札幌人図鑑 › 2021年12月
2021年12月27日
第1834回 北海道大学総合博物館 副館長 大原昌宏さん
2016年にリニューアルし、翌年の来館者は22万人を超えた。北大の歴史や北大全12学部を紹介する展示、約300万点の標本や資料の一部を公開する展示などの常設展ほか、期間限定の企画展にも力を入れている。その土地が文化的かどうかは博物館を見ればわかる。自然の勉強ができるので、ここに来て関心を持つ人が増えれば環境保全にも繋がると力を込めます。今日のゲストは北海道大学総合博物館副館長の大原昌宏さんです。子供の頃から虫が大好き。高校時代は生物部で「糞虫」の研究に明け暮れた。そこで大学でも「糞虫を研究したい」と教授に申し出ると、すでに研究者が多い事を理由に、糞虫に似た「エンマムシ」の研究を薦められた。調べてみると、とても生態がユニークだったと振り返ります。
北海道大学総合博物館
北海道大学総合博物館
2021年12月20日
第1833回 マタニティサポート 島津裕太さん
来年、本業とは別に、子育て中のお母さんのサポート事業を立ち上げる。家事代行サービスをメインにオンラインサロンを開設し、これまでにない形でのサービスを実現したいと語ります。今日のゲストはマタニティサポートの島津裕太さんです。きっかけは7年前の、母の死。癌で余命が少ないと知り、当時勤めていた会社を辞め泊まり込みで看病をした。亡くなる2日前、看病疲れが溜まり全身に蕁麻疹が。たまに意識が戻る程度だった母に「蕁麻疹が出ちゃって痒い」と話したが、母は朦朧としていた。亡くなった後に看護師さんから、夜勤で見回りに来た時に少しだけ会話が出来たこと、最後の力を振り絞って話した言葉が「息子、息子…かゆい、かゆい」という言葉だったことを告げられる。母親とはなんて偉大なんだ。何か恩返しがしたい。母はもう亡くなってしまったから、子育て中のすべてのお母さんの為のサービスをと力を込めます。
マタニティサポート
マタニティサポート
2021年12月13日
第1832回 札幌大学/札幌大学女子短期大学部 学長 大森義行さん
この秋、大・中教室からなる「講義棟」と、演奏会などに対応した「ホール」を備えた新校舎が誕生。横幅のある黒板を使った対面授業もそっくりそのまま配信出来る、解像度の高い自動追尾型カメラをすべての教室に装備。遠隔でも対面でも同じ効果が得られるハイフレックスな授業が可能になったと力を込めます。今日のゲストは札幌大学/札幌大学女子短期大学部学長の大森義行さんです。専門は電気工学。学生時代、学習塾でのアルバイトを期に教育の道へ進みたいと考え、教授の勧めで職業訓練短期大学校へ就職。その後、千葉幕張へ転勤。幕張メッセへは歩いて行けたのでよく立ち寄った。するとイベントMCの女性たちのプレゼンが、上手でわかりやすく感心する。また秋葉原の路上で実演販売をしている男性のプレゼンも、面白く説得力があり好きだった。大学の授業もあのイメージでデザインできると面白いと語ります。
札幌大学/札幌大学女子短期大学部
札幌大学/札幌大学女子短期大学部
2021年12月06日
第1831回 ノースパーク株式会社代表取締役 前川琢也さん
コインパーキングの設置工事や管理・メンテナンス業務を請け負い、「リパーク」の1号〜10号駐車場までを工事、その後全国に広めた。北海道進出は9年前。土地勘がないことにも苦労したが、何と言っても大変だったのは雪対策。公共の駐車場が少なかった時代は路上駐車が原因の交通事故が後を絶たなかったが、現在は4分の1まで減らすことができたと力を込めます。今日のゲストはノースパーク株式会社代表取締役の前川琢也さんです。バブル絶頂期、一部上場企業に就職するも優秀な先輩と後輩に挟まれ苦戦。意を決して大きなプロジェクトに手を挙げたが、叶わなかった事をきっかけに退職する。その後、河口湖で別荘販売の仕事をしていた際、三井の経営者と運命の出会いがあったと振り返ります。
ノースパーク株式会社(旧 北海道パーキング株式会社)
ノースパーク株式会社(旧 北海道パーキング株式会社)