2017年07月25日
第1332回 北海道大学大学院理学研究院教授 圦本尚義さん
小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った「イトカワ」のサンプルを、世界で唯一の同位体顕微鏡システムで分析した。当時はサンプルを飛行機で運ぶのが禁止されており、九州の大学から電車を乗り継ぎ陸路で運ぶ。その様子をNHKに密着取材されたと笑います。今日のゲストは北海道大学大学院理学研究院教授の圦本尚義さんです。学生時代に研究したのは山の石。地表の石から出てくるゼオライトが卒業研究だった。その後大学院では海の石の研究。海の石は地中から噴き出す溶岩が固まった、ペリドットなどの綺麗な鉱物。この研究で博士を取得。そして卒業後は空から落ちてくる石、つまり隕石の研究をするようになったと語ります。
北大3G(地球化学研究室)

北大3G(地球化学研究室)

Posted by 福津京子 at 07:00│Comments(0)
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