在は両親も呼び寄せた。いろんな市町村のドラフトに関わり、地域の課題も見えてきた。教育や福祉の面での活用も期待されるメタバース。地域おこし×デジタルで、出来ることが沢山あると語ります。
The360株式会社
一般社団法人さーもんず
The360株式会社
一般社団法人さーもんず
2024年08月26日
第1972回 北海寺住職 長谷川観樹さん
全国のお寺の数はコンビニより多い。大きなお部屋がいくつもあるので、着物の着付けやヨガ、お年寄りの体操教室などにもご利用いただいている。地域食堂に来てくれた子供たちもだんだん大きくなり、今では雪かきや草取りのお手伝いをしてくれることも。イベントの際は大学生も多く関わるので、まちづくり人材の育つ場にもなっていると語ります。今日のゲストは北海寺住職の長谷川観樹さんです。新潟出身。お寺の子の長男として家業を継ぐため、東京のお寺のお手伝いをしながら夜学で仏教の大学へ通った。ところが大学院に進んだ頃、父親の命で新潟の隣町のお寺の住職になった。札幌に来ることになったのもまた父の命だが、尊敬する父からの頼みであることだし、必要とされれば、そこに成すことがあれば何でも精一杯頑張り、目の前の人が喜んでくれる仕事をしたいと力を込めます。
北海寺
鴨々川ノスタルジア
北海寺
鴨々川ノスタルジア
2023年11月06日
第1930回 いどうほんやKOKO 店主 平塚真実さん
白い大きなバンに本を入れたリンゴ箱を並べ、商業施設やイベント会場で「移動式の絵本屋さん」をしている。選書も自分で、毎回100冊ほど。絵本を通じてお客さんとお話しする時間もとても楽しいと語ります。今日のゲストはいどうほんやKOKO店主の平塚真実さんです。前職で公務員をしていた頃、「どんなまちに住みたいか」というテーマのミーティングがあり、「本のあるまちがいい」と答えた。その時、小さい頃から本が好きで本に携わる仕事がしたかったのを思い出した。ちょうどコロナ禍で、まちにキッチンカーが増えてきたのを見て、本屋も移動できるといいのにと考えるように。家族に話すと大賛成。公務員を辞めてアイディアを形にした。2人の子ども達も「うちのお母さんは本屋さんだ」と喜んで応援してくれる。夢を叶える姿を子供たちに見せられた事も良かったと振り返ります。
いどうほんやKOKO
いどうほんやKOKO
2023年04月10日
第1900回 カミニシヴィレッジ ディレクター 大谷壮史さん
「Live Together,Love Together」がコンセプト。小学校の廃校で閉ざされかけた教育の場が、認定こども園の移設というかたちで新たな一歩を踏み出した。美味しい珈琲や丁寧に手作りされた「おにぎり」を食べながらラウンジで寛ぐ。併設のランドリーを使って家事の手間を少しだけ減らし、そのぶん子どもと向き合う時間を増やす。廃校となった小学校が地域の優しい居場所として生まれ変わったこのような例は、全国的にも類を見ない。今日のゲストはカミニシヴィレッジ・ディレクターの大谷壮史さんです。家業であった幼児教育だが、高校時代まで関心は無かった。しかし大学時代にあるきっかけで興味を持つようになり、大学を入り直して資格を取得。卒業後は神奈川県の幼稚園に勤務。幼児教育の素晴らしさや大切さを感じる一方、園での時間だけでは足りない、家庭も地域もみんな一緒にと考えるようになった。実はここ、自分が小3の時に母校が分裂して出来た小学校。当時はマンモス校だったと振り返ります。
*札幌人図鑑はお陰様で1900回を迎えました。これからも素敵な札幌人をご紹介して参ります。ありがとうございました!MC福津*
カミニシヴィレッジ
*札幌人図鑑はお陰様で1900回を迎えました。これからも素敵な札幌人をご紹介して参ります。ありがとうございました!MC福津*
カミニシヴィレッジ
2022年11月28日
第1882回 株式会社とける 代表取締役 柴田涼平さん
自分の仕事は「関係構築プロデューサー」。コミュニティー事業、プロデュース事業、メディア事業を通じて、「あらゆる境界を融かし 未来が歓迎する環境を 想像×創造する」ことの実現を目指している。それは握手やハグではなく小指が触れるほどの距離間で、信頼する100人と辿る100通りの未来なのだと力を込めます。今日のゲストは株式会社とける代表取締役の柴田涼平さんです。プロサッカー選手を目指し、稚内から札幌の高校へ。大学生ばかりの学生寮生活と、レベルの高い部活動で充実した高校生活を送る。転機は研修旅行で訪れた韓国。戦争の裏側で辛い経験をした人達に直接話を聞いた。帰り際、あたたかいハグで心が通い感動したのが忘れられない。大学はプロのサッカー選手を目指し上京したが、大学2年でその道を断念する。絶望感はあったが、その分課外活動に打ち込み起業を考えるようになった。これまで出会った、沢山の人との触れ合いがあったからと振り返ります。
株式会社とける
株式会社とける
2022年10月03日
第1874回 北海道大学 社会・地域創発本部 本部長 吉野正則さん
世界一体外受精の多い日本の中でも、最も出生率の低い北海道。子どもたちの未来の「Life」を支えるイノベーション・システム再興のために、ジェンダーやセクシャリティ、プレコンセプションケアについて、中高生と一緒に考える時間は大切だと語ります。今日のゲストは北海道大学社会・地域創発本部本部長の吉野正則さんです。大手企業で企画や経営をしながら、地方に幸せを作り笑顔を再分配しようと、副業として会社を興した。まるで違う仕事に見えるが、異なる立場の意見を聞きながら「これからの世の中ってこうなるんじゃない?」とアイディアを出し合う点は同じだと思う。北大では、こころとカラダのライフデザイン共創拠点「COI-NEXT」のプロジェクトリーダーを務める。すずめの学校より、めだかの学校(だ~れが生徒か先生か♪)がいいよねと笑います。
北海道大学センター・オブ・イノベーション『こころとカラダのライフデザイン共創拠点』
北海道大学センター・オブ・イノベーション『こころとカラダのライフデザイン共創拠点』
2022年06月27日
第1860回 ビール王子 宮口晃一さん
市役所勤務の頃、まちづくりプログラムに参加して札幌の姉妹都市・ポートランドへ。行ってみると街のあちこちにクラフトビールの工場があり、地域の人たちが気軽に立ち寄り、ビールを飲みながら語り合っていた。クラフトビールがコミュニケーションツールになっていたし、あの場所にいた人はみんながハッピーだった。あんな場所を札幌にも作りたい。そんな想いが膨らみ、公務員を辞め、仲間と3人で合同会社を立ち上げた。それなりに大きなスペースが必要だったため、1年がかりで探し、場所を桑園に決定。自分は人が集まる場所や、集まる機会を作るのが好き。今は応援してくれる仲間を募りながら、開業に向けて急ピッチで準備中。ぜひご注目をと力を込めます。今日のゲストはビール王子の宮口晃一さんです。
合同会社 札幌醸々 Facebook
合同会社 札幌醸々 Facebook
2021年08月23日
第1816回 タレント ひなた日姫さん
4歳から歌とダンスを習い始め、演劇学部のある大学へ進学。その後、ニューヨーク留学を経て現在は地元札幌でタレント活動をしている。ベスト・オブ・ミス北海道2021大会にて「J:COM賞」を受賞。エントリーが決まり2ヶ月前から始まったビューティーキャンプでは、15センチのピンヒールで美しい立ち振る舞い等トレーニングの毎日。仕事との両立は大変だったが、世界にアピールできるようなリーダーシップを学ぶ、得難い体験をしたと振り返ります。今日のゲストはタレントの、ひなた日姫さんです。腹筋が割れるほど筋トレが好きで「#北海道の中村アン」でヒットするほど。フィットネスクラブの広告モデルをしながら、トレーナーとしても活躍中。今後はベスト・オブ・ミス北海道の受賞をご縁に、町内会加入促進のPRキャラクターとしての活動も始まる。実は渡米直前に大きな地震があり、ご近所付き合いの大切さを痛感していたと語ります。
ベスト・オブ・ミス北海道
ベスト・オブ・ミス北海道
2020年12月28日
第1769回 東海大学地域創造学科 特任講師 植田俊さん
地域の未来を構想し、今ある問題をどう解決していけるかを、いろんな角度から考える地域創造学科。とにかく現場に出て、直接地域の方と関わる事を大切にしており、フリーペーパー「SAN+」を制作したり、コミュニティーカフェを経営したり。学生×先生×地域で活動できる所が強みだと語ります。今日のゲストは東海大学地域創造学科特任講師の植田俊さんです。カフェオープンの際、資金調達の助けになるからと地域の方に紹介され、助成金の出るまちづくりプレゼンにチャレンジ。結果は準優勝で見事助成金をゲット!これまで頑張ってきた活動の発表内容も良かったのだが、当日地域の方が30人も応援に駆けつけてくれた事が、審査員の心を打ったのではと振り返ります。
東海大学地域創造学科
フリーペーパー SAN+
東海大学地域創造学科
フリーペーパー SAN+
2020年12月14日
第1765回 南平岸まちづくりセンター所長 山田幸徳さん
地域の防災訓練として行われた「避難所チャレンジ」。毛布を使った簡易担架の訓練では、けが人に見立てた大きなぬいぐるみと一緒に人と同じぐらいの重さの水も乗せてリレーした。それぞれの担当者の動作確認はもちろんなのだが、参加者が楽しく参加できる工夫もされていてとても良かったと語ります。今日のゲストは南平岸まちづくりセンター所長の山田幸徳さんです。子供が通う琴似中学校の「おやじの会」に入った。堅苦しい印象だったのに、入ってみると実に気のいいおやじたちばかり。やった事もない野球部に入ってしまうほど一緒の時間が楽しく、仕事抜きの友達がいる幸せを感じる。おやじの会も町内会も、地域コミュニティ。地域のつながり、マチトモって大切ですねと笑います。
南平岸まちづくりセンター
南平岸まちづくりセンター