札幌人図鑑 › 2016年06月
2016年06月30日
第1159回 一般社団法人サステナビリティ・ダイアログ 牧原ゆりえさん
留学中に出会った北欧発の参加型リーダーシップトレーニングを、スウェーデン、デンマーク、スイスで実践してきた。今年の春から札幌へ移住。イベントやワークショップを開催し、持続可能な戦略フレームワークを伝えている。今日のゲストは一般社団法人サステナビリティ・ダイアログ代表理事の牧原ゆりえさんです。子供の頃から何でも努力し頑張ってきた。しかし結婚して子供を産んだ時にわからなくなった。子供ができて幸せと思う一方、子供がいると大変、子供がいると損と思ってしまう。初めての育児に奮闘しながら、あんなに待ち望んだ可愛い子供を邪魔だと感じる自分が嫌い。今のやり方は持続可能じゃない。もっと考える時間が欲しい。そんな時、テレビで「シングルマザーが幸せな国」として紹介されたスウェーデンの大学院へサステナビリティを学びに行く決意をし、実行に移した。夫は会社を辞め同行して主夫に。子供は公立の小学校へ入学。「お母さんなのになぜ…」と言ったのは日本人だけだったと振り返ります。
一般社団法人サステナビリティ・ダイアログ
一般社団法人サステナビリティ・ダイアログ

2016年06月29日
第1158回 札幌iPhoneカメラ部 御郷未奈さん
アイフォンで札幌の名所を撮った写真をウエブにアップしていたら、「これもアイフォンなの!?すごい!」「どうやって撮るのか教えて!」という要望が増え、撮影方法のほか、アプリを使った写真の加工・編集を教えるように。札幌iPhoneカメラ部を立ち上げると、メンバーはみるみる増えて現在は600名に。今日のゲストは札幌iPhoneカメラ部 部長の御郷未奈さんです。写真加工のアプリは相当たくさんあり、目に留まれば全て試している。そしてメンバーには、わかりやすくできるだけ簡単に操作できるアプリを紹介。最近はプロのカメラマンから「アプリ教えて」と言われることも。趣味のブログからビジネスまで、写真がきれいだと売り上げにも影響するので皆さん熱心。そしてハマると楽しくて、寝不足になっちゃうと笑います。
札幌iPhoneカメラ部 御郷未奈さんのWeb
札幌iPhoneカメラ部 御郷未奈さんのWeb

2016年06月28日
第1157回 ごはんやはるや 料理人 小室千春さん
食べ歩き好きのOLが「今日は焼き魚が食べたい」、人気店のシェフが「ちょっと美味しい味噌汁が飲みたい」、そんなお客さんで賑わうごはんやさん。現在は東京で「CHIOBEN」を展開している姉と二人で切り盛りし、17年間営業。昨年、北大前のゲストハウス一階に移転オープンした。今日のゲストは「ごはんやはるや」料理人の小室千春さんです。長万部出身。5人兄弟の3番目として育った。母は毎日手際よく手間暇かけた食事を作る人だった。なので物心ついた頃から姉と一緒に食事の支度を手伝い、家庭料理を自然にマスターした。実は母も5人兄弟。なので従兄弟も多く、親戚が集まれば相当な人数。そんな時は姉と二人で大人に混ざり、喜んで食事の支度を手伝った。思えば子供の頭数には入っていなかったと笑います。
ごはんやはるや Web
ごはんやはるや Web

2016年06月27日
第1156回 DV心のケア holoholo 竹内真子さん
幸せにするって言ってあげたい?言われたい?…でも幸せって、してもらうものでもしてあげるものでもないんだよ。嫉妬を理由に束縛するのはいけないよ。対等な関係であることが大切なんだよ。DVについて学んできた事を、母校での講演という形で伝える事ができた。高校生には「DVの話」ではなく「恋愛の話」を入り口に、私たちの周りにある身近な事としてお話している。今日のゲストは DV心のケア holoholo で活動している藤女子大3年生の竹内真子さんです。中学の時に両親が離婚。精神的にも大変な時、片親家庭の子供に勉強を教えるボランティアの大学生に救われた。優しくて頼りになって、なんでも相談できるお姉さん。私もあんな大学生になりたい!そんな想いが強すぎて、大学生になるのが待ちきれず、高校生から活動を始めてしまったと笑います。
DV心のケア holoholo Web
DV心のケア holoholo Web

2016年06月24日
第1155回 プランナー&プロデューサー 東村有三さん
中学の頃はラジオが大好きで、放送局に招待されるほどのリクエスト少年だった。大学では美学美術史を学ぶ。フォークソングやニューミュージックが全盛で、長髪にジーンズ姿の若者が闊歩。そんな中、よく出入りするようになった放送局で「音楽番組の台本を書けない?」と声をかけられた。今日のゲストはプランナーでプロデューサーの東村有三さんです。お手本のないまま自由に放送作家を始め、その後は美術評論、フリーランスでコピーを書いたりディレクションをしたり。気づけばいくつもの会社に自分のデスクがあった事も。真狩の畑の中のレストラン「マッカリーナ」は、全国で初めて村役場の税金を使って作られた。町村合併が進む中、美味しいジャガイモやゆり根を育てる農家に誇りをもたせたい村の想い。そして若手育成の場を作りたいという人気店のシェフ。双方の願いと地域住民の声をよく聞き、通訳をしながらプロデュースをしたと振り返ります。
東村有三さんFacebook
東村有三さんFacebook

2016年06月23日
第1154回 株式会社スペースタイム 中村景子さん
科学技術の専門家と一般市民との間の双方向的なコミュニケーションを確立する、科学コミュニケーターを養成する北大のCoSTEP。そこを一期生で卒業し現在は、グラフィックデザイン、WEB、コンテンツ、イベント、企画、プロジェクトなどを通して、学び集うことの大切さ、科学の楽しさを広めている。今日のゲストは株式会社スペースタイム代表取締役の中村景子さんです。子供の頃からサイエンスが大好き。大人になり、これからはコンピュータを使う仕事だと思い、勉強をし就職もしたけれど、この技術を使って自分は何をしたいのか考えるように。その後、波形で表現する音声の波形を研究し、共著で「フーリエの冒険」という本を出版。研究者にもわかりやすいと評判で、とてもよく売れた。この時、難しいことをわかりやすく説明するのは「私って得意かも!」と感じたと振り返ります。
株式会社スペースタイム
株式会社スペースタイム

2016年06月22日
第1153回 NPO法人 訪問と居場所 漂流教室 相馬契太さん
はじめは不登校の子の学習支援から始めた。しかしニーズがあるのは学習支援より話し相手だった。おしゃべりしているうちに学校へ行けるようになることが多いが、大人になっても訪問の終わらないケースも。そこでフリースクールから「訪問と居場所」にシフト。利用者が年を重ねても、人と関わる居場所を作ってあげたい。今日のゲストはNPO法人 訪問と居場所 漂流教室の相馬契太さんです。札幌南高出身。自分自身は学校が楽しくてたまらなかった。だから不登校という存在を知った時はとても驚き、フリースクールでボランティアを始めたのがそもそものきっかけ。いま札幌には1600人の不登校がいる。そんな子たちのプライドを折らず「誰でもこれるよ」「いつでもどうぞ」と言ってあげられる場所を作りたいと語ります。
NPO法人 訪問と居場所 漂流教室
NPO法人 訪問と居場所 漂流教室

2016年06月21日
第1152回 sleepy.ab ボーカル&ギター 成山剛さん
学生時代に仲間とバンドを組んだ。聞いている人がリラックスして思わず眠くなってしまうような音楽がいいねということで、バンド名はスリーピー(sleepy.ab)に。20年経った今も、そのコンセプトは変わっていないと笑う。今日のゲストはsleepy.ab ボーカル&ギターの成山剛さんです。音楽の思い出といえば小学6年生の時。親戚の結婚式に出席するため学校を休み、3日ぶりに登校すると「合唱のソロパートに決まったよ」と聞かされてびっくり!とにかく恥ずかしがり屋だったし嫌で嫌で。それでも毎日泣きながら練習した。曲は、さとうきび畑。「今日も見渡す限りに 緑の波がうねる 夏の日差しの中で…」渾身のソロパートに、1000人以上の観客がスタンディングオベーション。全身が総毛立ったと振り返ります。
sleepy.ab/スリーピー Web
sleepy.ab/スリーピー Web

2016年06月20日
第1151回 美脚ゴルファー KANA☆MIHO
現役モデルと一緒にラウンドができる!?ゴルフコンペの演出や、大切なお客様とのビジネスゴルフを和ませるラウンドガール。「会いに行けるアイドル」ならぬ、「一緒にゴルフができるモデル」としてゴルフ雑誌でも注目を集めている。今日のゲストは美脚ゴルファーのKANA☆MIHOさんです。モデルの他にメディカルハーブコーディネーターの仕事もしていた活発なKANAさん。人見知りで目立つのが嫌いなのに、子供の頃から背が高くてどうやっても目立ってしまうという大人しいMIHOさん。そんな二人がモデルの仕事で一緒になると「よく似ている」「双子みたい」「今日はどっち?」と聞かれるように。ある日二人で楽屋でくつろいでいたら、たまたま通り掛かったゴルフ雑誌の編集長から声をかけられたと振り返ります。
KANAさんFacebook
MIHOさんFacebook
KANAさんFacebook
MIHOさんFacebook

2016年06月17日
第1150回 フリーMC 森 基誉則
ラジオ・テレビ・MCのほか、執筆・専門学校講師などマルチに活躍。実は子供の頃は体も小さく体力もなく本ばかり読んでいた。しかし中学を卒業し体が大きくなるにつれ、性格もどんどん活発になったと振り返る。今日のゲストはフリーMCの森基誉則さんです。就活もしないまま、バイトで出入りをしていたFM局・Air-Gに制作として入った。ある時、担当していた番組MCに穴が開き、急遽自分に白羽の矢が。しゃべりは経験がなかったしADもしながら二足のわらじは大変だったが、裏方の経験を積んでこられた事は今も財産だと思っている。これまで流されるまま目の前の仕事をしてきたが、迷う事はなかった。利酒師や国際A級ライセンス取得の裏話、テニスで大活躍している息子さんのお話も。
森 基誉則さん ウィキペディア
森 基誉則さん ウィキペディア

2016年06月16日
第1149回 フォトグラファー 外舘翔太さん
羊蹄山を6時間かけて登り幻想的な夜の風景を撮ったり、八剣山に登って切り立った崖の上に美しいモデルを座らせ撮影したり。山登りは大好き。いつ、何時頃、どこへ行けば、どんな風景が撮影できるかを知っている。北海道のフォトグラファーとして武器になるのは、ロケーションをどれだけ知っているかだと思う。今日のゲストはYEAGER CREATIVE 代表、フォトグラファーの外舘翔太さんです。美容師を目指して釧路から札幌へ。現在も美容師としての仕事の傍ら、写真や映像の仕事をしている。あるシンガーソングライターのMVを制作した時、渾身の編集が全く通用せず大打撃。ミュージシャンが際立つようにつくったのに「君らしく、好きなように」と言われ、編集を一からやり直し、OKをもらえた時は本当に嬉しかったと振り返ります。
YEAGER CREATIVE のFacebook
YEAGER CREATIVE のFacebook

2016年06月15日
第1148回 北海道ダブルダッチ協会 日高龍太郎さん
家族単位でチームを作りパフォーマンスを行うファミリーダブルダッチも人気。大通り2丁目での練習を見ていた親子から「教えて」と声をかけられたのが始まり。日本の技術はトップレベルで、日本ダブルダッチ協会のインストラクターとして海外で審査員をすることも。今日のゲストは北海道ダブルダッチ協会会長の日高龍太郎さんです。狸小路2丁目でよく顔を合わせたパフォーマー達と「冬場の練習場所が欲しい」と盛り上がり、クラウドファンディングを立ち上げた。ダブルダッチの活動を継続しながら若手ストリートパフォーマーと手を組み、自分たちの「練習・カルチャー発信・交流」拠点を作るプロジェクトをゆっくりとだが動かしている。最終目標は地域密着型のパフォーマーのたまり場を作ること。年中、練習やパフォーマンス、そしてワークショップができる倉庫を持ちたいと語ります。
*日高さんは2013年11月12日以来、2度目のご出演です
北海道ダブルダッチ協会
*日高さんは2013年11月12日以来、2度目のご出演です
北海道ダブルダッチ協会
