2016年08月12日
第1190回 折り紙工学家 繁富(栗林)香織さん
折り紙の折りたたみパターンを利用した医療器具「折り紙ステントグラフト」の開発を行って以来、マイクロ・ナノ加工技術を用いて細胞を折り紙のように折り立体的に培養できる「細胞折り紙」技術を開発するなど、折り紙工学博士としてさまざまな研究を重ねる。2013年に「世界で注目すべき女性研究者25人」のロボット分野で、アジアから唯一選出。2014年には電気・電子工学と医療バイオ分野において、若手研究者ベストプレゼンテーション賞を世界で唯一受賞した。今日のゲストは折り紙工学家の繁富(旧姓:栗林)香織さんです。開成高校時代、毛利衛さんをみて宇宙飛行士に憧れた。大学では宇宙で展開できるソーラーパネルの開発を目指し、自然界でのモデルとしてラワン蕗の葉の展開と折りたたみ研究を行う。日本人なら誰もができる折り紙の技術は、海外の研究者から「ORIGAMI」と呼ばれ注目を集めていると語ります。
北海道大学 細胞生物工学研究室

北海道大学 細胞生物工学研究室

Posted by 福津京子 at 07:00│Comments(0)
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