2014年10月14日
第836回 さわれる楽器博物館 井筒和幸さん
歴史のある楽器、ユニークな楽器を700点保有。その貴重な楽器を小学校などへ持参して行う出前授業「さわれる楽器博物館」が好評だ。今日のゲストは調律師・鍵盤楽器修復家の井筒和幸さんです。小学生の頃、初めて手にした縦笛に夢中になり、学芸会で美空ひばりや三橋美智也の曲を吹き大喝采をあびる。以来、音楽に夢中なまま高校生に。その様子を見た部活の先生が調律師への道を勧めてくれた。当時は新しいピアノを販売し、それを調律するのが仕事の中心。楽器の修復は古くさいと言われた。しかしカンナをかけてノコをひき、職人が作る楽器は何百年を経ても素晴らしい。そんな素晴らしい楽器はガラスケースの中に飾って置くのではなく、触ってこそと語ります。
1、さわれる楽器博物館
1、さわれる楽器博物館