札幌人図鑑 › 福祉
2021年11月15日
第1828回 特定非営利活動法人みなぱ 理事長 中村絵梨子さん
障がいがあってもなくても、赤ちゃんからお年寄りまで、生まれ育った住み慣れた地域の中で、楽しく協働・共生できる居場所づくりをしている。しかしケアが必要な場合もあり、資格を持つ人の常駐が必要。運営にはお金がかかり大変だが、支援の必要な方には支援が届く社会にと力を込めます。今日のゲストは特定非営利活動法人みなぱ理事長の中村絵梨子さんです。自分は多動気味の子供だったらしい。田舎だったので、勝手によその家にあがってお菓子を食べちゃったことも。しかし同居の祖母は、お詫びに行き、ついでに仲良くなっちゃうようなコミュ力の高い人だった。地域みんなに育ててもらったような環境で大きくなり、福祉業界へ就職。「富山型デイサービス」の評判を聞き、二週間泊まり込みでボランティアをしたと振り返ります。
特定非営利活動法人みなぱ
特定非営利活動法人みなぱ
2020年08月18日
第1732回 Livlig 代表 村岡芙実さん
障害を持つ子は出来ることと出来ないことが極端で、本来持つ可能性を摘み取られてしまうことが多い。学校教育を受けることで成長が遅くなると感じることも。そこで心理士、言語聴覚士、理学療法士、音楽療法士など、資格保持者との関りが大切になるのだが、せっかく資格を取得しても離職率の高い業界であることを知った。それならしっかりした報酬を確保し、努力する人はもっと活躍の場を増やせるような「資格を持つ人のプロダクション」を立ち上げようと思った。面倒な交渉は全部引き受けると語ります。今日のゲストは Livlig 代表の村岡芙実さんです。シングルマザーで息子を育てるために一生懸命働いてきた。子供が大きくなり余裕ができたころ将来の為に新しい仕事をと考えるようになり、友人の誘いで異業種交流会へ。そこで初めて「児童発達支援・放課後等デイサービス」が国から民間に委託され、いま人気の事業だと知った。その時ふと、3人の子育てをしながら介護の仕事に奮闘する、かつての同僚の顔が浮かんだと振り返ります。
Livlig Web
Livlig Web
2014年10月18日
第840回 素人噺家 藤花亭梅殊さん
10月24日に行われる狸寄席昼の部、素人寄席の取りをつとめる。「待ってました!」よりも「かわいい!」「面白い!」の掛声が嬉しいと笑います。今日のゲストは札幌落語界のアイドル、素人噺家の藤花亭梅殊(とうかていうめしゅ)さんです。藤女子大入学後、北大落研に入って以来落語漬けの毎日。地域のお祭りや福祉施設はもちろん、道内・道外の寄席にも積極的に参加。文枝師匠や志の輔師匠が審査をする全国落語選手権で2度の決勝進出を果たした。卒業後は社会福祉士としてアートセンターあいのさとに勤務。アートマネージャーの仕事をする為、学芸員の資格も取った。一日の仕事を終えた後、職場の2階で落語の稽古、帰宅後レポートという生活を1年頑張ったと振り返ります。
1、妄想漫才してました
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1、妄想漫才してました
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2014年09月30日
第822回 NPO QCB 浅木裕子さん
心に悩みを抱えカウンセリングが必要な人の話を聴き、ジェノグラムエコマップを作成。親子3代の家系図に当事者周辺の方の関係を書き加え、本人も気づけなかった本筋の問題点を探っていく。今日のゲストはNPO QCB(クオリティー クリエイティブ ビーイング)の浅木裕子さんです。様々な手法の中から、事例検討の一つに劇をするスタイルを紹介。抱える問題を緩和する為にはどうするといいのか、エコマップに沿った登場人物がパターンを変えお芝居をする事で、現状を客観視し当事者の気持ちを探っていく。カウンセリングには専門の知識が必要。行政の窓口は敷居が高く感じる人の為に、まずは民間として向き合える受け皿になりたいと語ります。
1、江別でコミュニティーカフェ
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1、江別でコミュニティーカフェ
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2014年07月26日
第756回 ふきのとう文庫 高倉嗣昌さん
北大で社会教育を教えていた頃「一見に値する図書館ができた」という評判を聞き学生を連れて訪れた。初代理事長・小林静江さんの素晴らしい理念と弱視の子の為の拡大絵本、ぬくもりのある布絵本に触れ「感銘を受けた」を通り過ぎて「ショックだった」と振り返る。今日のゲストは公益財団法人 ふきのとう文庫 代表理事の高倉嗣昌さんです。それからは毎年教え子を連れて通った。その後、縁あって運営に関わるように。10年前から代表理事も勤める。今年2月に建物の老朽化で移転した。移転先は自分が72年間住んでいる場所。祖父の代から「博士町」と呼ばれる桑園地区だった。
1、感銘を受けたを 通り過ぎてショックだった
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1、感銘を受けたを 通り過ぎてショックだった
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2014年05月05日
第704回 アンプティサッカー 前田和哉さん
下肢障害者は松葉杖を使ってフィールドプレーヤーに。ゴールキーパーは上肢障害者が務める。そんな「アンプティサッカー」は2020年パラリンピック新種目の候補としても取り上げられている。今日のゲストは北海道初のアンプティサッカーチーム、アシル・スフィーダ北海道AFC代表の前田和哉さんです。中富良野から就職の為東京へ。ところが労災で利き手に障害を持ち、なかなか前を向けない日々。そんな中、義手を扱う先生からアンプティサッカーの存在を知り全日本の選手になった。世界で活躍する選手を目の当たりにし奮起、チームを強くするため裾野を広げなくてはと地元北海道へ戻ります。
1、なかなか前を向けなかった
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1、なかなか前を向けなかった
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2014年04月19日
第688回 氏家チャイルドサポート株式会社 氏家なをさん
発達障害の子の家族のために、専門医である父を手伝いペアレントトレーニングを行ってきた。今日のゲストは氏家チャイルドサポート株式会社代表取締役の氏家なをさんです。高校卒業後、イギリスへ留学し6年間アートを学んだ。様々な手法を身につけ、帰国後は子供達と一緒にパブリックアートをしている。子供達はいずれ大人になる。普通の会社勤めはむずかしい子も多いが、何か1つでも好きな事を見つけて社会と関わっていけるよう応援したいと語ります。
*コンベンションセンターで行われたイベントで公開収録をしました
1、ペアレントトレーニング
2、イギリスでアートを学びました
3、アートとのコラボ的な
北海道こども心療内科氏家医院
*コンベンションセンターで行われたイベントで公開収録をしました
1、ペアレントトレーニング
2、イギリスでアートを学びました
3、アートとのコラボ的な
北海道こども心療内科氏家医院
2014年04月02日
第671回 山わさびの瓶詰め 佐藤茂さん
父が大好きで子供の頃から食べなれた山わさび。たまたま購入した瓶詰めが美味しかったので、その後いろんなメーカーの物を食べ比べたがどうも違う。そのうち原木を買ってきて自分で作ってみたら大好評。ネットショップで販売する事に。今日のゲストは株式会社メビウス代表取締役の佐藤茂さんです。保存料を使わなくても汚れや傷を丁寧に取り除く事で雑味のないツーンとした辛さが楽しめる。一本一本手作業で根気のいる作業だが、縁あって障害のある方々に仕事として頼んだところ、妥協無く丁寧に作業してくれた。味の秘密はここかなと笑います。
1、適当にって事は出来ない
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1、適当にって事は出来ない
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2014年03月26日
第664回 アコーディオン弾き よっちゃん
アコーディオンの音色にのせて青春時代の懐かしいあの歌この歌、さぁ皆さんご一緒に!今日のゲストはアコーディオン弾きの「よっちゃん」こと、うたごえ便よりみち代表の石澤佳子さんです。自分でお店を持つ事なく、アコーディオン持参で歌声喫茶を出前している。起業支援のコンペで入賞。助成金を頂いたので勤めを辞めて一人で始めた。最初は苦労したものの、出向いた先で「介護予防になる」「次はうちの地域にも来て」と声をかけられ少しづつ依頼が増えた。経費節約で特に宣伝も出来なかったのに「70代の口コミはすごい!」と笑います。
*6月29日プラニスホールにて出前500回達成記念「うたごえゴーゴー」を開催します
1、出前歌声喫茶です
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*6月29日プラニスホールにて出前500回達成記念「うたごえゴーゴー」を開催します
1、出前歌声喫茶です
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2014年03月24日
第662回 一般社団法人めぐみの樹 大灘めぐみさん
障害者の就労支援として「カフェこと葉」と「らふたの丘」を運営。法人名は、一緒に活動しているバイク仲間の美樹さんの「樹」と自分の名前を入れたと笑う。今日のゲストは一般社団法人めぐみの樹・代表理事の大灘めぐみさんです。幼稚園の頃、アフリカやカンボジアの子供達が汚れた水を飲み、食べ物も少ない様子をテレビで見て衝撃を受ける。翌日、幼稚園の先生に「私のオヤツを送ってあげる事はできないの?」と聞くと、先生が「それはね、めぐみちゃんが大きくなったらきっと出来るようになるよ」と教えてくれた。思えば福祉への興味はあの頃からと振り返ります。
1、めぐみの樹で就労支援
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1、めぐみの樹で就労支援
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