2020年08月31日
第1735回 僧侶で美術家 風間天心さん
日本では、古来から疫病が蔓延した際に、祈願として大仏が造立されてきた。だから今、みんなのエネルギーを前向きにする為のシンボルとして「コロナ大仏」を造立したい。そこで住む場所も表現もバラバラなアーティスト仲間でクラウドファンディングにチャレンジ。全国を行脚してみんなの声を聴いて回ったと語ります。今日のゲストは僧侶で美術家の風間天心さんです。武蔵野美術大学油絵コース大学院を修了。住職になる兄がいるので、自分は僧侶と美術家を分けずに活動している。托鉢をしながらカトリックの巡礼道を踏破するプロジェクト「The Distance」、禅宗の食事作法を扱ったイベント「日常茶飯事」など、宗教と芸術の相互作用を求めながら国内外で多様な活動を展開。転機となったのは2010年、大本山永平寺で修行をしたこと。様々な表現活動は、お寺の中で培われてきた事に気付いたと振り返ります。
大仏造立(ぞうりゅう)プロジェクト

大仏造立(ぞうりゅう)プロジェクト
Posted by 福津京子 at 14:50│Comments(0)
│アート