2017年09月18日
第1355回 札幌大学学長 鈴木淳一さん
今年は創立50周年ということで、さまざまな記念行事を企画している。自分は今も週に7つの授業を持ち柔道部の顧問をしているが、学生に身につけて欲しいのは、お互いの気持ちを判り合う、伝え合う能力だと語ります。今日のゲストは札幌大学、および札幌大学女子短期大学部、学長の鈴木淳一さんです。中学の頃「カラマーゾフの兄弟」という本が好きでロシア文学に興味を持った。実は大学進学に興味は無かったが、高校の世界史の先生が「ソ連の大学ならタダで行けるから行ってみたら?」と教えてくれた。聞けば当時、ソ連から見た日本は開発途上国で、無料で進学できる制度があるという。それならと教えられた通り日ソ協会へ行ってみると「残念、君の年から途上国じゃなくなるよ」と言われてしまう。そこで当時としては珍しかった、ロシア文学の学べる北大へ進学したと振り返ります。
札幌大学

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Posted by 福津京子 at 10:48│Comments(0)
│大学学長