2019年03月04日
第1562回 北海道環境生活部 縄文世界遺産推進室 阿部千春さん
中が空洞で薄い作り。デザイン的にも技術的にも土偶の到達点と言われる中空土偶には、縄文時代の精神性が色濃く現れている。縄文からアイヌ文化、そして現代につながる遺跡の豊富な北海道は、それだけ自然が豊かということ。これを伝えるのは博物館の仕事だけれど、縄文文化は欧米のインバウンドを引き込むのにも有効。観光は教育の現場だと語ります。今日のゲストは北海道環境生活部 縄文世界遺産推進室の阿部千春さんです。赤平出身。小1の時、沢を登っていたらしじみの化石を発見。どうして山に貝があるのだろうと不思議に思った。その後も化石を集め続け、大学では考古学を専攻。埋蔵文化財センターに就職し、千歳の美々4遺跡を発掘したと振り返ります。
北海道環境生活部 縄文世界遺産推進室

北海道環境生活部 縄文世界遺産推進室

Posted by 福津京子 at 15:35│Comments(0)
│研究者