2019年12月30日
第1679回 世界遺産写真家 富井義夫さん
同じ場所を何度も訪れるのは、前に撮った魅力的な場所を、もっと良く撮りたいと思うから。ツアーで行けるような場所はほとんどないので、交通手段も宿もすべて自分で手配。行ける時に行かないと行けない場所もある。空港でカメラ一式を取り上げられ、かろうじて残された1本のサブカメラと1本のサブズームレンズだけで撮影をしたこともあったと笑います。今日のゲストは世界遺産写真家の富井義夫さんです。写真家なんてなれっこないと思っていた。だから初めは働きながら「趣味として」写真を楽しむつもりだった。それでももう少し、もう少しと勉強するうち、古美術の写真アシスタントに。転機となったのは偶然見つけた小さな新聞記事。アブシンベル遺跡がダムの底に埋もれる危機を、ユネスコが救った事を知り衝撃が走ったと振り返ります。
富井義夫さん Web
富井義夫さん Web
Posted by 福津京子 at 07:00│Comments(0)
│カメラマン