札幌人図鑑 › 2019年08月
2019年08月28日
第1639回 北海道産ドッグフード だいち 小林宏幸さん
ご飯を食べなくなったワンちゃんや病気のワンちゃんを救うドックフードを作っている。カリカリや缶詰じゃない生肉のドッグフード。ワンちゃんが元気になると、心配でノイローゼ直前だった飼い主まで元気になり感謝の手紙が届くと語ります。今日のゲストは北海道産ドッグフードだいち、代表取締役の小林宏幸さんです。大学卒業後、食品会社へ就職。工場・経理・営業など一通り経験し、会社はどうやって回っているかを学んだ。最高基準の食品知識を身につけたものの残念ながら会社が倒産。何をしようか考えていた。すると友人から「愛犬がドッグフードを食べない」と打ち明けられ、そんな犬がいることに驚き、何が入っているのか袋の裏を見た。使っている成分を見た時は衝撃を受けたと語ります。
北海道産ドッグフードだいち
北海道産ドッグフードだいち
2019年08月27日
第1638回 北海道教育委員会 委員 鶴羽佳子さん
HBCアナウンサー、NHKキャスターを経て、現在は研修講師をしている。新人社員研修では電話の取れない人も多いけれど、トレーニングを重ねれば「企業電話応対コンクール」で全道優勝するまでに。札幌東商業高校の生徒も4年連続出場しているが、やり続ける事で先生達の意識も変わってきたと感じる。「ことば+コミュニケーション」が大切なことを伝えたいと語ります。今日のゲストは北海道教育委員会委員の鶴羽佳子さんです。キャリアを買われ教育委員会に関わるように。すると北海道の子供達は全国と比べ体力が著しく低いことを知る。そこで地域の小学校で「運動教室」を始めた。遊びながらかけっこや鞠つき、ケンケンパだって運動のきっかけになると力を込めます。
北海道教育委員会
鶴羽佳子さんのオフィシャルブログ
北海道教育委員会
鶴羽佳子さんのオフィシャルブログ
2019年08月26日
第1637回 メンタルトレーナー 青山夕香さん
仕事は主に大学で講師をしたり、企業で研修をしたり。数えてみると年間500本にもなっており我ながらびっくり。去年から「勝ち組ビジネス講座」を開催。いろんな業種の人が集まるし、若い人から学ぶことも多いので楽しいと語ります。今日のゲストはメンタルトレーナーの青山夕香さんです。ミス札幌を経て司会業に。みんな仲良くでは没個性だ!敵がいてなんぼ…むしろ「嫌われてるよ」をエネルギーに仕事をしていた。ところがある日、こんな働き方では面白くない、もっと愛されるキャラクターになりたいと一念発起。メディアの仕事を一切止めて講師業一筋に。収入はガクンと減ったが、ニーズに応えて資格を増やし一生懸命勉強して一生懸命に教えていたら、以前より稼げるように。気づけば教え子が仕事をくれるようになっていたと笑います。
青山夕香さんブログ
青山夕香さんブログ
2019年08月21日
第1636回 ときどき落語家 月の輪熊八さん
高校教師を定年し、現在は北海道高等学校長協会事務局ほか、大学や専門学校で非常勤講師をしている。一方、ときどき飲食店で開催される寄席や町内会などからお声がかかり月に5〜6回高座に上がっている。懇親会でお客さんに小話など教えると、やたら盛り上がると笑います。今日のゲストはときどき落語家の月の輪熊八さんです。大学進学のため静岡へ。土地勘がなく心細いなか、下宿の隣の学生に誘われ連れて行かれたのが落研だった。最初に着物を作らなくてはいけなくて両親に泣きつくと、高校時代からは想像がつかないと驚愕されながらも買ってくれた。そこからは夢のような学生時代。老人ホームを慰問したり学内のイベントで司会をしたり。卒業して高校教師になってからもその楽しさが忘れられず、学内に落研を作り生徒たちに落語を教えた。思えば落語がなかったら、大人しかった自分は教師になっていなかったかもと振り返ります。
*お問い合わせは札幌人図鑑まで
過去のイベントはこちら
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2019年08月20日
第1635回 ゲストハウスオーナー / 絵師 林匡宏さん
500メートル美術館で展示中の「思考するドローイング」は、誰かの頭の中の街の将来像をビジュアル化した作品。通常、ポストイットを使い言葉で交わす議論をイラストにすることで共有しやすくなる。5〜6個の作品を並べると12メートルになったと語ります。今日のゲストはゲストハウスオーナーで絵師の林匡宏さんです。建築事務所に就職して土地開発研究チームで仕事をしていた。コンサルをする中で、まちづくりの面白さにのめり込んでいき30歳から市立大学大学院へ。研究対象に江別市を選び、古民家再生やミズベリングなどまちづくりを実践的にやっていた。もっと地に足をつけて事業をやりたいと思いゲストハウスを作ると、たった1週間でコミュニケーションカオスなスペースができたと笑います。
林 匡宏さん Facebook
林 匡宏さん Facebook
2019年08月19日
第1634回 ミュージカルユニットもえぎ色 役者 蝦名紗友水さん
9月22日に教育文化会館大ホールで、劇団立ち上げ15周年を記念した公演を行う。ある田舎町で様々な背景の3人の女性が、諦めていた歌を通じて再生していく物語。生バンドやプロのバレリーナ、子供達も大勢参加する賑やかなステージになるので、ぜひ観に来て欲しいと力を込めます。今日のゲストはミュージカルユニットもえぎ色の役者・蝦名紗友水さんです。小・中学校と引きこもりでほとんど学校へ行かなかった。やりたいことが見つからないまま通信で勉強していた高校時代、アニソンを歌うことが大好きだった延長で声優になりたいと思うように。初めて見つけた「自分のやりたいこと」。専門学校へ進学すると、先生が勉強になるからとミュージカルを観に連れて行ってくれた。それが、もえぎ色との出会いだったと振り返ります。
ミュージカルユニットもえぎ色 Twitter
ミュージカルユニットもえぎ色 Twitter
2019年08月14日
第1633回 ピアニスト 関治子さん
「樂♪together」というイベントを始めて今年で3年目。「楽しく気楽に音楽を共に楽しみましょう」というコンセプトで、毎年テーマを決めて開催している。例えば40分ものショパンの曲をプロアマ織り交ぜ大勢でマラソン演奏をし、終了後はワインとサンドイッチで観客とパフォーマーが一体となり語らう。これが自分のやりたかった、イギリス的な音楽の楽しみ方だと語ります。今日のゲストはピアニストの関治子さんです。3歳から始めたピアノでプロになることを意識したのは16歳の時。仕事の都合でケンブリッジへ行くことになった父に説得され、高校を休学しイヤイヤ付いて行くことに。ところがイギリスの音楽活動は堅苦しくなく楽しかった。もともと自由に演奏するタイプだった自分のスタイルを評価され、先生から「すぐプロに!」と言われた時は嬉しかった。これからはプロ活動の他に、生涯学習としてのピアノを広めたい。言葉とピアノで日英の橋掛けをしたいと語ります。
樂♪together ツイッター
樂♪together ツイッター
2019年08月13日
第1632回 バイオリニスト 板倉竹香さん
先生としては、それぞれの生徒さんに合わせて教えることは大変だけど成長を見られることが嬉しい。演奏家としては営業やマネージメントなど、音楽以外に自分でやらなくてはいけない事が沢山あることを知り奮闘している。先生と演奏家、今はそれぞれの良さと難しさを実感する毎日だと語ります。今日のゲストはバイオリニストの板倉竹香さんです。友人と遊ぶ時間を制限し、恩師の他にも母と二人三脚で練習漬けの少女時代を過ごした。桐朋学園大学音楽学部を卒業後、音楽の都プラハへ留学。目に映る景色は自分の憧れるヨーロッパそのもの。映画「のだめカンタービレ」にソリストとして出演したPavel Eret氏のもとで研鑽を積んだ。いまの目標は札響のコンサートマスター大平まゆみさん。いつか自分も北海道を代表するバイオリニストになりたいと力を込めます。
バイオリニスト板倉竹香さん Web
バイオリニスト板倉竹香さん Web
2019年08月12日
第1631回 ファッションプロデューサー 渡部寿貢さん
パリコレに出品するドレスのテキスタイルを白石区の町工場で作った。売れるものより感動するものを目指し、他社には真似できない技術を磨いた。世界20カ国に輸出してきた実績に胸を張りたい気持ち。これからは次世代のデザイナーを世に送り出したいと力を込めます。今日のゲストはファッションプロデューサーの渡部寿貢さんです。札幌パルコでバイトをしていた大学時代、山本寛斎のファッションショーを見て感動で胸が震え、卒業したら山本寛斎の弟子になろうと決めた。偶然とラッキーが重なり勤める事ができ、毎日深夜まで嬉々として仕事をしていたが、家の都合で札幌へ帰らなければいけなくなる。ガックリ肩を落とし会社に報告すると、パリコレのドレスの製造と販売を、札幌でやってみてはと提案され驚いたと振り返ります。第4回ものづくり日本大賞で経済局長賞受賞。
渡部寿貢さんFacebook
*愛犬源太くんは、2年連続で
秋田犬日本一になりました!
渡部寿貢さんFacebook
*愛犬源太くんは、2年連続で
秋田犬日本一になりました!
2019年08月07日
第1630回 北海道大学新聞 編集部 櫻井貴文さん
2011年12月に惜しまれつつも廃刊になっていた大学新聞を、昨年「THE MAINSTREET」としてWebで復刊。当時のOBに連絡を取り承認いただき、新聞の作り方や文章の書き方をレクチャーいただいた。昨年の北海道胆振東部地震の際は、発災当日に第一報を出したと胸を張ります。今日のゲストは北海道大学新聞編集部の櫻井貴文さんです。小6の頃、中学受験用の本を作る仕事をしていた父の為に、本に出てくるキャラクターの原案を作り採用された。本ができていく過程は面白く、今の自分の原点だったと思う。中1の3月、東日本大震災で帰宅難民を経験。災害報道に敏感になりテレビや新聞にくまなく目を通すようになったと振り返ります。
THE MAINSTREET
THE MAINSTREET
2019年08月06日
第1629回 エレガント・マナーズ・ジャパン代表 半田典世さん
働く女性や婚活中の女性、育児中のお母さんなどに、TPOに合わせた所作やテーブルマナー、似合う服装を伝授。自分に自信がないと全てがストップしてしまう。目指すところは、求められる見せ方を知ることで自分に自信をつけてもらう事だと語ります。今日のゲストはエレガント・マナーズ・ジャパン代表の半田典世さんです。前職は高級ブランドバッグを中心とした個人輸入業。海外の業者とお付き合いをする際、自分で身につけたマナーや装いが助けになった。そこで東京のマナースクールに通い、改めて正式な技術や理論を学び資格を取った。いろいろあっても着るものでマインドがリセットされる事を数多く経験。洋服の力ってすごいと振り返ります。
エレガント・マナーズ・ジャパンWeb
エレガント・マナーズ・ジャパンWeb
2019年08月05日
第1628回 株式会社 北海道TSUTAYA 塩津萌さん
今年2月札幌都心部にオープンした、シェアオフィスとゲストハウスが一体となった複合施設「CONTACT」で、ゲストハウスの接客やシェアオフィスの会員管理、カフェ機能も含めコンシェルジュ的な仕事をしている。お話しながら人と人を繋ぎ、新しい「好き」が生まれる場所にしたい。今日のゲストは株式会社北海道TSUTAYAの塩津萌さんです。函館出身、慶應義塾大学理工学部研究科卒。子供の頃から数学が好き。一方で心理学も好き。理系と文系のハイブリッドな利点を生かし、日々の業務も数字に置き換えて考えている。この仕事に入るきっかけは、大学時代にオープンした代官山蔦屋。お洒落で居心地の良い空間が気に入り、毎日のように通っていた。そんなある日、2店舗目が地元函館にオープンすると聞き居てもたってもいられなくなったと振り返ります。
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